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脂肪の摂り過ぎは要注意…アトピー性皮膚炎を改善する食生活とは?



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年々患者数が増えていると言われるアトピー性皮膚炎。成人になってから発症する方もいて、悩みを抱えている方は多いようです。敏感肌の方の中にも、自分はアトピー性皮膚炎ではないかと悩んでいる方もいるのではないでしょうか? 今回は、アトピー性皮膚炎と食生活との関係についてご紹介します。


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アトピー性皮膚炎の原因と症状

強い痒みや炎症、プツプツとした小さな湿疹、ジュクジュクの膿を伴う湿疹など、さまざまな症状が表れるアトピー性皮膚炎。原因がよくわからず、とりあえず皮膚科で処方されたステロイド外用薬を塗ってしのいでいるという方も多いですよね。アトピー性皮膚炎は、元々アトピー素因を持ったアレルギー体質であることや食物アレルギー、ストレス、ダニや動物の毛、ハウスダストなど色々な要素が複雑に絡まり合って発症すると言われています。症状が出る場所も、おでこやフェイスライン、まぶたなどの顔を中心として、腕やひざの関節の裏側、脇の下や背中、脚など全身に及びます。皮膚科では、主にステロイド外用薬による対処療法が行われており、アトピー性皮膚炎をコントロールして安定した状態を維持することが目標とされています。生活面においては、肌をかき壊さないよう爪を短く切る、刺激の少ない綿の下着を身につける、良質な睡眠をとって肌のターンオーバーを促すなどの工夫が必要です。

 

脂肪の摂り方がアトピー性皮膚炎の症状を左右する

アトピー性皮膚炎を改善させるために、最も重要になるのが食生活。特に、脂肪の摂り方で、症状の改善に大きな違いが出てきます。

脂肪には、肉類やバターなどの乳製品を主とする飽和脂肪酸と、青魚や菜種・オリーブオイルなどの植物油を主とする不飽和脂肪酸、マーガリンやショートニングなどのトランス脂肪酸があります。アトピー性皮膚炎の症状がひどいときには、飽和脂肪酸とトランス脂肪酸をできるだけ控えて、血液がドロドロになるのを防ぐことが大切です。かわりに青魚を中心とした不飽和脂肪酸を摂り、良質な油を体に取り入れるようにしましょう。ジュクジュクとした膿を伴う場合は、植物油の摂りすぎが考えられますので、揚げ物やスナック菓子など油をたくさん使う食品はなるべく控えるようにしたほうがいいでしょう。また、毎食、肉や卵、大豆製品、乳製品をたっぷり摂ってしまうと、たんぱく質オーバーになって食事全体のバランスが崩れてしまいます。魚や野菜を中心とした和食メニューを選び、海藻類やキノコ類などもたっぷり摂るようにすると、食物繊維も豊富に摂ることができるのでおすすめです。

バランスのよい食生活を心がけ、アトピー性皮膚炎の改善を目指していきましょう!

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