> >

おいしさアップ♪葛湯の作り方とアレンジ方法いろいろ



42f282486dd4d450e46cc237bb22bcea_s
 
1300年前の昔より、体に良い食べ物や薬として用いられてきた葛湯は、様々な健康効果や美容効果が実感できるのにも関わらず、スーパーやドラッグストアなどでも気軽に入手できるところが魅力です。

そんな葛湯を飲み始めてみたいけれど、いまひとつ自分で本葛粉から作るとなると自信がなかったり、葛粉がダマになって美味しくなかったりすることもあるものです。

また、葛湯は無味無臭とも言えるほど淡白な味や風味をしていることから、いざ作ってはみたけれど、毎日同じ味ばかりでは飽きてしまうという人にお勧めの、作り方やアレンジ方法をご紹介したいと思います。


スポンサードリンク



 

基本の葛湯の作り方

用意するもの
熱湯 150g
本葛粉 10g
砂糖 小さじ1
(好みで生姜 少々)

(1) カップに本葛粉を入れて、熱湯を大さじ1杯注ぎます。
(2) よく本葛粉を混ぜて、しっかり熱湯に溶け切ったら、残りの熱湯を加えてしっかり混ぜます。
(3) 好みで砂糖、すりおろした生姜を加えて出来上がりです。

葛湯を上手に作るために大切なのは、お湯の温度です。
沸騰したての熱湯を加えることがポイントで、低い温度のお湯だと、葛がしっかり溶け切らなかったり、固まってダマになったりしがちなので注意しましょう。

正しい方法で作った葛湯はほんのり白い色をしたほぼ透明のとろみのある液体になります。
砂糖や生姜、はちみつ以外にも、塩や柚子の皮を加えることも多いですが、これらは必ず基本の葛湯を作ってから、入れるようにしましょう。

冬など室温が低い季節は、あらかじめカップに熱湯を注いで温めておくと、さらに失敗しないで上手に葛湯を作ることができます。

 

葛湯をアレンジして楽しむ

葛湯は無味無臭とも言えるとてもさっぱりした風味の飲み物で、とろみがあることから、空腹時に飲めば、満足感を得ることができます。胃腸にも優しいことから、子どもからお年寄りまで、体調を問わずに楽しめるのも魅力です。

そんな葛湯はさっぱりした風味だからこそ、色々な食材と合わせて楽しむことができます。
毎日葛湯を飽きないで続けるためにも、ぜひ試したい葛湯のアレンジ方法についてご紹介します。

抹茶やココアパウダー、コーヒーや紅茶を入れて

葛湯は温かい飲み物なので、抹茶やココアパウダーを入れても美味しいですし、予め作っておいた熱々のコーヒーや紅茶で葛湯を作るのもお勧めです。
抹茶やココアパウダーは、まるでスイーツのような食感になりますし、コーヒーや紅茶で葛湯を作ると、とろみがあって、飲み応えのある飲み物として楽しむことができます。

ただし、葛を混ぜる手順は必ず基本の葛湯と同様にすることと、よく沸騰させたものを使用することがポイントです。

牛乳や豆乳を入れスイーツ風にして

牛乳や豆乳をよく沸騰させて、葛湯を作ってみましょう。
予め砂糖やはちみつを入れて好みの甘さを付けておくと、さらに美味しくなります。

出来上がった葛湯は、まるでスイーツのように楽しむことができるので、好みでフルーツのジャムやシナモンを添えても美味しいですし、カロリーが低くて食べ応えがあるので、ダイエット中のおやつにも最適です。

カフェオレやミルクティーで葛湯を作っても、同じように楽しむことができます。
変わったところでは、ハーブティーのミントティーを入れて葛湯を作り、はちみつを加えると、すっきりした風味で気分転換にぴったりの清涼感のある葛湯を頂くことができます。
とろみがあるので、スプーンですくって食べるのがお勧めです。

熱湯の量を減らしてゼリー状にして

葛湯は体を温める食べ物なので、基本的には温かいままいただくことが多いのですが、熱湯の量を葛湯が固形になるくらいまで減らして、冷やしてゼリー状にしても美味しくいただけます。

作り方は基本的には葛湯と同じですが、少量の熱湯で葛を溶いたら、通常の量の半分から3分の2程度の熱湯を加えて葛湯を作りるのがポイントとなります。
味の付け方はいつもの葛湯と同じで、ゼリーとして冷やして食べるものだからこそ、ちょっと濃いめの味にすると美味しいです。

どろっと粘度の高い葛湯を作ったら、ラップをして冷蔵庫で冷やしましょう。
暑い季節でも美味しく、葛湯をいただくことができます。

牛乳で葛湯を作り、冷やしたものにシナモンや、チョコレートスプレー、ココアパウダーをまぶすと、子どものおやつとして、牛乳を無理なく取ることもできるのでお勧めです。

りんごや人参などのフルーツや果物を入れて

ちょっと変わったもので、りんごや人参などの果物やフルーツを入れて葛湯を作るのもおすすめです。

(1) まず、葛粉を大さじ1程度の熱湯でしっかり溶いた後、50ml程の熱湯を加えてしっかり混ぜ合わせます。
(2) りんごや人参を50mLくらいすりおろして、電子レンジや鍋などでしっかり温めて、(1) に加えて手早く混ぜ合わせます。
(3) 好みで砂糖やはちみつを加えて、さらに混ぜます。
(4) そのまま食べても美味しいですし、冷蔵庫で冷やしても美味しくいただくことができます。

このように、様々なアレンジを加えることができる葛湯は、温かい飲み物としても、冷たいスイーツとしても楽しむことができるとても使いやすい食品です。
食べるだけで美容や健康の嬉しい効果が摂取できる葛湯を、好みのアレンジを加えて、美味しく頂いていきましょう。

このエントリーをはてなブックマークに追加


スポンサードリンク
スポンサードリンク

Comments are closed.