殺菌効果のあるハーブウォーターを使うニキビケアローションの作り方
ハーブウォーター最大の特徴はphが酸性であることでしょう。
皮膚表面は皮脂膜に覆われていて弱酸性に保たれています。
ハーブウォーターは皮脂のphに近いか、それより低いphで、皮膚表面を健康な状態に保つことができます。
ニキビに効果的なハーブウォーター
タイムウォーター
ニキビ、皮膚炎、湿疹などの炎症を伴う疾患のある肌に適しています。
ネロリウォーター
敏感肌の方や高齢者から赤ちゃんまで安心して使えるウォーターです。
ティートリーウォーター
皮膚の洗浄し細菌を抑える効果があります。そのほか、風邪予防のうがいやマウスウォッシュとしても適しています。
ペパーミントウォーター
収斂作用(組織を引き締め組織内の分泌を減らす)が期待でき、足のむくみや、洗浄効果もあるのでアフターシェーブローションに適しています。
ローズウォーター
全ての肌質から赤ちゃんまで使えリンスとして使用すると髪にツヤを与えます。
手作りレシピ:ハーブウォーターを使ったニキビケアローション
ストレスによるホルモンバランスの乱れから皮膚の分泌が過剰になりニキビができる場合もあります。俗にいう【大人ニキビ】です。
この場合の対処法は、皮膚の殺菌だけではなく心身共にリラックスする事でしょう。
精油やハーブウォーターを用いて精神面からサポートすることが大切です。
材料
ラベンダー 2滴(またはクラリセージ)
マンダリン 3滴
サンダルウッド 2滴
無水エタノール5ml
ローズ水 50ml
ネロリ水 50ml
作り方
無水エタノール5mlに精油を1種類ずつ加えていきます。
その都度混ぜるようにしてください。
芳香蒸留水も加えよく振ってから使用しましょう。
リラックスしながらのニキビケア
このレシピの最大の要因は、心身をリラックスすることです。
ラベンダーを使用するリラックス効果は皆さんご存知の方も多いとは思いますが、ラベンダーの代わりにクラリセージを使用することもできます。
婦人科系のトラブル改善にはクラリセージを
クラリセージは、マスカットを思わせるややフルーティーでウッディな香りを含んだ温かみある香りです。婦人科系のトラブル改善のためマッサージオイルに使用されることが多いです。緊張や不安を和らげ気分を明るくしてくれます。
この精油のもっとも注目するべき点は、女性ホルモンのバランスを整えPMS(月経前症候群)や月経不順・更年期障害など女性特有のトラブルを解消することです。
ストレスからくるニキビにはこのような精油を使った活用法もあるのを覚えておくといいでしょう。