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首を擦って冷え性改善!東洋医学の「経路」を使う超簡単体調管理法



首筋
 
東洋医学では、「経路」というものが重要視されています。この経路は、全身にめぐっており、生命のエネルギーである「気」や「血液」などの大切な通り道なのです。
経路は、みんな繋がっています。体内の重要な臓器などともつながっており、ツボなどもあります。経路はみなさんちょっと聞きなれないかもしれませんが、ツボはみなさんも比較的よく聞く言葉だと思います。
特に、首には、体にとって大変重要な経路がたくさん集中して通っているようです。


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冬場はみなさんハイネックの洋服を着たり、マフラーやスカーフなどで首を覆うことが多いと思います。首を温かくすることによって体全体が冷えることを予防することが可能なのです。

今回冷え予防でおススメしたいのは、首の後ろや側面などのうなじの部分をこすることです。
手でも良いのですが、ラーメンなどの汁をすくうときに使う「レンゲ」やスプーン、コインなどを使ってみても良いでしょう。

 

首をこする方法

まず、首の後ろをこすりましょう。
頭がい骨の下から首後ろの毛の生えている筋に沿って、上から下に縦にこすります。
15回ほどこすりましょう。

次に、首の側面をこすりましょう。
耳たぶの下あたりから首の横のラインをこすってみましょう。最後は鎖骨にぶつかるところまで前側に流します。
こちらも15回ほどこすります。

首の経路は、上から下へ流れていますので、その方向に流すようにやってみましょう。
痛くならない程度の力で、した後はうっすらと赤みを帯びるくらいの力で行いましょう。
弱すぎても効果が薄くなりますので、程よい力で、ご自分で痛くない程度に加減しながらやってみると良いですね。

 

首をこすることで冷えを予防できる理由

首の後ろには、大切な4本の経路が走っています。内臓などとも関係がある大変重要な経路でもあります。
首の部分は天候や気温などの影響を大変受けやすいので、冬場など外気温が冷たい時には特に、マフラーなどで覆って保護することが大切です。
このように首もとは、冷えや湿度など様々な影響を受けやすい部位であるとも言えますので、冷え性の方は注意が必要です。

 

首をこすることで効果のある箇所

うなじをこすることによって、遠く離れた内臓などの調子も整えることが可能です。

まず、最初にこすった後頭部の経路は、冷えの症状だけではなく、偏頭痛や肩や肩甲骨、背中あたりのコリ、眼精疲労、ぜんそくの予防などに効果的です。この時期は風邪やインフルエンザにかかる前にゾクゾクっとした経験がみなさんあると思いますが、そう感じたときにこの経路をこすっておくと風邪予防にもなるようです。

また二番目にこすった側面の経路は、高血圧、不眠症やストレスによる緊張性頭痛、動悸や胃痛にも効果的なようですので、様々な症状予防のために、日ごろからこすっておくことをおススメ致します。

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