冷え性改善に活用したい入浴剤の種類と選び方＆手作り入浴剤

 
寒い時期はお風呂が気持ち良い季節です。冷え症の方は、お風呂に使った瞬間に足先からジワリと血液が流れるような感覚があるのではないでしょうか。
肩こりや腰の痛み、膝の痛み、筋肉痛などにも効果的です。

 
体は温めることを喜びます。何か調子が悪い時にも、温めることによって自然治癒力もアップするのです。
できれば、シャワーだけで済ませずに、毎日しっかりとお風呂に浸かると良いでしょう。

 

こんな効果が欲しいときにはこの入浴剤を

さて、みなさんは、入浴剤などは使っておられますか？
近頃は様々な種類の入浴剤が出ています。ですが、全てが血行を良くしてくれて冷え症改善のためのものばかりではありません。ご自分に合った効能のものを選びたいものです。
しっかりと製品のパッケージの表示などを確認するようにしましょう。

・保温効果が欲しいのであれば、「無機塩素系」のものを。
・肩こりや疲れを改善したいのであれば、「炭酸ガス系」のものを。
・血行促進したいのであれば、「薬用の植物系」のものを。
・角質を取りたいのであれば、「酵素系」のものを。
・湯上りを爽快にさっぱりしたいのであれば、「清涼系」の入浴剤を選ぶようにすると良いでしょう。

 

手作りも楽しい！入浴剤として代用できるもの

わざわざ入浴剤を買わなくても、家にあるものでも代用が可能です。

・自然塩は冷え症や水太りの改善に効果があります。荒塩をひとつかみ入れましょう。

・ショウガは冷え症による不眠改善に効果的です。
　ショウガ一個をすりおろしたものを袋などに入れて湯船に入れましょう。

・ショウブは疲労回復や冷え症に効果があります。
　綺麗に洗ってそのまま湯船に浮かべます。

・ダイコンの葉は冷えによる婦人病の改善などに効果があります。
　天日で乾燥させたものを、煮出した汁を湯船に入れましょう。

・ミカンの皮も冷え症改善に効果的です。香りによるリラックス効果も期待できます。
　皮を天日で干したものを布袋などに入れて湯船に入れます。

・ヨモギは冷えによる子宮筋腫や月経異常などに効果的です。
　天日乾燥させたものを湯船に入れましょう。

 

好みの色や香りのものを選んで

お風呂に入るということは、体を清潔に保つだけではなく、体をしっかりと温め、一日の疲れを取りリラックスするためのものです。
せっかくのリラックスタイムですから、この中でもできればご自分のお好きな色や香りのものを選ぶようにすると効果が倍増しそうですね。効能には個人差もあると思いますので、色々とブレンドなどもして、あなたのお気に入りのもので冷え症改善を試してみてはいかがでしょうか。