乾燥肌の方に教えたい！化粧下地の保湿パワー

 
毎日のオフィスなどの空調や、冬の寒い外気、夏の紫外線や春の強い風など、乾燥肌の人にとって肌をさらに乾燥させる原因は毎日の生活の中にたくさん存在します。

これらの外的な乾燥の原因に負けないためにも、毎日のスキンケアと同じくらい、化粧下地を使用することは大切です。

 
何故なら化粧下地を使用することで、スキンケアで補った潤いをさらに閉じ込め、ファンデーションなどのベースメイクが皮脂を吸着するのを防ぎ、外的な乾燥の原因から肌を守ることに繋がるからです。

そんな乾燥肌にこそ欠かせない、化粧下地の意外と知られていない保湿パワーをご説明していきたいと思います。

 

肌本来の保湿成分が配合された化粧下地で潤いを持続させる

乾燥肌と言われる肌は、角質層の水分量も皮脂分泌も少ない場合が殆どです。
そんな肌には潤いを閉じ込めるために皮脂の代わりをする油分も大切ですが、それ以上に角質層の潤いを保つ保湿成分が必要です。

角質層の潤いを保つ保湿成分としてお勧めなのは、肌が本来持っていて、加齢や外気、空調、摩擦などの様々な要因で失われがちなヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドなどの成分です。

特に高い保水力で有名なヒアルロン酸は、様々なスキンケアアイテムに配合されていますが、化粧下地に配合されているものもたくさんあります。
1グラムで6リットルも水分を保持できる抜群の保水力を持つヒアルロン酸配合の化粧下地を使うことで、スキンケアで補給した潤いをさらに持続させる効果を期待することができます。

また、年齢とともに失われがちなコラーゲンも、肌のハリを保つのに必要な成分です。化粧下地に配合されることで、肌にコラーゲンを補給し、失われがちなハリを保つ効果を持続させるので乾燥対策にとても効果的です。

角質層のバリア機能を作るセラミドも、多くの化粧下地に配合されている成分です。これらの保湿成分は単体でも勿論効果はありますが、複数配合されていると相乗効果でさらに保湿力がアップすると言われています。

乾燥対策に大切なこれらの保湿成分が配合された化粧下地を選び、辛い乾燥肌を少しずつ内側から改善していきましょう。

 

大切な皮脂をベースメイクから守る

スキンケアの後にいきなりファンデーションなどのベースメイクをする人もいるようですが、乾燥肌の人がスキンケアの後にいきなりベースメイクをすると、ファンデーションなどに含まれるタルクや二酸化チタンなどの粉状の成分が、皮脂を吸着してしまいます。

皮脂はニキビの原因や肌の酸化の原因になると嫌われがちですが、本来「天然のクリーム」と言われ、肌の潤いを守る大切なものです。
どんなに優れた機能の乳液やクリームでも完全に代わりを務めることは難しいと言われる大切な皮脂は、乾燥肌のように分泌の少ない場合は特に大切にしなければいけません。
化粧下地はそんなスキンケア成分とベースメイクのクッションになるので、大切な皮脂やスキンケアで補った油分を失うこともなく、肌の潤いを守りながらベースメイクの持ちを良くするので、乾燥肌の人にはぜひお勧めしたいアイテムです。

様々な機能のものが販売されている化粧下地なので、商品をよく確認して皮脂を吸着したりしない、保湿成分や油分がたっぷり含まれた高保湿タイプのものを選ぶようにしましょう。

 

化粧下地に含まれる油分が肌の潤いをさらに閉じ込める

ある乾燥肌の女性に、無人島に何か一つ持っていくなら何にする？と尋ねたところ、迷わず「保湿クリーム」と答えていました。
この女性だけでなく、肌が乾燥してつっぱったり、カサカサしやすい乾燥肌の人は、乳液やクリームが手放せない人が殆どではないでしょうか。
そんな乾燥肌の人にとって、化粧下地はベースメイクの持ちを良くするアイテムというだけでなく、保湿剤としてもとても効果的なアイテムです。

乳液タイプやクリームタイプ、ジェルタイプなど様々な形状のある化粧下地ですが、乾燥肌にお勧めなのはヒアルロン酸やコラーゲンなどがたっぷり配合された乳液タイプの化粧下地か、油分の配合が多いクリームタイプの化粧下地です。
スキンケアの上にこのような乾燥肌向きの化粧下地を重ねることによって、スキンケアの蓋として塗ったクリームや乳液の保湿成分をさらに強化し、肌の潤いを長時間維持することができます。

ベースメイクを一手間で済ませたい場合は、近年数が増えたファンデーション機能を持つ化粧下地であるBBクリームを化粧下地に使うのもお勧めです。
手軽に購入できるところでお勧めなのが、ナノーチェBBクリームです。保湿クリームと同等の保湿成分をベースに紫外線カット効果やファンデーションの機能も持ち合わせているので、乾燥肌でも季節を問わずに使用することができます。

化粧下地を使用するのとしないのでは、日中の保湿の持続力が全然違います。
化粧下地の保湿パワーを上手活用してスキンケアの保湿効果を高め、乾燥肌を改善していきましょう。