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PA?SPF?++?日焼け止めの性能欄の味方を徹底解説。日焼け止め選びの参考にどうぞ!



日焼け止め

 

サンスクリーン剤にはピンからキリまでありますよね。
サンスクリーン剤の性能欄には、顔面・身体と言う用途、紫外線吸収効果、紫外線散乱効果の有無、配合成分の他、PA・SPFと言った2つの値が書かれています。
それら2つの数字がサンスクリーン剤の強さをあらわします。

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両方が優れている日焼け止めがベスト

お互いUV-AとUV-Bに対する防御力をあらわすため、どちらか一方が優れているだけでは不充分、サンスクリーン剤を購入する際は両方が優れている製品を購入しましょう。

前者の「PA」はUV-Aに対する防御力です。
紫外線を防止する効果を記号であらわし、対数関数的に5段階に別れます。
具体的には無印が2倍未満、「+」が2倍以上4倍未満、「++」が4倍以上8倍未満、「+++」が8倍以上16倍未満、「++++」が16倍以上を指します。

ここで言う倍率は「サンスクリーン剤を(100平方ミリメートルに対し2グラム)塗る場合、塗らない場合と比較して何倍の紫外線まで耐えられるか」をあらわし、例えば、UV-Aを90%カットするサンスクリーン剤の場合、10倍まで耐えられますからPA+++になります。

 

日焼け止めの進化

サンスクリーン剤はPA・SPFを問わず日々性能が向上しつつあるものの、紫外線の研究によりUV-Aの危険性が明確化したこともあってPAの性能向上が著しい様です。
その結果、一昔前はPA+++であってもUV-A防御効果が非常にあると言われましたが、2013年以降は効果が極めて高いPA++++のサンスクリーン剤が売られる様になりました。
一方、後者の「SPF」はUV-Bに対する防御力です。
(PAと違い)大まかな記号ではなく倍率を数値であらわします。
倍率の意味はPAと同様、例えば、UV-Bを95%カットするサンスクリーン剤の場合、20倍まで耐えられますからSPF20になります。
古くからUV-Bの危険性が知られていたこともあってPAと比較して倍率が高く、今では紫外線吸収剤の中にはSPF50、副作用が少ない紫外線散乱剤であってもSPF30が一般的になりました。

 

 

天然素材の日焼け止めもあります

天然素材で作られた植物性のサンスクリーン剤であってもSPF10の製品が売られています。
ただし、30とか50と言う数字は、あくまでも必要な量(100平方ミリメートルに対し2グラム)を塗った時の倍率です。
特に紫外線吸収剤は透明色の薬品のため、ついつい塗る量が少なくなると言われますが、塗る量が少ない場合、紫外線を防ぐ効果が明らかに減少する様です。
最後にサンスクリーン剤の注意点として「サンスクリーン剤は時間と伴に薄くなる」特性を持ちます。
例えSPF30の製品を塗っている場合であっても、徐々に効果が薄れる特性を持つため、30倍の時間継続して紫外線を受け続けるのは危険です。

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この記事は当ブログのライター「朔旦サカイ」が書きました。

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