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女性の育毛剤の選び方~男性専用のものを使っても大丈夫?



ヘアケアに不満な女性
 
女性も男性と同様に、高齢になるにつれて薄毛が目立ってくるという方が増えてきています。
ただ、男性のように30代ぐらいから薄毛になる人が増え始めるということはあまりありませんが、更年期を迎えた50代以降になってくると、髪全体のボリュームが減り、抜け毛が気になる女性が多いのも現状です。


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そんな方の対策といえば、やはり育毛剤です。
ただし、その育毛剤選び方には注意が必要です。例えば旦那さんやパートナーなどが育毛剤を使用していて、その育毛剤を自分でも使おうなどと考えては、副作用のリスクが発症してしまう可能性があります。
育毛剤には、男性専用のものもありますので注意が必要です。

 

女性が使用してはいけない育毛剤とは

男性専用のものには、男性が使うことを想定としたミノキシジルやフィナステリドと呼ばれる成分が配合されているケースがあります。
ミノキシジルは女性が絶対に使ってはいけない成分というわけではありませんが、女性の場合、配合量が育毛剤の1%までとなっています。中にはミノキシジルが5%配合された育毛剤もありますので、女性は使用しないように注意しましょう。

そして、もう一方のフィナステリドは海外の一部の育毛剤にしか現在配合されていないので、特に気にする必要はありませんが、もしかしたら旦那さんがいつの間にか購入し使用しているなどのケースがあるかもしれません。
女性の方が使用すると副作用のリスクがあると言われていて、特に妊娠中の方は注意が必要です。
フィナステリドは生殖器への作用がある成分なので、もし体内にいる赤ちゃんが男の子であれば生殖器に悪影響を与えてしまう可能性も!
フィナステリドの処方については、女性は禁止されているということがしっかりと明記されていますので、注意しましょう。

 

女性にお勧めの成分を含んだ育毛剤とは

副作用のリスクが無く、女性ホルモンの作用と似たような働きがあるものは大豆イソフラボンです。大豆イソフラボンに含まれている成分は女性ホルモンであるエストロゲンと似た働きをしています。
育毛剤や育毛シャンプー、育毛サプリメントなどに配合されているケースがありますので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょう。

それ以外、女性からの支持が高い成分としては頭皮のフケや乾燥を阻害する抗炎作用のあるヒアルロン酸や紅花エキスなども高い評価を集めています。
薄毛を避けるためにはできるだけ頭皮の炎症を抑え、健康な頭皮状態をキープする必要があります。
育毛剤や育毛シャンプー選びには、このような成分が入っているものを選択してみてはいかがでしょうか。

 

リスクが気になる女性は医薬部外品を選んで

育毛剤を比較してみると第1類医薬品や第2類医薬品、そして医薬部外品などに分類されます。
当然、第1類医薬品が1番作用が強いということが言えますが、それに比例して副作用のリスクも高まるということが一般的に言われています。

副作用は頭皮に直接影響が出るかゆみや痛み、出来物、かぶれなどが挙げられます。日本で現在発売されている第1類医薬品の育毛剤としては、リアップが有名。

リアップは男女共に使用できるタイプが登場していて、第1類医薬品の代表的存在といえるでしょう。
リアップジェンヌは女性専用の育毛剤としてご存知の方もいるかもしれません。
このような第1類医薬品の育毛剤は重篤な症状はありませんが、やはり副作用のリスクがあると薄毛改善どころか頭皮に悪影響が出てしまいますので、できるだけ避けたいところですね。

 

医薬部外品だからと言って発毛効果があるわけではない?

勘違いしてはいけないことは、医薬部外品の育毛剤を使用しても新たな毛が生えてくるわけではないということです。
これは薬事法でも定められていて、そのような効果を謳っている育毛剤はないはずです。

ただし、育毛剤は薄毛の治癒や予防という意味では、大きな期待が持てる商品です。
全体的な髪の毛のボリュームを増やすことは医薬部外品の育毛剤では難しい部分がありますが、抜け毛を抑制したり、今ある髪の毛をキープするという点においては、良い作用を与えてくれるはずです。

 

医薬品の分類についても十分に理解して!

そもそも分類された医薬品ごとに何が違うかというと、第1類医薬品の場合は薬剤師の説明を受ける必要があります。購入者に対して使用しても問題がないか、しっかりと情報提供をした上で購入者が理解してから使用するということが義務づけられている医薬品です。

一方で医薬部外品の育毛剤はそういった医師や薬剤師の診断を受ける必要がなく、どなたでも使用できます。
ただ、使用方法についてはしっかりと注意書きを読み、自身の体調や服用している薬に影響がないかを理解してから使用する必要があります。

どちらの育毛剤を使用するかは個人の判断ですが、まずは医薬部外品のリスクの少ない育毛剤から試してみて、満足できる作用を感じ取ることができなければ、第1類医薬品の育毛剤を使ってみてはいかがでしょうか。
最近では抜け毛や薄毛に悩んでいる女性は増えているので、薬局等でも販売されている医薬部外品の育毛剤の数が増加傾向にあります。

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