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メラニンを利用してシミ対策?美白成分L-システインが持つ意外な実力



スキンケア
 
メラニン色素には「黒色メラニン」と「肌色(黄色)メラニン」という2種類のメラニンが存在します。
メラニンというと「黒」しかないと思っている方、多いのではないでしょうか?
実は、人の肌の色はこの2つのメラニンのバランスで決まってきます。


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白人は肌色メラニンの割合が高く、一方、黒人は黒色メラニンの割合が高くなります。
私たち黄色人種はその割合が中間なのですが、日本人でも黒色メラニンと肌色メラニンの比率は異なります。
肌色メラニンが多いほうが、白く透明感のある肌になるのです。
肌色メラニンってどのようにできるのでしょうか?

 

肌色メラニンの決め手とは?

肌色メラニンもメラノサイトから作り出されています。
メラノサイトでチロシナーゼ酵素が活性して「黒色メラニン」か「肌色メラニン」になるのですが、この際、重要な決め手となる成分が「L-システイン」という成分。
「L-システイン」がない場合は「黒色メラニン」となり、「L-システイン」がある場合は「肌色メラニン」に変わるのです。
「L-システイン」はメラニンが黒色になるのを抑制する作用のほか、チロシナーゼの活性を抑えたり、黒色メラニンを肌色に還元、メラニンを排出する作用もあるのです。

ですので、紫外線を浴びたとしても、「L-システイン」が肌にある場合は「黒色メラニン」になるのを抑え、「肌色メラニン」が生まれることになり、結果としてシミの発生を抑制できるのです。
すごいと思いませんか?
肌色メラニンを積極的に増やすことができれば、シミ・そばかすのない透明感のある肌を作り出すことはできるのです。

 

手軽だけど強力!「L-システイン」

L-システインは、サプリメントや医薬品で美白を目的とした商品に多く含まれており、手軽に購入することができます。
エスエス製薬の「ハイチオールC」やエーザイの「チョコラBB」、第一三共ヘルスケアの「システィナC」が有名です。DHCやファンケルのサプリメントにも配合されています。
配合量はメーカーによって異なりますので、確認してみてください。

 

肌色メラニンを増やす「グルタチオン」

その他、肌色メラニンを作るのに欠かせない成分が「グルタチオン」。
グルタチオンは主に抗酸化物質として体の老化を防止する役割や、有害物質を体外へ排出する作用ももつのですが、肌に対しては肌色メラニンを育てます。

このグルタチオンを増やす成分が、オリーブ葉由来の希少成分「ヒドロキシチロール」。
なかなか食事ではとれない成分なのですが、サプリメントではファンケルから美白サプリメントとして発売されています。
ファンケルの「ホワイトアドバンス」という美白サプリメントにはヒドロキシチロール、LーシステインがWで配合されている唯一の商品です。

シミの予防策として、肌色メラニンを増やす方法もあるんですね。
紫外線を防ぐことと合わせて取り入れてみましょう!

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