手作りアロエ化粧水ｖｓ市販品、メリット・デメリット比較

 
アロエ化粧水は、手作りできる万能化粧水として、ハンドメイドを楽しむ人が増えています。自宅で楽しみながら作り、美肌にもなれるというのは嬉しいですよね。でも、市販品もいくつか種類があり、選んで使うこともできます。手作りと市販品、どちらが良いのでしょう？　手作り化粧水と市販のアロエ化粧水のメリットとデメリットをまとめてみます。

手作りアロエ化粧水のメリット

1. 手作りオーガニック化粧水

手作りアロエ化粧水のメリットは、何と言っても自然素材で余計な物を入れずに作れるところでしょう。化学肥料を使わずに育てたオーガニックのアロエを使えば、簡単にオーガニック化粧水が作れます。

2. 作り方が簡単

アロエ化粧水は作り方が簡単です。誰でも失敗なく、手軽にハンドメイドができます。
安心の材料で、楽しみながら作り、美肌にもなれるとなれば、市販のアロエ化粧水を購入しなくても良いと思えます。

3. 材料が簡単に手に入る

アロエは、ホームセンターなどで、1株1,000円程度で購入できます。そして、育てやすいのもメリットです。手頃な値段で手に入り、簡単に育てられるというのは嬉しいですね！

手作りアロエ化粧水のデメリット

1. 作る時期が限られる

手作りアロエ化粧水のデメリットは、アロエが十分に収穫できる時期が限られているという点です。5月から9月ごろまで、比較的長期間、根元の株を分けると新芽が出てくるという状態が続きますが、そうは言ってもそれほど頻繁に収穫して化粧水の原料にできるほどではないでしょう。

2. こまめに作る必要がある

アロエ化粧水は、完成するのに数か月かかり、1か月程度で使い切るほうが良いとされています。そうなると、1年中手作りアロエ化粧水を使うには、ある程度の量のアロエベラかキダチアロエを栽培し、時期をずらして何度も作る必要があります。
作り方はシンプルですが、残りが少なくなったら忘れずに作るというのが面倒と思う人もいるでしょう。手作りアロエ化粧水を続けるには、マメに手作りする覚悟が必要になりますね。

3. 自分で品質管理しなければならない

また、手作りの場合、清潔さを保つことも大切です。余計な保存料など入っていませんから、自分で管理して、雑菌が入らないように気を遣うことも大切になりますね。

4. 自分で濃度を調節する必要がある

もうひとつ、手作りアロエ化粧水のデメリットとなるのは、濃度が濃すぎることがある、ということです。濃ければ効き目が高いかと言うとそうとは言えません。濃度が高いために肌に負担になり、かえって肌トラブルを招くこともあるのです。
適宜、精製水で薄め、最初は慎重に、薄すぎるかな、という濃度で始めたほうが安心ですよ。

市販のアロエ化粧水のメリット

1. 適度な濃度で使いやすい

市販のアロエ化粧水のメリットは、適度な濃度で安全性が高いということです。ほとんどの化粧水は、安全性テストを経て店頭に並んでいますので、誰が使っても肌トラブルが最小限に抑えられるようになっています。
アロエエキスは、基本的には副作用がなく、もともと安全性の高い成分ですが、手作りの場合は濃度が高すぎて、肌に負担になってしまうことも。その点、市販のアロエ化粧水は適度な濃度になっていますので、最初から安心して使えます。

2. 美肌成分がプラスされている

市販のアロエ化粧水には、ほかの美肌成分がプラスされていることもあります。スクワランやローヤルゼリー、ヒアルロン酸など、女性に嬉しい成分が入っていることもありますので、成分表示をチェックして、気に入った成分が入っているものを選ぶこともできます。

市販のアロエ化粧水のデメリット

1. 手作りよりも効果が弱い

市販のアロエ化粧水の場合、多くの人にとって肌トラブルを招かない、適当な濃度に薄められています。使いやすい反面、濃度が薄く、効き目も弱くなっています。アロエの持つ保湿力や殺菌、美白作用なども弱くなっていますので、手作りのアロエ化粧水に比べると物足りないと感じる人もいるでしょう。
アロエの恵みを存分に味わいたい人は、手作りのほうが効き目を実感できると思います。

アロエ化粧水は手作りと市販品、どちらがいいの？

今回は、アロエ化粧水の手作り品と市販品を比較してみました。どちらもメリットもあり、デメリットもありなので、迷ってしまうかもしれません。

ハンドメイドは、オーガニック素材で作れるというだけでなく、作る楽しみもあります。幸い、アロエは安価で、栽培しやすい植物ですから、無理なく育てられますし、化粧水作りも簡単です。普段の生活に取り入れやすい手作りコスメと言えます。

ただし、手作り化粧水は、時期を選んで作ることになりますので、1年中、同じアロエ化粧水を使いたいという人は、もしかしたら市販品を選んだほうが良いかもしれません。いつも同じような品質の化粧品を使うことができるので、肌も慣れて、快適に使えるでしょう。

あるいは、普段は市販品だけれど、収穫できる時期だけ手作り化粧水にするというのも1つの方法です。

自分に合った、使いやすい化粧水を選び、1年中きれいな肌をキープできると良いですね！

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