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冷え症予防に効果的な足のツボ…セルフで行うお灸・ツボ押し



足元
 
ハリ・灸と言えば昔からあるものですね。3000年も前に中国で生まれてから、日本へ伝えられたようです。東洋のものというイメージがありますが、近頃はアメリカなど欧米諸国でもハリ・灸やツボ治療が流行っているようで様々な治療に取り入れられているようです。


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お医者さんへ行っても、冷え症くらいで検査に何も異常がないとしたら、「温かくしておけば治る」と言われてしまいそうですよね。そんな検査には何もでないけれど調子が悪いと言うような時に、ツボの刺激などで自分で予防ができるので取り入れてみると良いでしょう。

 

経路を介して全身のバランスを整える

ハリ・灸の治療をするような時には、「経路」と呼ばれる、体中に張り巡らされている連絡網を重要視します。エネルギーが経路を流れていくと考えられていますので、もし何か体に不調がおこると、ツボが痛くなったり、腫れたりなどなんらかの異常がでてくることがあるようです。ですから、逆にこのツボを刺激することによって、不調も改善することがあると言うわけです。
このようにして全身のバランスを整えておきますと、不調があまり出なくなってきて元気な体になってくるようです。
冷え性のように、全身の調子から来る症状の場合は、東洋医学が得意とするところですので上手に活用すると良いでしょう。

 

冷え症に効く脚のツボ

湧泉

冷え症に効くと言われている脚のツボを今回はご紹介したいと思います。
まずは「湧泉(ゆうせん)」と呼ばれるツボです。足の裏にあります。足の親指と人差し指の間で、足の裏全体の長さの上から三分の一位のところにあります。
足の両側を手でつかんで寄せた場合に、「人」の字ができますが、その人の文字の線が交わるところでもあります。湧き出る泉と書いて、「湧泉(ゆうせん)」と呼ばれるように、エネルギーが湧き出てくるところと考えられているようです。

 

三陰交

また、「三陰交(さんいんこう)」と言うツボもあります。うちくるぶしの骨のでっぱりの頂点から指4本分上の方にあります。こちらは冷え症だけではなく、生理痛にも効くツボとも言われています。筆者は、中学生の時に保健室の先生に教えてもらいました。
女性は覚えておいて損はないツボと言えるでしょう。

 

セルフケアならまずはツボ押しから

ハリは自分では難しいかと思いますが、近頃は簡易型の自宅でできるお灸もありますし、活用してみると良いでしょう。ただお灸の場合は、あまりよくばって沢山してしまうと、湯あたりならぬ「灸あたり」になるようですので要注意です。
最初は一つか二つからはじめると良いですね。

お灸はちょっと難しそう……と思われる方には、手でギュッとツボを押すだけでも効果があります。毎日お風呂に入った時などに冷え症予防のためにやってみると良いでしょう。

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