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女性の薄毛治療は何科に行けばいい?女性に多い牽引性脱毛症とは



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女性の中でも長髪の女性に多く見られる抜け毛の症状が牽引性脱毛症です。
どういった状態で発症し、どのような部位に抜け毛が現れやすいのかご紹介してきましょう。


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女性に起こりやすい牽引性脱毛症とは?

男性よりも女性に起こりやすい抜け毛の症状として牽引性脱毛症が挙げられます。
簡単に言うと、髪の毛が常に引っ張られている状態で次第に毛根の力が弱くなり、髪が抜け落ちてしまうという症状です。
髪を縛っている方に多く見られる抜け毛の症状で、特に生え際からきつめに縛ったり、本来生えている髪の毛の方向に逆らったような縛り方をしていると抜け毛が発症しやすくなっています。

抜け毛の要因は髪を強く引っ張ったり、長時間同じ方向に髪の毛が流れることで頭皮が圧迫され血行不良を招いたことが原因と考えられます。
髪の毛を縛るのはもちろんのこと、カチューシャやヘアバンドで長時間髪の毛を固定していることも同様の状態になっているので注意が必要です。

 

牽引性脱毛症に対処する方法

ずばり、髪の毛を引っ張る状態をやめることです。
どうしても髪を縛ったり、まとめなければいけないという方は帽子やバンダナなど髪を引っ張る要素がない被り物で対応していきましょう。
もし牽引性脱毛症が発症してしまったら分け目を変えたり、頭皮マッサージ、生え際部分に育毛剤を塗布していきましょう。
ドライヤーも頭皮に出来るだけ当てないようにするなど、毛根部分の損傷を軽減させるケアを行うことが大切です。
また牽引性脱毛症が発症してしまっているときは、カラーリングやパーマなど髪へのダメージが懸念されるものは控えましょう。

 

牽引性脱毛症は治る?

牽引性脱毛症は年齢や頭皮状態によって異なりますが、的確な治療を行っていけば、また髪の毛が元の状態に戻るといわれていて、脱毛症の中では比較的改善が見込める脱毛症といえるでしょう。
原因がはっきりしていますので、髪が抜けてしまった生え際や分け目に育毛剤を塗布するなど、髪のケアを行えば再び健全な状態に戻ることが多くなっています。

回復が早い方で半年程度で薄毛の状態が、見た目でわからないぐらいまで回復するケースがあります。
ただ半年程度経っても、一向に症状が改善されないという方は皮膚科や専門クリニックで一度診断してもらった方が良いでしょう。
傾向として50代や60代の方など、年齢が上がれば上がるほど生え際や分け目の抜け毛が目立つ傾向にありますので、髪は縛ったりせずにショートカットで常に自然なヘアスタイルを心がけたいところです。

 

女性の薄毛は何科に相談すればよい?

男性の場合は全国各地に多くのAGA治療専門クリニックがありますが、女性の薄毛はAGAとはまた別物です。
そうなると、どこで治療を受ければよいかわからないという方もいるでしょう。
ただ具体的にどこか一つの治療先に絞る必要はありません。
どういったところがあるのか、ご紹介していきましょう。

 

皮膚科

一番身近な相談ができるところといえば、皮膚科が挙げられます。
単純にホルモンバランスの影響によって抜け毛が発症してしまったのか、あるいは頭皮に異常があって抜け毛が発症してしまったのかなどを調べることができます。しかし皮膚科は頭皮の専門家ではありません。
あくまでも皮膚全般に対応したところなので、例えば、甲状腺に異常があるなどの診断をされた場合は、内科の方が詳しく血液検査を行い、より正確な診断結果を得られるケースが多くなっています。

 

婦人科

女性の薄毛の場合、婦人科での相談も視野に入れたほうが良いでしょう。
更年期障害や分娩後脱毛症など女性特有の症状に詳しい専門家がいるからです。
症状として生理不順や頭痛、不正出血、貧血などもある場合はホルモンバランスの悪化の可能性が高くなっています。
薬や栄養剤の処方、抜け毛が激しい場合に備えてウィッグなどを用意しているケースもあります。
単純に薄毛が気になるというよりも、体調面も含めて不安がある場合は婦人科に相談した方が良いでしょう。

 

専門治療院

男性のAGAクリニックのように女性のための薄毛を治療するクリニックも存在します。
特に女性専門で受け付けているところは、男性はもちろんのこと、他の女性のお客さんとも一切顔を合わせず、完全個室で対応してくれるところが多くなっています。
プライバシー面も確保され、安心して治療できるというメリットがあります。
また、薄毛分野に特化した治療院の場合は、育毛メソセラピーと呼ばれる栄養剤や薬剤を注入する方法も取り入れています。
なかなかそういった治療は皮膚科では行っているケースが少ないので、薄毛が深刻な場合は、専門の治療院も考慮すると良いでしょう。
ただ、専門クリニックの場合は他の病院に比べて割高になる傾向があるので、その点理解してから足を運びましょう。
クリニックを選ぶ際はびまん性脱毛症や産後脱毛症、壮年性脱毛症など女性の抜け毛に対応しているところを選ぶと良いです。
薄毛治療は症状にもよりますが、保険が適用されないケースが多いので、最初からこのような専門医に見てもらうというのも一つの手段です。

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