飛行機で足がパンパンにむくむ理由は「気圧と血流の関係」むくみを防止する3つの方法!
長時間のフライト。国内旅行はもちろんですが、海外旅行となると、ますますドキドキワクワク・・・。
ですが、皆さんの中には、こんなご経験をお持ちの方もいらっしゃるはず。
毎回、飛行機から降りるとひどく脚がむくんでいる・・・。
これはいったい、どうしたことなのでしょうか?
気圧の変化が血流を悪くさせる
これは、気圧の変化により身体が圧迫を受けた状態となり、血流が悪くなるために起こる現象なんです。
さらに、重力が作用し、身体の水分が脚に溜まりやすくなるんですね。
フライト中の高度は、国内の移動ではおよそ9000メートル、海外へ向かう場合には、最高で13000メートル。このときの機内の気圧は、海抜2500メートル前後に匹敵します。
たとえば、高山へ登山すると、なんとなく空気が薄くなったような息苦しさを感じることがあるでしょう。
これこそが、気圧によって起こる身体の変化であるというわけです。
そうは言っても、飛行機を利用する機会が多い方にとっては、毎回脚のむくみに悩まされるなんて、イヤですよね?
そこで、飛行機の機内で行える、簡単な脚のむくみ対策をご紹介します!
フライト前の準備が肝心!
靴の履き替えはむくみ防止の基本!
まず、フライト前には機内用の室内履きを用意します。
最近では「折りたたみ靴」や「折りたたみスリッパ」などが数多く販売されており、コンパクトに折りたためるため、荷物というほどの荷物にはなりません。
そして着席と同時に履き変えましょう。
グーパー運動で血流を促す
これだけでも、ずいぶん血流が悪くなることを防ぐことができますが、機内での軽い足指の運動を行えば、さらに効果的です。
運動はいたって簡単。室内履きのままでもよいので、足指で「グー、パー」を繰り返します。
エコノミークラスで窮屈な状態であっても、この運動を行うのと行わないのでは、雲泥の差。飛行機を降りるときに実感するはずですよ。
また、あらかじめ着圧ストッキングやソックスなどを着用するのも、かなりオススメですね。
通路のお散歩も効果的
そして、できればフライトの間に数回、通路を歩くといいですよ。
そうすることにより、筋肉の緊張だけではなく、多少なりとも、血流をよくすることができます。
機内の湿度は、なんど25%以下!
そしてもうひとつ。機内の湿度は、なんと!25%に満たないことがわかっています。
ということは?
美脚の大敵であるむくみだけではなく、美お肌の大敵である「乾燥」にも十分に気をつけなければならないということ。
つまり、フライトの当日は、お肌の保湿をしっかりと行っておく必要があるということですね。
水分は十分に摂取しましょう
注意して頂きたいことは、むくみが怖いからと水分摂取を控えるのではなく、逆に多く摂取することを心がけるということ。
水分摂取を過度に控えてしまうと、水分代謝が悪くなり、さらにひどいむくみが起きてしまったり、脱水症状を引き起こしたりすることがあり、危険です。
さらに、水分摂取が少ない場合、お肌の乾燥は免れない状態となります。
空港に降り立ったとたん、脚がむくんで辛い・・・。
お肌がパリパリ。勘弁してよ!
そんなことにならないために。
機内で行える簡単な脚のむくみ対策と乾燥対策を、ぜひ実践してみて下さいね