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抑汗スプレーの効果が弱くなったら、他の製品に変え時の合図。制汗剤の種類と使い分け



制汗剤

 

汗をかく季節には欠かせない制汗剤。
いつも何気なく使っていますが、そもそもどういう成分で作られているのでしょうか?詳しく調べてみました。

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二種類の考え方

制汗剤にはいろいろな種類のものがあります。
一番ポピュラーなスプレータイプ、そして直接肌に塗って使うロールオン・タイプやジェル、クリーム。
他には汗をかいた部分を拭い取るシートタイプなど、使い心地やその目的によって使い分けることが可能です。

 
制汗には二種類の考え方があります。
汗をかく前にあらかじめ対策を施しておく「プレケア」、そしてかいてしまった汗にはたらきかける「アフターケア」です。
この場合、
★スプレーやロールオン、ジェル、クリームはプレケア
★シートタイプはアフターケア
であると考えられます。

 

 

制汗剤の主な成分

制汗剤にどんなものがあるのかを知っていただいた上で、いよいよその成分について見ていきましょう。
配合してある成分はメーカーによって異なりますので、一般的によく使われているものについてご紹介します。
まず、汗の分泌を抑える働きをする「収れん剤」です。
これはクロルヒドロキシルアルミニウムやパラフェノールスルホン酸亜鉛などのアルミニウムでできており、汗をかくと汗の中に含まれるたんぱく質と凝固し合い、汗の出口である汗腺をふさぐ役目を果たします。

 
次に、殺菌効果を持つ塩化セチルピリジウムや塩化ベンザルコニウム、パラベンなどです。
本来、汗自体は無臭なはずなのに時間がたつと嫌な臭いがしてくるのは、雑菌が汗やほこりと結びつき分解を始めることが原因です。
塩化セチルピリジウムが雑菌を殺すことにより、悪臭を抑える役目を果たします。

 

抑汗スプレーはたまに変えた方が良い?

長く同じ制汗剤を使い続けることにより雑菌が慣れてしまい、効果が薄くなることがあります。
効果がなくなったら他の製品に変えてみるなど工夫をしてみましょう。

 

 

香料も重要な成分

他には、汗の臭いを消して良い香りにするために香料も使われています。
香料はもともとの体臭や汗の成分などと混じり合い、必ずしもスプレーそのままの香りになるとは限りませんので、いろいろ試して自分に合ったものを見つけるとよいでしょう。
合わない香りの場合、余計変な臭いになることもあるので要注意です。

制汗剤の香りが苦手という場合は、無香料を選ぶという方法もあります。

 
このように、多くの市販の制汗剤には「収れん剤」「殺菌剤」「香料」の3つが含まれていて、これらの相互作用により、余分な汗や臭いを抑えることができるのです。

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