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冷え症を改善する効果的な温め方【しめつけ、温めすぎはNG!】




 

衣類によるからだのしめつけすぎや暖房によるからだの温めすぎは冷え症を招いてしまいます。実はからだに悪影響を与えており、冷えている原因のひとつになるのでしっかりとチェックしておきましょう。


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しめつけすぎによる冷え症を改善する方法

思っている以上にしめつけすぎによる冷え症が増えているので注意しましょう。

 

きつい衣類や靴は冷え症を招くおそれがある

今、補正下着やレギンス、スキニーパンツなどからだを締め付けるファッションや下着が増えています。またハイヒールやパンプスなど、締め付けの強い靴などもダイレクトに血流を悪くしてしまうので、全身へ血液がめぐらなくなってしまい冷え症を招きます。

また日頃からしめつけてばかりいると皮膚感覚が鈍って寒さを感じにくくなってしまうことも。感覚が鈍ってしまうと体温調節機能が正常に作動しなくなってしまい、やがて冷え症になっていまいます。

特に夕方はからだがむくみやすいため、さらにひどくしめつけられてしまうおそれがあるので注意が必要です。もししめつけにストレスを感じるようならすぐにやめましょう。イライラは血流を悪くしてしまい、冷え症の原因になってしまうので注意が必要です。

 

基本はゆったりした服装で

常にしめつける服装でいるのはやめましょう。外出中はしかたないとしても、しめつけから血流を解放する時間を確実に確保しましょう。自宅にいる時間はゆったりとした服装でいるのをこころがけるようにするのがベストですね。

 

帰宅したらすぐに足を温めて冷え症をリセット

しめつける服装をした日は下半身にたまってしまった血液のせいでむくみがちに…まずは血液を心臓へ戻すために、半身浴か足浴をして血流とリンパの流れをよくすることが冷え症の改善につながります。以下の通りにお湯を準備して20分から30分つけましょう。

 
【半身浴】
バスタブに37℃から40℃くらいまでのお湯をみぞおちまで張り天然塩大さじ2杯いれる

 
【足浴】
くるぶしが隠れるくらい(できればヒザくらいまでつけられるものがベスト)のバケツにちょっと熱めのお湯を貼り天然塩大さじ1いれる

天然塩は冷えやむくみを取るのでぜひ入れましょう。また足湯だけでも半身浴と同等の効果があるので面倒な方はおすすめです。からだの芯から温めて血流をリセットできますよ。

 
しめつけによる冷え症は自覚症状があまりないので気づかないかもしれませんが、冷え症を防ぐ意味でもしっかりアフターケアをすることが大切ですよ。もしあまりにも不快感を感じるようならしめつける服装はやめたほうが安心です。

 

温めすぎによる冷え症を改善する温め方

外側から温めることは冷え症の根本的な改善にはなりません。ではどのようにしたらいいのでしょうか。

 

外から温め続けてしまうと自分で熱を作れなくなる

電化製品や厚着などで温めて続けてしまうと、自分で熱を作りだせなくなり冷え症を招きます。その理由は人間が本来持っているからだを温めようとする機能が作動しなくなってしまうから。使わずにいると機能が低下してしまうので注意が必要です。

通常は寒さを感じると生命を維持するようにからだを温かく保とうとします。しかし外から温め続けてしまうと自分で体温を上げようとする努力をからだがしなくなってしまいます。

これが冷え症のはじまりで、ひどくなってしまうと暑いと感じたときにからだを冷まそうと体温を下げるクセがついてしまい、いつしか自分で温められなくなってしまいます。やがてより強化された冷え体質を招いてしまうので注意が必要ですよ。

 

からだを動かすことで熱を作って温めるのがベスト

人間はからだを動かすことで熱を作って温めています。これが冷え症を改善するためにはかかせません。運動すると筋肉の摩擦が起きたり、動いた筋肉が血液を送るためのポンプ役をして血流を促して、熱を発生させます。

「寒い」と感じたときに自然に起こる身震いも筋肉を動かして少しでもからだを温めようとする自然の反応です。筋肉を動かして熱を発生させて生命を維持しようという、人間が生まれながら持っている機能です。

身震いすることでからだを温めて体温をあげられる暖房機能を持ち合わせているのですからフル活用しなければいつかは故障してしまい、冷え症を招いてしまいます。からだを動かして温める習慣を身につけて冷え症を改善しまそう。

 

衣類の調節でからだを温め冷え症を改善しよう

冷えてしまったとき人間のからだは自然に温まるシステムになっていますが、それは瞬間的な場合なので身震いしたまま薄着でいると風邪をひいてしまいます。そこで衣類を調節して体温を保ちましょう。

できれば下半身を中心に温めて上半身は薄着でいるようにすると寒いときに「寒い」と感じられ、本来持っている体温コントロール機能を活性化させられます。ボトムよりも1枚薄くを心がけるとちょうどいいかもしれません。暑さを感じない程度に効率よく温められますよ。

寒いからとすぐに使わないようにしたいのがファンヒーター、エアコン、ホットカーペット、床暖房などの電化製品です。からだに冷えを感じさせない環境を作ってしまうので体温調節機能が使えなくなってしまい冷え症を招きかねません。

電化製品や過剰な厚着は温めすぎてしまうことになっても、人間のからだから発生する天然の熱はコントロールされているので温めすぎてしまうことはありません。自分の体温をしっかり活用し、冷え症を改善しましょう。そのためには瞬間的に「寒い」と感じる環境を作ることが大切ですよ。

 

安易なしめつけすぎ、温めすぎには要注意!

しめつけすぎや温めすぎはからだが本来持っている体温調節機能をフル活用させられずに冷え症を招いてしまいます。もししめつけてしまった日はアフターケアをすることを忘れずに。また温めすぎは確実に冷え体質を招くので瞬間的に「寒い」と感じる生活を送るのも大切ですよ。

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この記事は当ブログのライター「ゆっち」が書きました。

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