作った翌日がさらに美味しい!カブの豆腐入り肉詰めレシピ。フーフーしながら召し上がれ
仕事をしているとどうしても規則正しい食生活を送ることが難しくなります。
特にハードな仕事で残業して疲れ切って帰った日こそきちんとした栄養をとらなくてはいけないと頭でわかっていても麺類やごはん物などの炭水化物をドッカリとってしまって・・自己嫌悪。
これでは身体にも美容にも最悪の状態になってしまいます。
ちょっとだけ余裕があるときに1品作っておきましょう
そういう時のために、前日に余裕があれば、1品作っておくことをおススメします。
まず夜遅く食べる時は、消化が良くて栄養があり、そしてこれがとても大事な事なのですが、疲れている自分を癒してくれる温かいものがいいと思います。
カブの季節に楽しんで
今日は炭水化物の消化を助ける酵素のジアスターゼやでんぷんの分解にも働く酵素を含んだカブを使った詰め物を作ります。
適度な大きさのカブを使えばくり抜きは簡単ですし、カブは疲れた胃腸を温める働きもあります。
いくら夜遅くても、ある程度の食べごたえがないとやっぱり寂しいので豆腐を加えた豚肉で作ったヘルシーな詰め物にします。
カブの豆腐入り肉詰め 材料
カブ 直径10センチほどのもの2個
豚肉ミンチ100g
豆腐(木綿)50~60g
シイタケ大1個(小さい物なら2個)
青ネギ2本
かつおだし汁カップ3
昆布三センチ四方1枚
酒大さじ1
みりん大さじ2
醤油大さじ2と1/2
塩少々
ごま油小さじ1/3
片栗粉大さじ1
作り方
1.カブは皮を剥き1個を上下に半分に切ります。鍋の中に入れた時にひっくりかえらないように底にあたる部分が平らになるように削って調整します。
2.スプーンを使って中央をくり抜き、茶こしで片栗粉をくり抜いた部分に薄くふります。(くり抜いた身は捨てずに味噌汁の具等に使ってください。)
3.豆腐は水切りをし、シイタケと青ネギはみじん切りにします。
4.豚ミンチ、豆腐、みじん切りにしたシイタケと青ネギを加えたら酒、みりん、醤油、ごま油、塩を混ぜ片栗粉も加えてさらによく混ぜます。
5.タネをカブの穴の部分に詰め、指を使ってはがれないように押し込みしっかり密着させます。
6.カブ4個がちょうど入るくらいの鍋に入れ(カブ同士がお互いに支えて中であまり動かないほうがいいと思います。)
昆布入りの出汁を入れたら、カブが柔らかくなるまで煮ます。途中アクが出るので小まめにすくいます。
あまり強火にすると詰め物が浮き上がってはずれますので、中火~弱火くらいでゆっくり加熱します。
召し上がり方
当日食べる場合は、煮えた後、2時間くらいおいて味を十分に含ませて下さい。
翌日にはとろとろのカブに味がさらにしみ込んで、ぐっと美味しさがアップしています。「今日も私よく頑張ったな~。」と自分を労わりながらフーフーして召し上がって下さい。自分を応援してくれる大切な人や家族に作ってあげてもきっと喜ばれる優しい料理です。
くり抜いたカブの実は味噌汁などに使う他にお漬物でも。
今回私は塩と柚子果汁、ハチミツをかけて1晩置き、ちょっとだし醤油をたらして美味しく頂きました。食材を全部使い切る事を考えるとアイディアが浮かんできてキッチンに立つのが楽しくなります。