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シワ・たるみ対策は食べ物から!今日から始める抗酸化・抗糖化生活



料理をする女性
 
老化とは体内で活性酸素が発生して細胞が破壊されることによって起こると言われています。もし、活性酸素が発生しなければ、人間は120歳まで生きることも可能なのだとか。アンチエイジング成分としてもさまざまな抗酸化成分が取り上げられていますよね。


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しかし、本当にアンチエイジングを考えるなら酸化と同様に防ぎたい体内で起きている現象があります。それが「糖化」です。

 

糖化ってなんだろう?

糖化とは体内でたんぱく質と糖が結びつくことによって起こる反応のこと。酸化がサビつきなら、糖化はコゲつきと例えられることも。実際の年齢よりもはるかに老けて見える人の体内では例外なく、この糖化反応が起きていると言われています。

もう少し専門的に説明しましょう。糖化とは血液中のヘモグロビン(タンパク質)がグルコース(ブドウ糖の一種)と反応することで起こります。血糖値が高い方は血液中のグルコース濃度が高くなっているため、より体内で糖化反応が起こりやすいと言われています。

血液中の血糖値が高くなるといえば、糖尿病を思い浮かべますよね。糖尿病の患者さんの体内で糖化が起こると神経障害や腎症などさまざまな糖尿病合併症を引き起こすとともに、老化が加速的に進行します。実際に重度の糖尿病を患っている方の肌はシワやたるみ、くすみなどが多く見られ、実年齢よりはるかに老けて見られることが多いのだそうです。

 

糖化が起こると肌にはこんな影響が

体内で糖化反応が起こると肌は徐々にハリを失い、シワやたるみが目立つようになってきます。これは糖化によって肌の弾力を保っているコラーゲンが破壊されてしまうためです。

また糖化が起こると、老廃物が排出されずに肌の細胞にとどまりやすくなるため、顔色がくすんで黒ずんで見えることもあります。加齢によって肌が黄ばんだり、くすんだりするのは実は糖化が原因なのです。肌の老化を防ぐためには抗酸化だけではなく、抗糖化も意識する必要があると言えるでしょう。

 

糖化を防ぐためには

糖化を防ぐためには、血糖値を急激にあげないようにすることがポイント。ダイエット方法としても有名な低インシュリンダイエットは体内の糖化反応を防ぐためにも有効な食事療法です。

低インシュリンダイエットとは血糖値を急激にあげない食品を摂ることで、食事の量を極端に減らすことなくダイエットできるというもの。野菜や海藻類など繊維質の高い食品や玄米や全粒粉のような精製度の低い栄養価の高い食品を摂ることで、血糖値が急激に上がるのを防ぐことができるのです。

食事を摂るときにはまず、繊維質の多い野菜や海藻から食べ始め、続いて魚や肉などのメイン、そしてご飯やパンといった炭水化物を摂るようにしましょう。糖化しにくい食生活を送ることで、アンチエイジングだけではなく、ダイエット効果や生活習慣病予防効果も得られます。

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