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アレルギー、花粉症のある人はビーポーレンはNG?



ビーポーレン

古代ギリシアでは「神々の食べ物」と言われて大切にされてきたビーポーレンは、約90種類もの栄養素を含有していることから、パーフェクトフードと言われる、美容や健康に非常に優れた効果を持つ食品です。

そんなビーポーレンは、あらゆる人にとってとても魅力的な食品ですが、アレルギーのある人でも本当に安心して摂取することができるのでしょうか?

アレルギーには食品や動物、植物などたくさんのアレルゲンがあるだけでなく、アレルギー反応は、一旦起こると体調を崩したり、重症になる可能性もあることから、アレルギーを持っている人にとって、このように効果の高い新しい食品は、ちょっと警戒してしまうかもしれません。
そんな人にも是非知って頂きたい、アレルギーのある人のビーポーレンを安全に摂取する方法についてご説明していきたいと思います。

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蜂アレルギーや蜂に刺された経験のある人は注意が必要

ビーポーレンは、ミツバチが花粉を集める際に、後ろ足にくっつけて来る花粉団子のことです。
そのため、蜂にアレルギー反応を起こす人や、過去に蜂に刺されたことのある人は、ビーポーレンを摂取することで、アレルギー反応を起こすおそれがあるので、摂取に注意が必要です。

念のため、摂取する前に医師にビーポーレンを摂取しても大丈夫か相談しておくと安心ですし、摂取の許可が出た場合は、なるべく良質なビーポーレンを扱うメーカーで購入するように心がけましょう。
他にも、はちみつやローヤルゼリーにアレルギーを持つ人も、摂取する際は医師や薬剤師に相談して、安全を確認してから摂取すると安心です。

 

アトピー性皮膚炎の人は症状が悪化する可能性も

アレルギー反応を緩和する効果があると言われているビーポーレンは、アレルギー反応の一つである、アトピー性皮膚炎の改善にも効果があるのでは?と思われるかもしれません。

確かに、アトピー性皮膚炎の人で、ビーポーレンを摂取して、症状が緩和したという人は少なからずいるようです。しかしそんな、症状が緩和した人がいる反面、ビーポーレンを摂取したことによって、アトピー性皮膚炎がより悪化してしまった人が、高い割合でいるのも事実です。

このことから、ビーポーレンを摂取する際に、アトピー性皮膚炎を患っている人の場合は、特に注意するようにしましょう。
摂取している最中に、アトピー性皮膚炎の症状が悪化するようなら、迷わずビーポーレンの摂取は中止しましょう。

 

 

花粉症の人も摂取は慎重に

花粉の団子であるビーポーレンを摂取して、花粉症が楽になるというと、何だか矛盾を感じる人もいるかもしれません。
確かに花粉症の辛い症状は、花粉を体内に取り込むことによって発症するものなので、同じ花粉であるビーポーレンは本当に大丈夫なの?と心配になる人もいると思います。

しかしビーポーレンは、ミツバチの後ろ足にくっついている花粉の団子で、虫媒体花粉と言われており、風を媒体として摂取した花粉と違って、花粉症などのアレルギー症状は出ないとされています。しかも、約90種類もの栄養素が含まれていることから、花粉症の辛い症状を緩和する効果もあると言われています。

このことからも、様々な種類の花粉症に悩む人の中には、ビーポーレンを摂取することで、症状を楽にすることができた人も多いことと思います。

 

スギ花粉症やイネ科の植物の花粉症の方は特に気を付けて

しかし、このように多くの花粉症の人にとっては有益なビーポーレンですが、稀にアナフィラキシーショックなど、重篤な副作用を起こす人もいるようです。

特にスギ花粉症やイネ科の植物の花粉症を持っていて、ビーポーレンを試してみたいけれど、このような副作用が心配な場合は、必ず摂取する前に、医師に相談してから摂取を始めることをお勧めします。

また、ビーポーレンを摂取して、具合が悪くなった場合は、速やかに摂取を中止して、必要なら医療機関を受診するようにしましょう。
どうしても摂取してみたいけれど、副作用が心配な場合は、まずはごく少量から試してみて、大丈夫そうなら少しずつ量を増やしていくのもお勧めです。

 

 

1歳未満の子どもには絶対に摂取させない

はちみつと同じ、ミツバチによって巣へと運ばれてくるビーポーレンは、ヨーグルトなどと相性が良いことから、大人が食べる時に、取り分けて子どもに食べさせることもあるかもしれません。

ビーポーレンには具体的に何歳から食べても大丈夫とは明記されていませんが、1歳未満の子どもには、はちみつ同様、微量に含まれているかもしれないボツリヌス菌による、ボツリヌス症状を引き起こすおそれがあるので、ビーポーレンが入った食品を絶対に食べさせないように注意しましょう。
また、大人同様、蜂アレルギーや蜂に刺された経験のある子どもも摂取には注意しましょう。

このように、アレルギー反応の緩和に効果がある反面、アトピー性皮膚炎や花粉症の人、蜂アレルギーやはちみつアレルギーを持っている人の中には、重篤なアレルギー反応を引き起こす可能性もあるのがビーポーレンです。
アレルギーのある人は、念のためビーポーレンを摂取する際は慎重に、必要なら医療機関の指示を守りながら、摂取しても大丈夫か判断することをお勧めします。

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