朝のヨガと夜のヨガ、それぞれの特徴~ヨガレッスンの種類1
ヨガには数多くの種類があり、どの種類のヨガを選べばよいか迷います。レッスン紹介や難易度を参考に、興味のあるクラスにどんどん挑戦していけばよいと思いますが、どのようなヨガがあるか、少しずつ紹介します。
他の記事でも述べたとおり、同じ名前のヨガクラスでも先生によって全く違ってきますので、ここで紹介するのはあくまでも一例であり、最後は自分で挑戦しないと分からないという点はお忘れなく。
朝のヨガと夜のヨガ
さて、ヨガ教室の時間割を見ると、働く女性も通いやすいよう、朝から夜遅くまでヨガのレッスンが開講されています。そして、朝には「朝ヨガ」や「朝の○○ヨガ」、夜には「ナイト○○ヨガ」など、時間帯に応じたヨガが設定されている場合があります。
夜遅くは通えないから日中のレッスンしか受けられない、早起きは苦手、仕事が遅くなりがちだから夜のレッスンになってしまう……といったご事情はもちろんあると思いますが、朝のヨガと夜のヨガの特徴を知り、機会ができたときには、普段は通えない時間帯のヨガにも挑戦してみてください。
体を目覚めさせる朝ヨガ
朝ヨガは、朝の新鮮な空気と気持ちの中で体を動かして、体と心をすっきりと目覚めさせ、その日一日を元気に過ごせるようにします。眠っている間に滞っていた代謝を促す、美容効果も期待できます。
平日に通えるならば、「朝活」として清々しい気持ちで出社でき、仕事の効率アップにつながるかもしれません。平日が難しくても、休日の朝に頑張って挑戦すれば、平日の疲れを取ることができますし、だらだらと昼まで寝ているより、貴重な休日の時間をずっと有効に使うことができるのです。
朝のヨガの注意点
朝ヨガの注意点を2点ほど挙げます。
1点目は、目覚めたばかりの体で行うので、無理をしないことです。「朝ヨガ」として設定されているレッスンは、大抵それを心得て、呼吸から始まり、ゆっくりとした動きを中心に行っていきますが、それでも体の動きが鈍いからと慌てて動いてはケガのもとです。普段より多少動けなくても気にせずに、体を気遣いながら「気持ちいい」を目指しましょう。レッスン前に軽くストレッチをしておくのもよいと思います。
2点目は、いつも以上に意識して水を飲むことです。寝ている間に想像以上に失われる水分を取り戻すためと、新陳代謝をより良くして美容効果を上げるために、レッスン中やレッスン前後の水は多めに取ります。
リラクゼーションが中心の夜のヨガ
一方、夜のヨガは、リラクゼーションが中心です。ヨガの深い呼吸とゆったりとしたポーズで一日の疲れを取り除きます。
激しい動きはほぼ無く、レッスン前に「立ちポーズはありません」とはっきり伝えられたことすらあります。ですので、仕事の後でも無理なく行うことができますし、初心者でも心配することはないでしょう。
夜のヨガの注意点
逆に、ヨガに慣れてくると、毎日このヨガでは物足りなく思うかもしれません。仕事帰りでもまだまだ頑張れるというときは、運動量の多い他のヨガに挑戦し、仕事が特に忙しく、疲れ切った日に選ぶなど、上手に夜のリラクゼーションヨガを取り入れましょう。
また、夜に限らず、リラクゼーションヨガはアロマを使う場合があるので、苦手な方は、アロマを使用していないクラスを選ぶのがよいと思います。
特徴を知った上で生活に取り入れて
このように、朝のヨガも夜のヨガも、朝ならでは、夜ならではの効果があります。単に「その時間しか行けないから……」ではなく、特徴を知って、うまくヨガ生活に取り入れていきましょう。