あなたのお肌、インナードライになってない？隠れ乾燥肌の原因と対策

 
肌の表面は脂っぽくてテカテカしているのに、肌の内部は砂漠のようにカラカラ……そんなインナードライ肌(隠れ乾燥肌)に要注意です！

インナードライ肌は、肌表面には皮脂がたくさん分泌されるのに、肌の内部は水分不足で乾燥しているというとても面倒くさい肌の状態です。

 
そして何よりもインナードライ肌は自分でも気づきにくいため、間違ったスキンケアを続けていくうちにどんどん症状が悪化してしまいます。

皮脂の過剰分泌を改善しようと、毎日しっかりと念入りな洗顔やスキンケアをしているのさらに皮脂の分泌が増えたり毛穴の開きがひどくなる、ニキビが発生……などの症状に心当たりがある場合あなたはインナードライ肌かもしれません。

 

まずはインナードライ肌の可能性をチェック！

インナードライ肌は、表面的には潤っているように感じるので自分では気づきにくい症状ですが、いくつかの特徴があります。

●洗顔後すぐは肌がつっぱり、少し時間がたつとべたつく。
●毛穴の開きや黒ずみが目立つ
●季節を問わずに化粧崩れがひどい
●皮脂が過剰分泌しているにもかかわらずツッパリを感じる
●脂性肌に適したスキンケアを続けても効果が出ない

上記のような症状に心当たりがある場合、インナードライ肌の可能性があります。

一番確実にインナードライを診断する方法は、デパートなどのコスメカウンターで肌の水分と油分を計測してもらうことです。
インナードライ肌ならば油分の計測値は高くなり水分量が極端に少ないという結果になります。

 

インナードライ肌のスキンケアに必要なのは？

インナードライ肌のスキンケアは保水と保湿です。

肌の表面は皮脂によってべたついているので、油分を抑える脂性肌のスキンケアをしてしまいがちですがこれは”絶対に”ＮＧです。

まずインナードライ肌の原因ですが、肌の内部の水分不足によって肌全体が乾燥し肌のコンディションが崩れるとバリア機能が低下してきます。
そんな危機的状況になってしまったときに、皮脂線は何とか肌を乾燥から守ろうといつもより多くの油分を分泌して肌を守ろうとするようになります。
そして、肌の内部は水分不足でカラカラ、肌の表面は皮脂の過剰分泌でテカテカというインナードライ肌が完成するのです。

つまり、インナードライ肌の改善のポイントは肌の内部に水分を取り戻してあげることなんです！

基本的なスキンケアは乾燥肌と同じで、なるべくアルコールや添加物の配合されていない低刺激のスキンケアアイテムを使い肌に刺激を与えないようにやさしく保水＆保湿ケアを徹底すること。

また、セラミドやヒアルロン酸などの保水効果の高い成分が配合されているスキンケアアイテムの使用もおススメです。