老廃物スッキリ！手作り塩ミルクパックですっぴん美肌を手に入れる

 
近頃はパッと見ためは、お化粧をして大変美しく華やかに見えるかたが多いですが、一旦お化粧を落とすと、お肌はガサガサでサメ肌のようになっていて、シミやシワも多く、毛穴も目立ってトラブルだらけ。お化粧なしではいられない、とてもスッピンでは出歩けないというかたも多いようですね。
本来ならば、コンシーラーやファンデーションでシミやシワを隠すのではなく、すっぴんでも大丈夫だということが大切なことですよね。

 
今回は、塩とスキムミルクを使ったパックを作って、お化粧をせずにすっぴんでも恥ずかしくないような美肌を手に入れましょう。

 

塩はなぜいいの？塩が持つ効果

まず、塩についてみていきましょう。
自然塩には、肌にとって不要である老廃物や必要のない皮脂だけを洗い落とす作用があります。自然な新陳代謝を高める働きをしてくれるのです。
ですから、肌本来の活力がよみがえり、シミや小ジワのない、いきいきとした綺麗な肌になる手助けをしてくれます。

また、殺菌作用も期待できます。よく口内炎ができた時などに塩を水に入れてうがいをすると改善することがあります。これと同じように、不要な老廃物や皮脂を落とした後の肌を細菌などから守り、肌を清潔にしてくれます。

 

スキムミルクはなぜいいの？スキムミルクの効果

では、スキムミルクはどうでしょうか。
スキムミルクの働きとして注目したいのが、スキムミルクに含まれるたんぱく質の働きです。これらが肌の表面にうすい膜を作ってくれます。
そうして、肌に含まれる水分を保つ働きをしてくれるのです。

 

塩とスキムミルクで塩ミルクのパックを作ってみましょう！

このように、様々な良い効果が期待できる、塩とスキムミルク。同時に使う効果的な方法はないのでしょうか。
今回は、塩とスキムミルクを使って、塩ミルクや塩ミルクを使ったパックを作ってみましょう。

 

塩ミルクの作り方

材料と用意するもの

スキムミルク　１パック
自然塩　1/2カップ
すり鉢
すりこぎ
清潔な密閉容器

 

作り方

１
スキムミルクと自然塩をすり鉢でこまかくすります。

２
こまかくすものを密閉容器に入れてできあがりです。

続いて、これらを使った、塩ミルクのパックを作ってみましょう。

 

塩ミルクのパックの作り方

材料

上記で作った塩ミルク1/2カップ
小麦粉　少々
水　　　100ｍｌ
レモン　半分
ハチミツ　大さじ2

 

作り方

１
上記で作った塩ミルクに、水とハチミツ、絞ったレモンの汁を入れて良く混ぜましょう。

２
小麦粉を少しずつ加えていきます。お好みのかたさになるように調節しましょう。
小麦粉は顔に塗ったパックがポタポタとたれてしまわないようなくらいのかたさにするために分量を調節することが大切です。

３
ダマやかたまりができないように良くかき混ぜて完成です。

 

塩ミルクの使い方

いかがでしたでしょうか。意外と作り方は簡単ですね。
まず、塩ミルクのみの使い方ですが、基本的に洗顔やメイク落としをした綺麗な肌に使います。
塩ミルク大さじ１ほどを手に取り、そこに水を少し加えます。顔全体に塗り、ゆっくりと優しくあまり力を入れずに、円を描くようにマッサージしましょう。
マッサージをした後は、丁寧に洗い流します。
塩が肌に残ってしまうと海水が髪についてパサパサになってしまうように、塩分がお肌の水分を奪ってしまうなどして、ダメージの原因になりますので、すすぎは丁寧に行うようにして下さい。

塩ミルクによる洗顔は、皮膚のうるおいは残しますが、シミやシワなど老化の原因となる老廃物はすっきりと取り除いてくれます。
また、気になる脂肪を落としてくれる効果もあるようです。シミ・シワだけではなく、小顔効果も期待できるかもしれませんね。

 

塩ミルクのパックの使い方

さて、今度は塩ミルクのパックの使い方ですが、まず綺麗に洗顔したあとに、たっぷりとこの塩ミルクのパックを塗って５分～10分ほどおきます。
ぬるま湯で優しく丁寧に洗い落としましょう。

こちらの塩ミルクのパックも、余分な皮脂類は落としてくれますが、スキムミルクのタンパク質が、肌の表面に優しく膜を作ってくれます。塩には殺菌効果もありますから、皮脂が落ちた後も細菌などから守ってくれます。ですから、パリパリと変に乾燥することも少なく、肌のうるおいを閉じ込めてくれますので、シワ予防などに効果があります。

血液の循環を良くする効果もありますので、肌の新陳代謝も良くなり、少し最近元気がないようなお肌も、肌本来の活力を取り戻してくれます。

また、塩ミルクにはメラニンを少しずつですが剥離するような効果もあるようですので、数か月根気よく続けることによってシミやシワのない美肌に生まれ変わることも夢ではありません。

塩ミルクも塩ミルクパックも、初めて使うときには、パッチテストをして肌に異常がでないかどうか確認してからにしましょう。

塩ミルクのパックをしたあとには、しっかり化粧水で水分を補給し、乳液などでのお手入れもしておきましょう。