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紫外線カット!ラズベリーシードオイル手作り日焼け止めレシピ2種



日焼け止め
 
紫外線は目に見えないものですが、家事や短時間のお出かけ、通勤などでも、知らず知らずのうちに浴びてしまっているものです。

若い女性や子供の黒く小麦色に焼けた肌は、夏らしくて健康的ではあるけれど、年齢を重ねるとシミやシワの原因になったり、たるみや肌荒れに繋がるなど、肌に確実にダメージが蓄積されていってしまいます。
このことからも年齢を問わず、できれば紫外線対策は夏だけでなく、春や秋でも一年中行いたいスキンケアです。


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しかし市販の日焼け止めが肌に合わなかったり、肌荒れの原因になってしまう人も少なくないですし、小さなお子さんに大人が使っても肌荒れしてしまう日焼け止めや、石鹸やボディーソープで落としきれない日焼け止めを使うのは躊躇してしまう人も多いものです。

そこで天然のフルーツ由来のオイルでありながら、抜群の紫外線カット効果を持つラズベリーシードオイルを使って作る、肌に優しい日焼け止めのレシピをご紹介したいと思います。

 

オイルそのものを日焼け止めとして使ってみる

ラズベリーシードオイルは、オイルそのものにSPF28から50程度の紫外線カット効果があると言われています。
あれこれ手を加えずそのまま塗っても、十分日焼け止めとして機能するのです。

腕や足など全身に使ってしまうのはちょっと勿体ないと思う人もいるかもしれませんが、実際使用する量は市販の日焼け止めクリームのようにたくさんではなく、ほんの数滴で済むので経済的です。

ただし、ラズベリーシードオイルは使用期限があるので、必ず使用期限内に使いきれる量を購入することが大切ですし、保管方法も記載の方法をしっかり守りましょう。

また、天然のオイルも市販の日焼け止め同様、摩擦や汗で知らない間に落ちてしまう可能性もあるので、数値に安心せず、数時間毎に塗り直すことをお勧めします。

 

オイルやバターと混ぜて作る日焼け止めの作り方

オイルそのものでは、やはりコスパが気になる人にお勧めなのが、その他紫外線カット効果のあるオイルやバターとラズベリーシードオイルを混ぜる方法です。

例えばアフリカなどで紫外線対策として使われているシアバターや、精度が高く油焼けしにくいオリーブオイルにもSPF5前後の紫外線カット効果があると言われています。

これらのオイルと1:1の割合でラズベリーシードオイルを混ぜ合わせると、ラズベリーシードオイルのSPF値も半減しますが、日常使いでは十分な数値でたっぷり使える日焼け止めオイルを作ることができます。

オリーブオイルは小さな容器にラズベリーシードオイルと同量入れて蓋をしっかりして混ぜ合わせるだけで大丈夫ですが、シアバターは固形なので、一度電子レンジや湯煎にかけて液状にしてから、ラズベリーシードオイルを入れて冷める前にしっかり混ぜ合わせます。

日焼け止め作りの注意点

安全に使用するためにも手作りの日焼け止めオイルは一度に大量に作らず、10日程度で使い切れる少量を作り、その都度作り直すことをお勧めします。

また、ラズベリーシードオイルやオリーブオイルが入っているようなスポイトや出口の小さなボトルで作るのではなく、口の広い耐熱のクリームジャーに入れて作ると、洗浄も楽に行うことができます。
クリームジャーは100円ショップにも、ホームセンターにも販売されているので、小さくて取り扱いしやすい用量のものを選びましょう。

筆者も日焼け止めオイルを使用していますが、100円ショップで購入した電子レンジ対応の小さなクリームジャーを使用し、作り変えの際は中に残った油分をベタつきを少量の小麦粉を使用して落とした後、しっかり石鹸で洗い、アルコール消毒してから次のものを入れています。

電子レンジで加熱する時間は、10秒、20秒とごく短時間にしながら、様子を見つつ溶かしていくことをお勧めします。

使用する際は指を直接入れてオイルを取りますが、なるべく手を清潔に保つことと、短期間で使い切るため、この方法で肌トラブルが起きたことは今のところありません。

手作り日焼け止めは全て作った人の自己責任になりますので、ラズベリーシードオイルの効果をしっかり実感するためにも、衛生や材料の使用期限、作ったものの状態を管理しながら安全に使っていきましょう。

 

二酸化チタンや酸化亜鉛を加える本格的な日焼け止めの作り方

上記のシアバターを使用した日焼け止めに、二酸化チタンや酸化亜鉛を加えると、さらに本格的な日焼け止めを作ることができます。

二酸化チタンや酸化亜鉛は市販の日焼け止めにも入っている成分で、紫外線を乱反射させる効果があります。
化粧品の材料を扱うネットショップで安価で入手できるので、興味のある人は購入してみましょう。

作り方は耐熱ボールにシアバターを入れて電子レンジや湯煎で加熱して液体にし、ラズベリーシードオイルを加えてしっかり混ぜ合わせた後、二酸化チタンと酸化亜鉛を加えて混ぜ合わせるだけです。

混ぜ合わせている間に温度が下がったら、その都度レンジで再加熱したり、湯煎にかけて全体が均一になるようによく混ぜましょう。
均一に混ざったら冷蔵庫などで冷まして白っぽく固まると出来上がりです。

ただし、二酸化チタンや酸化亜鉛は油に混ざりやすい親油性のものを選ぶことと、配合量は全体の数パーセントとごく少量で十分なので、購入したネットショップの指示に従った配合量をしっかり計算して守ることも大切です。

安全性の高い手作りの日焼け止め

手作り日焼け止めは、市販の日焼け止めのように、塗ってすぐ肌がサラサラになるものではありませんが、その分肌をしっかり保湿し、肌への負担も少ない安心安全なものです。

二酸化チタンは肌を赤くするUVB波を、酸化亜鉛は肌の奥へ届いてダメージを与えるUVA波をカバーします。
日焼け止めとして体や顔だけでなく、唇の紫外線対策や、紫外線カット効果のあるハンドクリームとしても使えるので、気になる人はぜひ一度挑戦してみましょう。

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