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ベースメイクとポイントメイクのコツを伝授!薄化粧でも美しい肌を



アンチエイジング

 

『厚化粧』は嫌だ、でもだからと言って『薄化粧』は怖い…これは年齢肌を迎えた女性の多くが抱えるジレンマだと思います。
しかしそれでも、アンチエイジングメイクを目指すなら『シミも毛穴もくすみも全部消してしまいたい』そんな思いでどんどん重ねられるファンデーションへの依存をやめてみましょう。
かといってファンデを塗るなと言っているわけではありません。
一種類のメイクアイテムで肌悩みを消そうとすることから脱却してみる、これが若々しいメイクの作り方の基本です。

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まずは土台作りから

まずはスキンケアをしっかり肌に馴染ませ、ベースメイクが上滑りしないように土台をしっかり作っておきましょう。

 
ベースメイクの一番最初は日焼け止めです。
肌に合わない、という場合を除いて日焼け止めは夏だけでなく年中使うようにしましょう。
紫外線は将来の美肌を阻害するアンチエイジングの大敵です。
しっとりと肌に潤いを与えてくれるタイプを使えば冬場の乾燥にも負ける事はありません。
日焼け止めを顔全体に塗ったら今度は下地クリームです。
下地はお使いのファンデーションとセットで売られている物を使うと一番密着力が高いのでおススメです。

 

メイクアイテムを使いこなして

続いてここからは自分の悩みに合わせたアイテムで肌作りをしていきましょう。
毛穴の開き・油分過多によるテカリが気になる方はポアカバーアイテムを、頬の赤み・くすみが気になる方はコントロールカラーを重ねてください。
ポアカバーは縦横無尽に毛穴を埋めるように伸ばし、コントロールカラーは肌を擦らないように馴染ませましょう。

 

 

ファンデーションの塗り方

ここまで肌準備が整ったら、いよいよファンデーションの登場です。
パフに少量のファンデを取ったら、肌にのせる前によく揉み込んでください。
こうすることで肌に乗るファンデが均一な量になります。
それをポンポンと軽くたたくような感じで頬・頬・鼻と馴染ませていきましょう。
鼻は皮脂が多く分泌され崩れやすい部分なので、新しくファンデを取らずに頬にのせた後の残りで十分です。
額や顎などの輪郭部分も、パフに残っているファンデを伸ばすだけで構いません。
こうすることで顔の中心から外に向かって自然とファンデが少なくなり首の色との差異が気にならずに仕上がります。

 
『シミ』が気になる方はファンデが仕上がった後でコンシーラーを使ってください。
気になる部分にトントントンと、決して引っ張って塗るのではなく色を置くように重ねると綺麗に気掛かりが隠れます。

 
そして最後に粉白粉を重ねましょう。
これはプレストでもノンプレストでも構いませんが、顔色が沈まないようにファンデよりワントーン明るい物を選んで下さい。

 
これで終了です。
注意点は、重ねるアイテムはとにかく少量、薄い膜を何層にも重ねるイメージで仕上げてください。
ファンデで全体をのっぺりと覆い尽くすのが『厚化粧』気がかりに合わせたアイテムを駆使して必要な部分にのみ使うのが『薄化粧』です。
肌悩みだけを消して、肌全体には生き生きとした明るさを保つメイクを作ってみませんか?

 
ベースメイクが終わったら、次はポイントメイク。
いちばん重要なのはやっぱり目元ですよね!

 

 

ポイントメイクは流行に流されないで

メイク、と一言で言ってもそこにはベースとポイントという部門が2つあり、特にポイントメイクは時代に応じた流行で色やラインの引き方などに違いが出てくるのが特徴です。

 
しかしアンチエイジングメイクを目指すのであれば、あまりにも流行に流されるのはおススメしません。
メイクの流れを作っていくのはどうしても10~20代を中心とした若者になりますので、そのまま流行に乗ろうとするとどうしても痛々しさが拭えなくなるからです。
どんなに手をかけて時間をかけて作り込んだ肌でも、天然の若さが弾ける肌と並ぶとどうしても見劣りしてしまいます。
そこでアンチエイジングメイクとしましては、流行の色を抑えておく事を基本に、使い方は年齢に沿った落ち着いた完成を目指しましょう。

 
ポイントメイクの中でも顔の印象を決めるのは[目元]です。
眉を含むアイメイクですね。

 

 

細眉は卒業しましょう

まず、眉に関しては[細眉]をやめましょう。
30代後半以上の方って、とっても細い線のような眉を作る方が意外と多いですがそれは今の流行ではなりません。
細眉といえば1990年代に大流行しましたが、今は地毛を生かして少々存在感のある眉がトレンドになって久しいですし、あまりに細い眉は時代遅れ感と共に、目元の間隔を不自然に広く見せるので全体のバランスも崩れてしまいます。
出来るだけ自分の眉毛を生かし、眉墨で形を整えるようにして下さい。
年齢をある程度重ねたら、流行を追いかけるというより、自分の顔に合った形というのを決めておくといいですね。

 

アイカラーをのせる前にコントロールカラーを

次に瞼を中心としたアイメイクですが、目元は皮膚が薄く乾燥しやすいうえにアイカラーを何層にも重ねられる生活が続くとどうしてもくすみやすくなってくる部分です。
アイカラーを乗せる前に目元用のコントロールカラーを軽く乗せて色味の調整をしておくと、アイメイクのモチと発色の美しさに差が出ますよ。

 

 

アイメイクはグラデーションを意識して

使うカラーはお好みですが、気を付けたいのはきちんとグラデーションを作り出す事。
ちゃんと眉から瞼の際まで徐々に濃くなっていくグラデーションを作れたら、それだけで目元の印象の8割は完成したも同然です。
後の2割はアイラインで作り込んでいきましょう。

 
アイラインはリキッドでもペンシルでも構いませんが、どちらもあまり太く書きすぎないよう睫毛の間を埋めるように引き、ペンシルなら引いた後ちゃんとシャドーと馴染ませる、リキッドはぼかせないのでガタガタならないように引いて下さい。
そして下瞼には引かない方が無難です。
目元をぐるりと囲むように引くアイラインは、どうしてもお顔の印象の中で目だけがくりぬいたように目立ってしまい、目を小さく見せてしまったりするからです。
どうしても下瞼にも引きたい場合には目尻から中央に向けて全体の3割ほどで止めておきましょう。
下瞼にラインを引かなくても、ちゃんと上下のまつ毛にマスカラを付ける事で目を大きく印象付ける事は出来ます。

 
これでアイメイクは完成です。
目元はお顔の印象を決める大切なメイクです。
何もしないままでいると年齢そのもの、いやそれ以上に老けた印象を与えてしまいます。
だからといって若い頃そのままのテクニックではお顔が浮いてしまいますので、年齢に応じた、手抜きではない引き算のアイメイクでお顔に若々しさを与えてみませんか?

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