あなたの「美白ファンデーション」は美白する？効果あるナシの見分け方

 
「美白○○ファンデーション」や「ホワイト○○ファンデーション」など、さも美白効果があるかのような化粧品やファンデーションがありますね。

あなたの美白ファンデは医薬部外品？薬用？

あなたがお使いの美白ファンデーションには「医薬部外品」もしくは「薬用」と表記がありますか？
もし、きちんと記載があるならば、厚生労働省が認可した美白有効成分が配合されている、予防美白効果のあるファンデーションです。
資生堂のルーセントホワイトシリーズのファンデーションや、クレ・ド・ポーボーテのファンデーションにはきちんと「医薬部外品」と表記があり、有効成分である「m―トラネキサム酸」が配合されています。
コーセー　雪肌精シュープレムのホワイトニング リキッドファンデーションには「ビタミンC誘導体」が配合されれています。
その他、ディオール　スノーホワイト ピュア&パーフェクト ファンデーションは美白有効成分「TXC」が配合されています。

美白スキンケアや美容液と同じように、美白有効成分が配合されていないと美白効果は謳えないはずですが、多くのファンデーションに美白と記載してあるのはなぜなのでしょうか？

美白の注釈に注意して

例えば、メナードのフェアルーセントは深田恭子ちゃんがCMしている美白シリーズですね。
そのフェアルーセントの「美白ファンデーション」がありますが、美白有効成分は配合されていません。
しかし、しっかり美白効果をうたっています。
その、理由が注釈にあります。

※メイクアップ効果で肌を明るく白く見せ、シミ・ソバカスをカバーします。

実は、薬事法によって、注釈をつけることにより、独自の美白に対する解釈を付け加えれば、「美白」という文言を使用することが認められているのです。

上記の例でいうと、フェアルーセントの「美白ファンデーション」の「美白」とは、予防美白ではなくメイクアップ効果による明るい白い肌の演出であり、シミそのものをなくす効果などないのです。
 
しかし、このファンデーションを愛用している方の中に「美白効果を感じている」という方もいらっしゃるのも事実です。
人によって感じ方は違うと思いますが、宜しければ試してみてください。
 

ホワイトという名称は自由に使える

その他「ホワイト」という名称には注釈も必要ないのです。
勝手に消費者であるみなさんが「ホワイト」というイメージから「美白効果」を想像するんですね。
けれど、美白有効成分は配合されていないので、あるとしたらメークの効果で透明感が上がったり、シミ・そばかすをカバーすることができるだけなのです。

ファンデーションに美白効果があるのは一部の医薬部外品表記のある商品だけです。
表記を確認してみてくださいね。
ファンデーションは美白効果よりも紫外線防止効果を求めるほうが良いようです。
予防美白はスキンケアや美容液でおこないましょう！

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