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しそ茶・しその葉の効果と欠点を比較。オススメはどっち?



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ダイエットや美肌効果、辛いアレルギー症状を緩和する効果など、様々な美容や健康に嬉しい効果を実感できるしそ茶の原料は、しその葉です。
初夏から夏に旬を迎えるしそは、爽やかで食欲をそそる香りが特徴的な、暑い季節の食べ物として古来より親しまれてきた、馴染みの深い食品です。

そんなしその葉は、お刺身を腐敗させないよう添えられていたり、手巻き寿司や酢の物、そうめんやひや麦の薬味としてもよく用いられています。


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またしそ茶は、調理をしなくてもしその栄養成分をしっかり摂取することができるため、その手軽さがとても魅力的です。

しそ茶としその葉、選んで摂取するならどちらがおすすめでしょうか?
それぞれのメリットデメリットとともに、ご説明していきたいと思います。

 

風味を楽しむならしその葉!

しその葉は、夏に旬を迎えることから、価格や栄養成分的にも、旬に食べるのが一番効率よく美味しいです。特に赤じそは旬の時期にのみ出回ることから、梅干しの色付けやしそジュースなどにして、毎年美味しく食べている人も多いことと思います。

また青じそは、今は季節を問わず、一年中食品スーパーなどで入手することができることから、暑い季節だけでなく、寒い冬でも洗うだけで、いつでも食べられる手軽な食品としてとても便利です。

赤じそも青じそも、しその葉はとてもみずみずしく、爽やかな香りを思い切り感じることができるのがメリットです。
しその風味を堪能したいなら、そのまましその葉を味わってみたり、様々な料理に活用してみましょう。

 

しその葉の欠点は?

しその葉は、βカロテンやビタミンB群をはじめとする、様々な栄養成分が摂取できるだけでなく、しそ茶同様、ポリフェノールの一種であるロズマリン酸や、殺菌効果のある香りの成分、ぺリルアルデヒドを摂取することもできます。

しかししその葉はとても香り高く、少し辛味を感じることから、たくさんの量を一度に食べるのは難しい食品です。
しその葉は1枚あたり約1gなので、しそ茶と同じ栄養成分を摂取するとなると、大量のしその葉を食べなければならないことにもなります。

このように、香り高く食欲をそそるけれど、一度にたくさんはなかなか食べづらいのがしその葉です。

 

栄養や成分を手軽に摂取するならしそ茶

しそには野菜の中でも屈指の含有量のβカロテンをはじめ、ビタミンB群やカルシウム、鉄分、カリウムなどのミネラルも含まれています。

これらの成分の効果を実感するためには、やはりある程度まとまった量のしそを食べなければなりません。
そんな時、しその葉ではなかなか一度にたくさん食べるのは難しいですが、しそ茶なら一度にたくさんのしその葉からお茶を作るので、これらの成分を無理なくたっぷり摂取することができます。

しそ茶なら赤しその栄養素も摂取しやすい

また、しそには青じそと赤じそがありますが、赤じそには青じそには無い、シソニンという成分が含まれています。

シソニンはポリフェノールの一種であるアントシアニン色素で、肌トラブルや老化、病気の原因となる活性酸素を除去する、強力な抗酸化作用があるとして知られています。

一年を通して入手しやすい青じそに対して、赤じそは、食品としては初夏から夏の旬にのみ販売されている生の葉を購入するか、家庭菜園による自家栽培、赤じその葉を乾燥させてふりかけにしたものを購入しなければ、食べることができません。

ふりかけになった赤じそは一年中販売されていますが、塩分も多いので、一度にたくさんの量を食べるのは難しいものです。
しかし、しそ茶なら、赤じそを使用したものも多く、季節を問わず摂取することができます。

いつでもどこでも飲めるしそ茶

さらにしその葉と違って、しそ茶は作ったものを保温ポットや水筒に入れれば、どこにでも持って行けるので、しその葉を調理する時間や場所が無い場合も、無理なくしその栄養や成分を摂取することもできます。

しそ茶は、しその葉と比べて、一度にたくさんのしその栄養や成分を摂取できる上に、持ち運びがしやすいことが一番のメリットです。
しその葉が体に良いことは十分分かっているけれど、しそを料理に使う時間がない場合や面倒な場合は、しそ茶として飲んでみることをお勧めします。

 

しそ茶の欠点は?

しそ茶以外のお茶でもそうですが、お茶として飲むのは美味しくても、どうしても茶葉に栄養や成分が残ってしまいがちです。

せっかく栄養豊富なしその葉茶の茶葉なので、お茶を作った後の出しがらも、油で炒めて醤油や顆粒だしを加えてお惣菜にアレンジしたり、ティーバッグを浴槽に入れて、入浴剤の代わりとして再利用してみましょう。
しその栄養や成分を、余すことなく活用できるのでお勧めです。

また、爽やかで食欲をそそるしそ自体の香りはあるものの、しその葉を食べるような、辛味はあまり感じられないのがしそ茶です。
このことから、美容や健康のために、たっぷりしその栄養や成分を摂取したい場合はしそ茶を、しそそのものの爽やかでほんのり苦くて辛い風味を丸ごと楽しみたい場合は、しその葉を食べることがお勧めです。

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