フットケア仕上げまでの手順~クリーンアップは丁寧さが決め手!
フットケアの最後のケア方法のステップの一つとして行われるトリートメント方法の一つにクリーンアップという施術が存在します。
これは丁寧に角質をケアした後の脚を整えていくトリートメントで、衛生面でも非常に大切なケアとなってきます。
今回はその詳しい手順についてお伝えいたします。
1. フットバスで足を洗い流す
初めに行うのが、角質部分のお手入れの際に生じた足裏の細かい皮膚のカスを綺麗に取り除いていくところからです。
古い角質を綺麗に取り払っていくために、再度フットバスに脚を入れて洗い流していきます。
この際には、あまり強いスクリューなどの設定を行わず、弱い圧で丁寧に足裏を洗う程度に行うことが大切です。
強めの圧でおこなってしまうと、足裏の皮膚が、ケア後は非常にデリケートになっているためにさらに薄くなってしまう恐れがあるため注意が必要になってきます。
フットバスの時間も長めに設定するのは、足裏の皮膚がふやけてきてしまうので5分程度にして行うのが大切なポイントです。
フットバスを使用しない場合
またフットバスを使用しない場合には、温めておいたスチームタオルで足裏と底、指とを1本1本丁寧に拭いていくと良いでしょう。
スチームタオルは、サロンなどでの場合にはスチーマーを用いて行う場合が多いですが、自宅などでケアを行う場合には濡れて絞ったタオルをラップで包み電子レンジで1分ほど加熱すればホットタオルをすぐに用意することができるのでお勧めです。
2. ガーゼで丁寧にケア
次にタオルドライ後に行うのは、ガーゼでの丁寧なケアです。
行う際には、ガーゼを親指に巻きつけて優しい圧でキューティクル部分やネイルウォールの箇所を綺麗にふき取っていきます。
このときの注意点は、ガーゼは乾いたものを使用するのではなく少し濡れているものを使用することで無駄な圧をかけずにすむということと、刺激を強く与えずに済むので大切なポイントとなってきます。
3. ニッパーで細かなケア
そして最後に行うケア方法は、ルーズスキンやささくれ等がある場合には、ニッパーで丁寧にケアを行っていきます。
ここの細かく丁寧な作業が、のちの仕上がりを変えていくので綺麗に行うことが大切になってきます。
ニッパーを行う際には、深く刃をあてるのでなく、細かく少しずつ短くしていくと簡単にケアできるのでお勧めです。
また使用するニッパー類は、消毒をしっかりと行い清潔なものを使用することが重要なポイントになってきます。
皮膚に近い部分をケアしていくので、汚れや雑菌等が残っているニッパーを使用すると肌が化膿したりトラブルが起こる恐れがあるので注意しましょう。