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黒豆と大豆の決定的な違いはどこ?黒豆茶をお勧めする理由とは



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黒豆と似た食品に大豆があります。
一緒に並べてみると、まるで黒と白で色違いと言ってもいいくらい、形も大きさも良く似ている大豆ですが、高級で特別なイメージのある黒豆に対して、大豆は毎日の食生活にとても身近で手頃な食品です。
そんな黒豆と大豆とはどのような違いがあるのでしょうか? ご説明していきたいと思います。


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黒豆と大豆は同じ種類の豆類

黒豆と大豆は色こそ違えど、一緒に並べてみると、形は実によく似ています。
このことからも分かるように、実は黒豆と大豆は、同じ大豆の仲間なのです。

大豆は白っぽいベージュ色をしていますが、元々はおつまみなどでお馴染みの枝豆が成長した姿です。
枝豆は緑色でみずみずしい味わいが特徴ですが、そのまま育ち続けると、豆の色も変化して大豆になっていきます。

一方黒豆も大豆の一種なことから、若いうちは枝豆の形状をしています。
近年夏の終わり頃にスーパーなどで見かける、黒枝豆をご存じでしょうか。
黒枝豆は普通の枝豆同様、緑色の鞘に入っている枝豆ですが、普通の枝豆よりも若干コクがあるのが特徴です。

そんな黒枝豆が育ち続けると、大豆同様黒豆へと成長していきます。
そのため、黒豆にも大豆と同じくタンパク質がたっぷり含まれていますし、大豆製品を食べることで摂れる女性に嬉しいイソフラボンも、黒豆から摂取することができます。

大豆を煮豆やサラダ、豆腐や豆乳などの大豆製品として日常的に食べている人は多いですが、黒豆はどうしても黒豆茶以外ではお菓子やお正月のおせち料理でしか口にしない食品です。
しかし大豆と同じように栄養価が高く、継続して食べることで美容や健康維持に嬉しい効果が期待できるので、ぜひ積極的に摂取していきたいところです。

 

大豆と黒豆の栄養価はほぼ同じ

「畑のお肉」と言われているほど栄養価の高い大豆はタンパク質のバランスが良く、その含有量は牛肉に匹敵するとも言われています。
そんな大豆の仲間である黒豆も豊富なタンパク質だけでなく、鉄分やマグネシウム、葉酸などのミネラルや、ビタミンB群、ビタミンEなどのビタミンもたっぷり含まれています。

美容に嬉しい成分としては、大豆にも黒豆にも含まれているイソフラボンやサポニンがあります。
イソフラボンは美しいスタイルを作るのに欠かせない女性ホルモンであるエストロゲンと似た働きをする、女性にとってはとてもありがたい成分です。血液サラサラ効果で体の冷えを改善したり、更年期以降の女性に多い骨粗しょう症を予防する効果もあると言われています。

また、サポニンは血液中のコレステロールや脂肪の蓄積を防ぐ効果があることから、ダイエットを頑張る女性にとっても、欠かせない成分と言えます。

他にも大豆や黒豆には、食物繊維もたっぷり含まれているので、腸内環境を改善して便通を整える効果や、レシチンが脳を活性化して認知症を予防したり、コレステロールを溶かして減少させ、生活習慣病を予防する効果が期待できると言われています。
このことから、黒豆や大豆を食べるということは、まさに天然の美容と健康のサプリメントを食べていると言っても過言ではないほどです。

ただし、やみくもにたくさんの量を摂取すればいいというものではありません。イソフラボンは1日の摂取量の目安が定められていますので、常識の範囲内で摂取していくことが大切です。

 

黒豆と大豆の違いはアントシアニン!

黒豆と大豆の違いとして決定的なのが、見た目の色です。
黒豆は乾燥豆も加熱したものも、深い黒色をしていますが、大豆は明るいベージュ色をしています。
しかし黒豆と大豆の違いは色だけではありません。
黒豆の黒い皮には、アントシアニンという成分が含まれています。

アントシアニンはポリフェノールの一種であることから、優れた抗酸化作用を持っています。アントシアニンにはどんな働きがあるのかを見てみましょう。

・病気や老化、肌トラブルの原因となる活性酸素を除去する
・血液をサラサラにして、動脈硬化などの怖い病気を予防する
・悪玉コレステロールを減少させる
・パソコンやスマホで酷使した目の眼精疲労を軽減する
・肌本来の保湿成分であるコラーゲンを安定させて肌の潤いをアップさせる
・辛い花粉症などのアレルギー症状を緩和する

大豆にも含まれているイソフラボンにも、血液をサラサラにする効果や、悪玉コレステロールを下げる効果、美肌効果がありますが、アントシアニンは黒豆の黒い部分に含まれている成分なので、大豆にはない特徴的な成分です。
このことから、黒豆を黒豆茶や煮豆として摂取すると言うことは、アントシアニンの美容や健康効果も同時に摂取できるということになります。

大豆が素晴らしい食品であることは間違いありませんが、その大豆の成分に加えてアントシアニンが摂れる黒豆を毎日の食生活に取り入れていくことはとても魅力的です。
黒豆を毎日摂取するのに最も手頃な黒豆茶を活用して、無理なく黒豆のアントシアニンを摂取していきましょう。

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