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赤ちゃんの頃から貯め続けた「シミ貯金」、満期になると肌表面に出てくるって本当?



シミ・シワ

 

紫外線の影響は、ほてりや乾燥のように肌の上にすぐに現れてくるダメージもあれば、シミ、しわのように時間が経ってから現れてくるダメージもあります。
毎日浴びている紫外線は、そのダメージを肌の奥に蓄積させてしまう性質を持ち、ある時点で許容量を越えた時に、シミ、しわとなって現れると言われています。なんとその蓄積は、あなたの赤ちゃんの時から始まっています!

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母子手帳から消えた日光浴の項目

少しさかのぼりますが、1998年に<母子手帳>から、それまで赤ちゃんの健康のために推奨されていた<日光浴>の項目が削除されました。
紫外線を浴びることでDNA(遺伝子)が傷ついてしまうことが証明されたため、最悪皮膚がんにつながるリスクを回避しての対策です。
科学者の中では常識とされていますが、紫外線が肌へ及ぼすマイナスの影響は極めて大きいのです。
肌に対する影響としては、第一に<シミ>。
紫外線を浴びるとメラノサイトがメラニンの生成を始め、シミができやすくなります。第二に<シワ>。紫外線は肌の再生を促すコラーゲンやエラスチンに悪影響を及ぼし、肌の弾力を奪うことでシワやたるみの原因をつくります。
同時に紫外線は、肌の水分を奪い、免疫力を低下させるため、乾燥や肌荒れといった兆候も招きます。
なんか、いいことが何もなさそうですね。

 

 

いつの間にかシミ貯金が貯まっているかも

あなたには、赤ちゃんから現在まで生きてきた間に浴びてしまった紫外線ダメージが肌の奥のほうに<貯金>されています。
過去に浴びた紫外線でも、その影響が今から5年後10年後に肌表面にでるてくる可能性があります。
20代までに紫外線を浴びながらアウトドアで無茶をした女性が、30代になって、紫外線を浴びないライフスタイルをしていても、ある日から顔の上にシミがどんどん浮き出てくる、という現象があります。
これは<シミ貯金>が満期になった例といってもいいかもしれません。

 
一説によれば、一生に浴びる紫外線量の半分以上は、既に20歳までに浴びてしまっている、とのこと。恐ろしいですね。

 
子供の頃、外で真っ黒に日焼けした記憶がある人は、これ以上紫外線を浴びて少しの<シミ貯金>も許しては駄目、ということになります。
UVケアと美白ケアは、今のダメージ貯金を肌の上に表面化させないためにも、未来の肌を守るためにも必要不可欠といっていいいでしょう。

 
ちなみにUV対策は夏の晴れた日だけ、というのはNGですよ。
紫外線は季節を問わず一年中注がれますし、薄曇りの日も紫外線量はほとんど変わらないというデータがあります。<シミ貯金>。満期にさせず、肌に現れるのを阻止するために、できることを頑張りましょう。

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