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香水を劣化させる5つの要因~香水の芳香を守る保管方法とは



アロマテラピー
 
お気に入りの香水を最後まで美しい香りのまま使いたい! 誰しもがそう思うことでしょう。
ここでは香水を劣化させないためのコツを幾つかあげてみたいと思います。
まず香水の劣化を早める要因を知る必要があります。香水が嫌うのは主に以下の五つです。対策とともに見て行きましょう。


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香水の弱点1:光

特に避けるべきなのは日光です。紫外線は強烈なパワーを持ち、香水の劣化を早めます。
よって直射日光の当たる場所を香水の置き場所にしてはいけません。
日光だけでなく蛍光灯の光なども本来は避けた方が良いとされています。
プロの調香師の場合、香料を保管する部屋は日光が入らないように設計(窓を作らないなど)にしたり、必要のないときには極力部屋の電気もつけないようにしているそうです。

 

香水の弱点2:空気

正確には酸素に触れないようにします。
人が生きるためには必要不可欠な酸素ですが、裏を返せば「必要不可欠」=「大きな効果効能を持つ」。つまりそれだけ「物質に影響を与えやすい」ということに他なりません。
酸素に全く触れさせないというのは一般家庭では不可能ですが、できるだけ避けましょう。こちらもプロフェッショナルは窒素などを香料の容器に充填して酸素と触れるのを防ぎますが、一般家庭では難しいかと思います。長く保管する場合はエージレスなどの利用もお勧めです。

 

香水の弱点3:温度変化

特に注意すべきは高温です。夏場に暑い野外を持ち歩くことなどは避けましょう。
日中に熱くなる車の中に起きっぱなしにすることなどは絶対にやってはいけません。
また、家屋の中でも日光が当たる窓際に放置するのは、光の影響だけでなく香水を加熱してしまいますので、置き場所には注意します。

 

香水の弱点4:不衛生

アルコールには殺菌作用がありますがそれでも雑菌などには注意します。

 

香水の弱点5:蒸発

香水は揮発しやすいものです。空気に触れるのを防ぐという意味においても蓋をきちんと閉めるようにしましょう。

 

香水の保管に最も適した場所は?

これらの要因を避けるためにベストな保管場所は、家庭では冷蔵庫です。(ワインセラーがある家庭の場合はそれもお勧めです。)
しかし冷蔵庫で保管する場合は食品と間違えないようにしなければいけません。
特にご家族と一緒に暮らしている場合、食品でないものを冷蔵庫に入れるわけですからきちんと説明し間違いが起こらないようにします。
いい匂いがして容器が可愛らしいと子供が口に入れてしまうかも知れませんからね。

大切な香水は生き物のように大事に扱うことで長く使うことができます。
今一度、手持ちの香水の状態や置き場所をチェックしてみましょう。

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