今度こそ脱・いちご鼻！洗顔料の正しい選び方と効果的な使い方

 
いちご鼻をキレイにする基本は洗顔。
分かっているのに洗顔ではなかなか解消しないと思っていませんか？
自分ではしっかりと丁寧に鼻の頭を洗っているつもりでも、その洗い方が間違っている可能性も。
また、いちご鼻にはいちご鼻に適した洗顔料があります。
自分は正しい洗顔料の選び方と使い方をしているのか、この機会にチェックしてみてください。

毛穴の奥の汚れ、どうすれば除去できる？

いちご鼻の黒ずみは角栓の詰まり、この角栓を取り除くことが重要になります。
ですが、普通の石鹸や顔用の洗顔フォームは主に皮膚の表面の汚れを取り除くもの。
毛穴の奥の汚れにまで働きかけるものは少なく、角栓を落としきることは難しいのです。
皮膚表面の汚れをとる洗顔料をいくら泡立てても、指でクルクルとこすっても、小さな毛穴の奥に詰まってしまった角栓を吸着させるのは困難でしょう。
時間をかけて洗顔をしても皮膚表面に負担をかけるだけとなり、肝心の毛穴には働きかけてくれないのです。

そんな、毛穴の奥の汚れはどう取り去るべきか？
それは洗顔料を変えてみることです。
市販の洗顔料ならば、毛穴対策に特化した商品を購入してみましょう。

クレイやシラス配合の洗顔料

例えば汚れの吸着度の高いクレイ(天然泥)やシラス(火山灰)が配合された洗顔料がおすすめです。
普通の洗顔料同様に、よく泡立てから顔になじませて洗い流すだけです。
汚れを吸着する成分を配合しているため、泡を肌にのせただけで汚れをグングン吸着してくれます。
毛穴の汚れにも働きかけ、指や手を使わずとも泡の力だけで汚れを落としてくれるのです。

効果的な使い方として、手のひらで洗顔料を泡立てたら鼻から洗い始めるようにしましょう。
洗顔料は泡立てネットなどを使い、濃密で弾力のある泡を作ってください。
鼻に洗顔料を置くことにより、汚れを吸着する前の新鮮な泡が作用して、いちご鼻の黒ずみを吸着しやすくなります。
できれば洗顔前などにスチームや蒸しタオルを当てて毛穴を開き、毛穴が閉じる前に洗顔料の泡をのせてしまいましょう。
こすらずに、1分ほど泡だけをパックのように鼻にのせておくのも効果的です。
泡の吸着力を最大限に活かし、毛穴の奥の汚れを自然と落としやすくしてくれます。
もちろん洗顔後の引き締めケアは充分に。1回の洗顔でもキュッと引き締まった毛穴を実感できるはずです。

酵素パウダー入りの洗顔料

普通の洗顔料では落としきれないという方は、酵素パウダー入りの洗顔料を試してみてください。
酵素洗顔は角栓の元となる皮脂や角質に働きかけ、これらの汚れを落としやすくしてくれます。
酵素の主な働きはタンパク質でできた汚れを分解することです。
洗濯石鹸に酵素が含まれているのもこのため。人の体から分泌される汚れにはタンパク質が含まれているため、このタンパク質に作用する酵素入り洗顔料がいちご鼻に効くのです。
肌にある古い角質は通常の洗顔で落としきることができず、毛穴にある皮脂と混ざり合って角栓となってしまいます。
角栓が酸化し、毛穴の奥で黒く見えることでいちご鼻を作り出しています。
皮脂はもちろん、落としにくい角質を除去することで、ブツブツとした黒ずみをスッキリと洗い上げることができます。

酵素洗顔の方法は通常の洗顔同様、難しくはありません。
酵素入りパウダー洗顔料に水を含ませ、十分に泡立ててから顔にのせます。
皮脂の多いTゾーンから泡をのせ、肌をこすらないように優しく泡を転がしていきます。
顔全体に泡をなじませたら充分にすすぎをして、優しくタオルで水分を拭き取りましょう。
酵素洗顔後の肌はデリケートなため、スキンケアはしっかりと行ってください。
この洗顔方法は古い角質を除去するためのケアのため、週に1回で充分です。
頻繁に使用すれば、新しい角質や肌に必要な皮脂まで取り去ってしまい、トラブルを起こす原因にもなってしまいます。
そのため、肌が敏感な時や外出前に行うのは止めておきましょう。

ピーリング洗顔料

角質ケアができる洗顔料には、ピーリング洗顔料というものもあります。
AHAなどの酸が含まれた洗顔料で、酵素洗顔のように古い角質を除去する洗顔です。
市販の洗顔料は皮膚科や美容外科などで使用するピーリング剤よりも刺激が少ないため、安心して使用することができます。
ただし使用方法は守り、過剰に洗顔しすぎないように注意してください。

肌質に不安があり、乾燥などが気になる方は刺激の少ないクレイやシラス入りの洗顔料から始めてみましょう。
酵素やピーリングを試してみたい方は、乾燥しやすい目元口元、頬などを避けて、気になる鼻だけ洗うという方法もあります。

 
なかなかとれない鼻の黒ずみは、普通の洗顔や思い込みによる間違った洗顔では解消されません。
洗顔料の正しい選び方と使い方が重要になります。
洗顔はシンプルなケアでありながらも、実は奥が深いもの。
改めて洗顔を見直し、改善してみましょう。
今度こそ脱・いちご鼻を目指し、毎日の洗顔を頑張ってみてください。

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