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歯周病予防に最適な歯ブラシはどれ?



デンタルケア

 

最近歯周病予防に力を入れている歯医者さんの多くで、やわらかめの歯ブラシをすすめている傾向があるようです。

やわらかめの歯ブラシというと、磨いた気がしない、汚れがおちるのか、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、歯周病を予防するためには歯を磨く、汚れを落とすというよりも歯と歯茎をマッサージする、という感覚が必要だったりします。
力を入れてごしごし磨いてしまうと歯や歯茎を傷つけてしまうこともありますのでご注意を。

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歯と歯茎を45度で磨くバス法

正しい歯の磨き方のひとつに、バス法というものがあります。
これは歯と歯茎の間を45度の角度で磨く、というもので45度の角度にすることで歯ブラシの毛先が歯茎の内側に入り込み、通常では落としづらい歯垢を落とすことができるのです。
このバス法を実践するときに柔らかい歯ブラシというのが非常に効果的なのです。

 

 

オススメはTepe

歯医者さんで扱っている歯ブラシのひとつにTepeというメーカーのものがあります。
Tepeは歯周病予防の先進国、スウェーデンのメーカーのもので、スウェーデンの薬局で購入されている歯ブラシの7割以上がTepeなのだそうです。

 

ヘッドが大きいのが心配なんだけど…

日本製の歯ブラシにくらべて、ヘッド部分が大きくなっています。
あまりにも大きくて、奥まで届くか心配になる形状なのですが、そこあたりはきちんと設計されているらしく奥の歯に届くように、先の部分が台形になっています。
この歯ブラシ、毛先が非常にやわらかくて、一度使うと病みつきになってしまうくらいに使っていて気持ちがいいんです。

 

 

スウェーデンは虫歯人口が少ない国

WHOが2004年に出している齲蝕歯数のデータでもスウェーデンはダントツに虫歯の少ない国です。
もしかしたら、Tepeがスウェーデンの虫歯の少なさに貢献しているのかもしれません。

 

 

歯磨き粉よりも歯ブラシ選びが大切

よく歯周病予防の歯磨き粉のCMを見かけますが、歯周病予防の基本はまず日々の歯ブラシです。
正しい歯みがきを続けることによって、歯周ポケットが浅くなったり歯肉の腫れが引いたもします。
逆に、せっかくやわらかい歯ブラシを使っていても、慣れていないと余計な力が入ってしまい歯や歯茎を傷めてしまうこともあります。

 

 

気になることがあったら歯科へ!

また、実際に使ってみてきちんと磨きたいと思われる方もいらっしゃるかと思います。
少しでも気になることがある場合は自分で判断せず、かかりつけの歯医者さんや歯科衛生士さんに相談してみると良いでしょう。
自分に合った歯ブラシを見つけて、お口の健康を守っていってくださいね。

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