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食欲をコントロールするヨガの2つのポーズと空腹を抑えるツボ押し



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太っている人は、単に運動不足やカロリーの摂り過ぎというだけでなく、自律神経とホルモンの働きがアンバランスになっていて、体全体も締まる力が弱くなっています。肥満の原因となるのは、病気、異常食欲、運動不足、排泄の不完全とされますが、この中でも食事が原因となっている場合に白砂糖、白米、精製された小麦でつくられたパンの食べ過ぎがあります。このような食材は体を冷やし、新陳代謝を鈍くさせ、中性脂肪や老廃物質を体にため込んでしまうので太りやすい不健康な体をつくってしまいます。


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ヨガの動作の中には、老廃物を排出しやすくしたり、新陳代謝をよくする動きが沢山あります。また、ツボや神経を刺激して食欲をコントロールする方法も効果的です。
ここでは、体の一部を動かすことで、食欲を抑えるポーズをいくつかご紹介しましょう。

 

足をねじる魚のポーズ

胸、のど、背中の贅肉をとる効果があります。骨盤の締める働きを強めるので、過食癖が治ります。

1、 仰向けになり、左右の足先を付け合せ、かかとを外に向けます。手は、親指を中にしてグーをつくり、肘を折って胸の横で床を押します。肘に力を入れて、背中を床から持ち上げます。

2、 1の姿勢で、息を吸って、吐きながら足を床から持ち上げて上下に振ります。足先はさらに内側へねじり、振るごとに両足を外へ開いてゆきます。

 

立ち膝になり、体を反らせる動き

太ももを引き締めて、骨盤の開き過ぎを正して腰の力を強くします。太ももの全面を伸ばすことで、食欲をコントロールする力を高めます。

1、 両膝を折り曲げて、立ち膝の姿勢になります。足指は立てて床を強く押します。膝は付き合わせて、かかとは外へ開きます。

2、 両手はあごに当てて、肘を前に突き出します。

3、 息を吸って、吐きながら、腰を前に突き出して上半身を後ろへ反らせてゆきます。息を吸いながら、ゆっくりと上半身を正面に戻します。下半身は、アキレス健を伸ばして、つま先をぐっとすねに近づけるような気持ちで行います。

 

お腹が空かなくなるツボ

・豊隆(ほうりゅう):膝の外側のくぼみから指(を横にして)8本分下にあります。椅子に座り、両手でふくらはぎを包み込み、親指で下に向けて押します。

・厲兌(れいだ):足の人先指の爪の付け根にあります。左足なら爪の左下の角に当たります。右なら右下の角にあります。

この2つのツボは胃腸を働かせる神経につながっているので、強く刺激すると食べ過ぎを防ぐことができます。やさしく押すと逆効果で食欲が増進してしまうので強く押しましょう。爪の付け根は指で押すよりも爪楊枝などを使って(何本か束ねてもよい)刺激しましょう。

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この記事は当ブログのライター「小笠原ちひろ」が書きました。

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