もっと簡単に酵素を摂る方法。お手軽ローフードレシピ「ガスパチョ」
食材を生で食べることで体内の酵素を増やすことができます。
ヨガ(ヨガ食)では体を冷やすことはとても悪いこととされていますので、ほとんど生野菜の料理などは出てきません。火を通した料理が多いのが特徴です。
しかし、食事の方法に、誰にとっても正しい食事、というものはありませんので今回はローフードという食材を生で食べるスタイルをご紹介します。
酵素は加熱すると壊れる!
なぜ食材に火を通さないのでしょうか?その理由は「酵素」という物質にあります。体内で栄養素を消化する際に酵素が必要なのですが、酵素は加熱すると壊れてしまいます。食材の酵素を生かしたまま体に取り入れる食事法、それがローフードなのです。
酵素が十分にあれば、栄養素を効率良くエネルギーに変換できるため、消化吸収や体のメンテナンスがとてもスムーズに行われます。美容や健康に良いわけですね。自分の心身に高いパフォーマンスを上げさせるには消化を楽にしてあげることが重要なのです。肉を食べるとスタミナが付くようなイメージがありますが、実際には肉を消化するために自分のエネルギーを沢山消耗してしまうのです。
ローフードレシピの代表的な食材は?
ローフードのレシピで多く用いられるのは、野菜と果物、他にはナッツ類、海草類、ドライフルーツ、豆類、ハーブ、などです。食事の全てをローフードにする必要は無く、サラダを付け合せにしたり、朝食を野菜ジュースにするといった気軽な取り入れ方をすれば十分です。
手軽なローフードレシピ
ガスパチョ(スペイン料理:野菜の冷製スープ)
1、 トマト、きゅうり、玉ねぎ、パプリカ、ニンニクなどの野菜を乱切りにして、スープ状になるまでミキサーにかけます。野菜はトマトをメインにする気持ちで。
2、 野菜のスープができたら、水、レモン汁、ビネガーを少し入れて伸ばします。
3、 塩、胡椒で味を調え、最後にオリーブオイルを回しかけて出来上がりです。
野菜スープなのにスタミナが付きます。作って一晩置いたものも味が馴染んで美味しいです。
切り干し大根とひじきのサラダ
買い置きの和食の食材もローフードにできます。
1、 切り干し大根と、ひじきはそれぞれ水に戻しておきます。
2、 酢、レモン汁、しょうゆなどでお好みのドレッシングを作ります。梅干を刻んで加えると、塩分が少なくて済み、食材にも合います。
3、 ドレッシングで大根とひじきを和え、野菜を加えるなどしてサラダが完成です。
切り干し大根とひじきは加熱しなくても美味しい。ごはんに合うローフードです。
何を食べるかで、あなたがどのような人間になるかが決まります。自分が美しく健康であって欲しいという、愛情あるメッセージを送る気持ちで口に入れるものを選びましょう。