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膝から下のリンパを流す手順:むくみを解消し、足の疲れを取る方法



足元
 
特別な激しい運動をした後の筋肉痛ではなく、日常生活で足が疲れてしまうのは、血液、酸素が足先に停滞してしまうからです。ふくらはぎは「第二の心臓」と言われるように、足まで来た血液や酸素を再び心臓、肺へ送り返す役割を担っていますが、循環が滞ると足のむくみや冷えを引き起こしてしまいます。疲れた時には、枕の上に足を乗せて、足の位置を心臓より高くして寝るとよいと言われる理由はそこにあります。同じ理屈で、壁にお尻を押し付けて仰向けになり、足先を天井に向けて立てるのも疲労回復に役立ちます。


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10分程度の時間があれば、自分で自分の脚を丁寧にケアできます。ここでは、脚、下半身の老廃物質を外へ押し出して、ほっそりとした脚を保つためのマッサージ、ツボ押し、リンパ流しの方法をご紹介しましょう。

 

脚、下半身のケア方法

1、 床に座り、両足を前に投げ出します。両手は後ろの床につき、息を吸って、吐きながら足先を左右にゆらゆらと揺らします。その揺れる振動が体中に伝わって、体がゆるんでゆくのを感じましょう。

2、 左の膝を折り曲げて、右のふとももの上に置きます。両手で足指を1本ずつ股を裂くようにほぐしてゆきます。痛い所、固い所、冷たい所は治療点です。違和感のあるところを丁寧にほぐします。

3、 左の足指の間に、右手の指を1本ずつ足指の間に、握手をするように入れ込みます。足首をくるくると回転させます。1日30回足首を回すと病気にならないと言われています。

4、 両手で左のふくらはぎを揉んでマッサージしましょう。脚の骨の際もしっかりとほぐします。骨から肉を引きはがす気持ちで行います。固くなっているところは特にケアしましょう。痛みを感じる場合は、吐く呼吸と共に刺激すると痛みが遠のきます。

5、 左の膝の裏側に、両手の親指を入れ込むようにして、指圧します。膝のお皿の裏には「委中:いちゅう」というツボがありますが、このツボは腰痛の特効薬と言われます。ぐりぐりしているところ、ぴりぴりと刺激を感じるところをほぐします。普段からこのツボほぐしを行うと、ギックリ腰の予防になります。

6、 左の足先から、膝まで自分でほぐしを行ったら、膝を立てて足裏は床を踏ん張ります。大きく息を吸って、ふーっと吐きながら、膝から足先に向かって両手の平でリンパを流します。何度も強めの力で押し流しましょう。足に溜まった老廃物を足先から外へ押し出す気持ちで行います。

 

膝下が終了したら膝上もケアを

引き続き、膝上から腰回りまでも自分でケアしてみましょう。
詳しい方法は、「膝上から腰のリンパを流して足のむくみ、疲労を解消する方法」をご覧ください。

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この記事は当ブログのライター「小笠原ちひろ」が書きました。

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