手にも癒やしと美しさを！ハンドマッサージの方法と効果

 
肌や指をキレイに見せたいハンドケア、主に何をしていますか？
ハンドクリームを塗るという基本的な保湿も大切ですが、そのついでにハンドマッサージも取り入れてみてください。

毎日動かす手には、当然疲労も溜まっています。
また、心臓から遠い指先は冷えて固まってしまいがち。血行が悪いからむくみも引き起こしやすくなります。
指輪をはめると、夕方には指がむくんではずすのが辛いという方も多いと思います。

 
放っておけば手はキレイになる力を失い、ますます老化していきます。
外気や紫外線、水などの刺激に日々耐えている手を優しくほぐしてあげましょう。
マッサージによってコリをほぐし、血行を良くして冷えやむくみを解消してあげるのも、美しい手を保つために必要なことです。

 

ハンドマッサージのための準備

では、そんなハンドマッサージはどのように行えばいいのでしょうか？

まずは伸びのよいオイルかクリームを用意、手全体にたっぷりと塗布します。
マッサージ用なので、高級なクリームでなくても大丈夫です。マッサージ用と保湿用などとクリームを使い分けてもいいですね。
アロマオイルを混ぜるとマッサージの熱によって香りが高まりますので、アロマ好きの方は試してみてください。

オイルやクリームは保湿効果はもちろん、滑りがよくなることと保護膜を作ることによって、肌を摩擦から守る効果があります。
注意することは、決して強い力で行わないことです。
痛みを感じるほどギュウギュウに押す必要はありません。
気持ちいいと感じるほどの圧に留めておきましょう。

 

ハンドマッサージはいつが効果的？

また、マッサージの前には手を温めておいてください。
洗面器に入浴剤とお湯を入れ、数分浸しておいたり、手首を回したり、水をはらうようにプラプラと手首を振ってみてください。
血行がよくなり、手が温まるとマッサージも効きやすくなります。
もちろん、入浴後のハンドマッサージもおすすめです。

 

ハンドマッサージのやり方

まずは手の甲や手の平は、反対の手の親指で大きく円を描くようにマッサージします。
マッサージの合間に手の平で包みながら行うと手全体が温まり、むくみがとれやすくなります。

次に手の甲の骨と骨の間に指をあて、手首にむかって滑らせます。
手首にもクリームなどをたっぷりと塗り、手首を反対の手でギュッとつかみながら滑らしてみてください。
血液の循環が良くなり、人から見られやすい手の甲の色が透明感のあるピンク色に変わります。

指のマッサージは指の付け根を反対の手の指でつまみ、指先へ向かって引っ張ります。
指の側面を挟む方法と、指の上下を挟む方法の2つの方法で指先へ向かって圧をかけます。

余裕があれば同じ方法で、親指でクルクルと螺旋を描きながら指先へ向かわせてみてください。
指の細かいシワにも保湿成分が浸透しやすくなりますし、指を細くする効果もあります。

最後は手を組み合わせ、グッと指の付け根に力を入れてみてください。
普段は意識していない指の付け根、水かき部分がスッキリします。

この他にも、自分が気持ちいいと思う方法で手や指を動かしてみてください。
マッサージしながらツボを押してみるのも快感ですよ。

 

クリームは再利用可能

マッサージ後には余分なクリームを拭き取ってもいいですし、そのまま手袋を被せてパックしてしまっても構いません。
手の平がヌルヌルするのは不快という方は、そのまま腕や肘などになじませてしまってもいいでしょう。
クリームが温まっているので、保湿効果も高まっています。

 

ハンドマッサージの効果

ハンドマッサージを行うと、塗布したクリームなどの成分が浸透しやすくなり、キメ細かい肌を作り出すことができます。
代謝を促すことにも繋がりますので、くすみを解消し、白く生まれ変わった肌が表面に表れてきます。
潤いと血行がよみがえると、ふっくらとした少女のような手になり、指も細くなります。
手は顔よりも老けやすいと言われているパーツなので、ハンドマッサージには充分に時間をかけて行いたいものですね。

 

リラックス効果も高いハンドマッサージ

ハンドマッサージにはリラックス効果もあります。
自分の体に手の平を当てるとホッとしますよね。手自身も重ね合わせることで気持ちが落ち着きます。
イライラした日や落ち込んだ日、ストレスがたまってきた時にはゆっくりとマッサージを行いましょう。

恋人や親友、家族などの親しい方にマッサージをお願いするのも有効です。
好きな人に触れられると安心感が高まりますし、他人の手でしてもらうのもとても気持ちがいいものです。
同じように、好きな人の手をマッサージしてあげると喜ばれます。
お互いにマッサージし合うことでコミュニケーションも深まりますので、試してみてください。

 

手をいたわる気持ちを忘れずに

毎日使う手だからこそ、労わる気持ちも大切です。
「今日もおつかれさま」と、手を優しくマッサージしてあげるのは、自分自身を労わることにも繋がります。
清々しい気持ちでベッドに入れば、良質な睡眠を得ることができ、体も心もキレイにリセットできます。
ハンドマッサージは心身を良い状態へ導く役割もあります。
ぜひ、ハンドマッサージを行う時間を作ってみてください。