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肌質別化粧下地の選び方【乾燥肌・オイリー肌・インナードライ肌】



マッサージ
 
ベースメイクをより綺麗に仕上げるためのアイテムである化粧下地も、多種多様な商品が販売されています。
しかしどんなに高機能な化粧下地でも、肌質に合っていなかったり、用途に合っていなければ、ベースメイクを綺麗に仕上げることはできません。
そこで自分の肌質や肌トラブルの種類を見極め、一番肌に合った化粧下地を選ぶ方法をご紹介したいと思います。


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乾燥肌は保湿効果の高いものを選ぶ

毎日の過剰に効き過ぎたオフィスの空調や、忙しい毎日で続けがちな夜更かしなどで、肌が粉を吹いたようになっていたり、水分不足で突っ張るような場合は乾燥肌を保護するような化粧下地を選ぶことが必要です。
化粧下地には主に乳液タイプのものと、クリームタイプのものがありますが、乾燥から肌を守るためにはより油分がたくさん配合されていて、肌を保湿する力のあるクリームタイプの化粧下地が最適です。
また、化粧下地を使用する前にも、ヒアルロン酸やセラミドなど、肌の保水力をアップさせる美容液や、保湿力の高いクリームやオイルでしっかりお手入れしておくことも効果的です。

 

オイリー肌には皮脂分泌を抑える機能があるものを選ぶ

常に皮脂が過剰に分泌していてベースメイクが崩れやすい肌には、二通りのタイプがあります。
一つは肌の水分量は正常だけれど、ホルモンバランスや食べ物の好み、寝不足などが原因で皮脂分泌だけが過剰ぎみのオイリー肌、もう一つは20代以降に多い、肌の水分量が不足して肌の潤いを守ろうと皮脂分泌が過剰になっているインナードライ肌です。

皮脂分泌だけが過剰なオイリー肌の場合は、肌の皮脂分泌をコントロールする機能を持つさっぱりした使い心地の化粧下地がお勧めです。
商品によっては皮脂を吸収する成分が入っているものもあるので、過剰に分泌する皮脂をサラサラにして、ベースメイクを長持ちさせる効果を発揮します。
過剰な皮脂分泌の肌はニキビが気になる場合も多いので、余分な皮脂を吸収する成分が配合されていると、ニキビを予防する効果も期待できるので一石二鳥です。

 

インナードライの可能性のある肌には保湿成分配合のものを

しかし、肌の内側の水分量が不足していることが原因で皮脂が過剰に分泌している肌の場合は、皮脂で化粧崩れが気になっても、皮脂を吸収する成分が入っているものは避けた方が無難です。
肌の潤い不足で分泌される皮脂は、皮脂が化粧下地に吸収されて肌が乾燥した状態になると、さらに皮脂を分泌することになるからです。

この場合はまず肌に保湿成分をしっかり補うことが先決です。不足しがちな肌本来の保湿成分であるヒアルロン酸やコラーゲン、セラミド配合が配合されたスキンケアアイテムを使うだけでなく、化粧下地にもこれらの成分が配合された、肌の潤いをキープするタイプのものを選ぶようにしましょう。

特にヒアルロン酸は1グラムで6リットルもの水分を保持することができる、優れた保湿力を持つ成分です。インナードライの肌にはとても効果のある成分なので、できれば化粧下地もヒアルロン酸が配合されたものを選んでいきましょう。

 

屋外に出る機会が多い場合はUVカット機能のあるものを

屋外で仕事をしたり、運動会やアウトドアのレジャーなど紫外線の強い場所へ長時間いる場合は、UVカット効果のある化粧下地を選ぶことがお勧めです。

日焼け止めに化粧下地を重ねてもいいですが、中には稀に日焼け止めと化粧下地との相性が悪く、化粧下地を弾いてしまったり、ムラにしてしまう場合もあります。
そうならないためにも、化粧下地に紫外線カット効果があるものを使用すれば、塗る手間も一度で済む上にムラになる心配もないので安心です。

紫外線をカットする数値であるSPF値やPA値は、化粧下地の容器に表示されています。一日中屋外で過ごす場合は、SPF30 PA++以上の数値のものを選び、紫外線カット効果のあるパウダーファンデーションや仕上げ用パウダーをこまめに重ねるようにして、紫外線から肌を効果的に守っていきましょう。

 

ニキビが気になる肌は毛穴を塞ぎにくい処方のものを選ぶ

ニキビやニキビ跡が気になる場合は、油分で毛穴が詰まったり、ニキビが悪化する可能性もあることから、化粧下地を避ける人も多いようです。
確かに油分が多いクリームタイプの化粧下地を重ねると、ニキビが悪化することもありますし、ニキビが気になる肌は肌が敏感な状態に傾いているので、UVカット効果の高い化粧下地が負担になる場合もあります。

しかしニキビが気になる肌に合う、アクネ菌を殺菌する効果のある化粧下地や、毛穴やニキビ跡を優しくカバーする機能のある化粧下地も販売されています。

ニキビの気になる肌は、ベースメイクを塗り重ねるとニキビがさらに悪化するのでなかなかベースメイクを選ぶのが難しいのが現実ですが、アクネ菌を殺菌する成分が配合された化粧下地やニキビ跡を毛穴を塞がず優しくカバーできる化粧下地なら、気になる部分をカバーしながらニキビケアをすることができるので安心して使うことができます。
ニキビが気になるからと諦めず、自分に合った化粧下地を探してみましょう。

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