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頭皮マッサージででサラツヤに!天然オイルを使ったヘアケア3選



天然オイル

 

「その子二十櫛にながるる黒髪のおごりの春の美しきかな」
これは歌人与謝野晶子の歌です。二十歳の女性がその若々しい美しさを誇っている歌でしょう。
身繕いの為に鏡をのぞき、自分の姿を見つめる。
櫛を手に髪を梳くとき、少なからず女性と言うものはナルシスティックな気分になるのでは無いでしょうか。
それは人からの評価と言うより自己満足の領域とも言えます。

 
しかし、なんだかんだで自分自身の姿は自分にしか磨けないのですからこの感情は大切にすべきです。
話はそれましたが、ここで注目したいのは髪の美しさ。
指を、櫛を、顔の横を流れる髪の瑞々しさは女性なら求めてやまないものです。

 
実際に若さの象徴といえば色々ありますが、美しい髪もそのひとつです。
みずみずしい肌やメリハリのあるボディも若さの象徴ですが、たとえ顔の見えない後ろ姿でもその髪が美しければ女性として咲き誇る姿をうしなわずにいられるでしょう。
生き生きとツヤを帯びて潤う髪を目指しましょう。とはいえ、髪もまた加齢と共にハリやコシを失って行くものです。
健やかな髪を育てる為には適切なケアが必要です。ここでは天然オイルを使ったケアを紹介いたします。

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頭皮のケアは必要なの?

髪は肌のようにターンオーバーなどで生まれ変わることができません。
最も重なのは健やかな髪を生み出す為の、健やかな地肌を育むことです。
地肌のケアには天然オイルを使ったマッサージがオススメです。
頭皮は顔と違い、ケアしている方は少ないと思いますが、お肌の一部ですので労わることは必要です。
頭皮も疲れるし、コリますので正しいケアをしない場合、硬くなってしまいます。
そうすると毛穴のつまりの原因になりますし、抜け毛が増えます。

 

 

天然オイルを使った頭皮マッサージ

また健やかな髪を生み出しにくくなってしまいます。どんな風にケアを行えば良いのでしょうか。
それには天然オイルを使った頭皮のマッサージがオススメです。
まずは使用するオイルを選びます。美容ケアに使うオイルは大きく分別して「精油」と「キャリアオイル」があります。
「精油」はエッセンシャルオイルとも呼ばれ、原料由来の有効成分を高濃度で含有しています。

 
油というよりアルコールに近く、原料由来の芳香を持ち、その種類によって様々な効果効能があります。
ですが、精油はその濃度が濃すぎるが故に、現役で使うと刺激が強すぎます。
その結果、かえって肌荒れの原因になることがあるのでケアに使用する際には「キャリアオイル」で薄める必要があります。
キャリアオイルは低刺激で、マッサージなどに使う際、精油を混ぜなくても単独で使うこともできます。

 
精油を混ぜる場合は1%未満になるように(具体的にはキャリアオイル15~30mlに精油4~5滴程度。ただし、肌が弱い方はこれでも刺激が強い場合があるので注意しましょう)希釈します。
ヘアケアにオススメのオイルを幾つか紹介いたします。

・ローズマリー…血行促進
・ラベンダー…抜け毛、フケ予防
・オレンジ…育毛
・ペパーミント…皮脂分泌のコントロール
・クラリセージ…抜け毛や薄毛に

実践!頭皮マッサージ

まずは頭皮全体にブレンドしたオイルを馴染ませ、生え際から頭頂部まで指で円を描きながらマッサージします。
爪を立ててしまうと頭皮を傷つけてしまうので注意しましょう。
コリをほぐし、汚れを浮かび上がらせます。
マッサージが終わったら髪全体をタオルでくるんで10分から20分置きます。
このとき入浴すると血行促進になるのでさらに効果ありです。

 
最後はシャワーでしっかり洗い流しましょう。
目安は一週間に一回程度で十分と言われています。以上のケアをすることにより、様々な効果が期待できます。
血行を促進し新陳代謝にも効果があり、頭皮の毛穴の汚れを浮かせます。
頭皮は顔の皮膚とも繋がっているので顔全体のリフトアップ効果もあります。

 

 

トリートメントとして

天然オイルはトリートメントとしても使えます。
髪のトリートメント剤としての天然オイルといえば有名なのは椿油です。
その他にも・で紹介した頭皮ケアのオイルもトリートメントとして使えます。
髪が痛んでいるときにオススメの精油はイランイランやゼラニウムです。
精油をトリートメント剤として使う場合も頭皮マッサージのときと同じく、キャリアオイルで希釈して使います。

 

 

スタイリング剤として

広がる髪のまとめ役に使うこともできます。
スタイリングと同時にケアもできて一石二鳥です。
ただし、ここで注意したいのが背中のニキビです。髪に着いた天然オイルが背中への刺激になり、ニキビの原因になる場合もありますのでまとめ髪にする、背中をこまめに清潔にするなどの工夫をしましょう。

 
いかがでしょうか。
愛しい髪に愛情込めて、たまにはスペシャルなケアをしてみましょう。
手を掛けた分だけ、必ず髪は美しくなるはずです。
天然オイルの力で潤いとツヤをたっぷり含んだ髪を手に入れましょう。
また、いずれも肌に合わないときは使用を中断しましょう。

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