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乾燥の反対はオイリー?乾燥肌・脂性肌・混合肌の基準とは?




 
よくお肌のタイプを診断するときには「脂性肌」や「乾燥肌」あるいは「混合肌」などという言葉が出てくるのを目にします。ところで、どのような基準でハッキリ分けられているのかと疑問に思いませんか?
文字通り、肌の油分が多いか、少ないか……と漠然としたイメージが湧きそうですが、混合肌とは何がどう混ざっているのか、疑問なところですよね。


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脂性肌・乾燥肌の基準

ずばり、脂性肌とは「皮脂(油分)」が必要以上に分泌されている肌状態のことです。テカテカ、オイリーな状態です。それに対し、乾燥肌とは、肌に必要な水分が不足している肌状態のことです。肌組織の中の角質層に含まれる水分量が、全体の30%以下だと、乾燥しているといえます。この「水分」は、純粋に水だけではなく油分も含まれていますので、水分と油分のどちらかが少ない、あるいは両方とも少ない、そんな状態が乾燥肌です。

「脂性肌」か「乾燥肌」かは、分泌されている水分量と油分量のバランスで決まってくるので、必ずしもどちらか一方ということはありません。脂性肌と乾燥肌は共存していることもいえます。

 

脂性肌と乾燥肌とは表裏一体

ここで考えたいのは、脂性肌と乾燥肌は実は表裏一体だということです。ほとんどの脂性肌の原因は、そもそも肌が乾燥していることなのです。顔がテカるのは確かに脂性肌ですが、だからといって乾燥肌ではないとも言い切れません。

肌内部の角質層の水分が少ないがために、その乾燥をなんとかしようとして油分が多く分泌されてしまい、結果的に肌の表面がオイリーになるという悪循環があります。つまり、乾燥肌から脂性肌が生まれてしまうことがあるのです。「皮脂が多いからといって、乾燥はしていない」という思い込みは、実は間違い。見た目はテカテカしていても中は乾燥している。インナードライとも呼ばれ、脂性肌の人々のうち、約半分はこのタイプともいわれています。乾燥の延長線上に脂性肌があるといっても過言ではありません。

 

パーツごとに肌の状態が違う混合肌

乾燥しただけで皮脂分泌が過剰にならなければ乾燥肌、乾燥した結果バリア機能低下を補おうとして皮脂分泌が過剰に行われると脂性肌です。顔のパーツの中でも、乾燥肌になりやすいUゾーンと、脂性肌になりやすいTゾーンとに分けられます。混合肌は、乾燥パーツと脂っぽいパーツがどちらもあるタイプの人を指します。

あなたの肌は、どのタイプですか?

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