ザワークラウト簡単レシピ♪発酵食品でアンチエイジングケア！

 
近年、納豆やみそ、麹など昔ながらの発酵食品が持つ健康・美容効果が注目を集めています。数十種類の野菜や果物を発酵させて作った酵素ドリンクも健康食品としてすっかり一般的になりました。こうした発酵食品はアンチエイジング面から考えてもオススメの食材です。ここで発酵食品の効果について詳しく説明しましょう。

酵素の力でアンチエイジング

発酵食品には酵素が豊富に含まれています。生命活動を維持するために必要な代謝酵素や食べたものから栄養を吸収する消化酵素といった潜在酵素は年齢とともに減少していきます。体内の酵素が減少すると、免疫力が低下してさまざまトラブルが起こりやすくなり、老化のスピードも速まってしまうのです。

また細胞を老化させる活性酸素を除去する効果のあるポリフェノール、カロチン、ビタミンＣなどの栄養素は酵素がなければ、体内で効率よく吸収することができません。

発酵食品には納豆、みそ、麹、ぬか漬け、キムチやザワークラウト、搾菜といった植物性のものとヨーグルトや塩辛、鰹節といった動物性のものがあります。アンチエイジング効果がより高いと言われているのは食物繊維を多く含む植物性の発酵食品。特に納豆やみそは女性ホルモンに似た働きをする大豆イソフラボンが同時に摂れるため、女性のためのアンチエイジング食材としては最適と言えるでしょう。

ただし、市販のキムチやぬか漬けの中にはきちんと発酵させずにうま味調味料だけを添加したものも少なくありません。キムチを選ぶなら韓国製のもの、ぬか漬けは手作りするなど、食材の質にもこだわってみる必要がありそうです。

簡単ザワークラウトの作り方

納豆やみそ、キムチといった発酵食品を家庭で手作りするのは手間も時間もかかってしまいます。ここで簡単にできる植物性発酵食品であるザワークラウトのレシピを紹介しましょう。

用意するもの

・キャベツ 半分　
・自然塩　キャベツの2％
・水100CC
・乾燥ローリエ、黒コショウ粒・キャラウェイシードなどのスパイス　好みの量

作り方

キャベツは洗って、粗目の千切りに。熱湯で消毒した鉄製のボールやホウロウの鍋などにキャベツを入れておきます。塩はミネラルウォーターで溶かしておきましょう。塩が完全にとけたらスパイス類を加え、キャベツと混ぜます。その後、ラップをかけて重石をのせて完了。水分が足りないようであれば、2％の食塩水をプラスしましょう。1週間後くらいが食べごろ。酸味が出てきたら、発酵しはじめたサインなので、冷蔵庫で保管するようにしてください。

日本の白菜の漬物と似ていますが、キャベツは1年中手に入って少量から作れるので1人暮らしの方にもお勧めです。脂っこい肉料理の付け合わせにするとさっぱり食べられます。熱湯でボイルしたソーセージとも相性ぴったり。是非、お試しください。

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