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肌の乾燥を抑える為の基本のお手入れ4選。乾燥肌改善にもつながります



乾燥肌

 

健康な肌には約30%の水分が含まれています。
そして、もしも角質層自身もしっかりと水分量を保っていて、バリア機能をしっかりと果たせているのであれば、たとえ外部が乾燥していても、肌はこの30%の水分を維持できる筈です。
しかしながら、敏感肌の人の角質層はバリア機能が低下していますから、周りが乾燥していれば肌からどんどん水分が蒸発していき、より肌のコンディションが悪くなってしまいます。
お肌の乾燥を改善する方法として、外気の保湿、セラミドの補給、油分で蓋をする、ピーリング、この4つを紹介したいと思います。

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外気の保湿

まず、肌が触れている空気が十分に湿度を保っていれば、肌からの水分の蒸発を抑えることができます。
特に乾燥する冬場は、自宅に居る方やデスクワークの方は保湿器を使用して空気の水分を補いましょう。
オフィスでも使える卓上の保湿器もたくさんあります。
就寝時も部屋の保湿を絶対に忘れない様にしましょう。
保湿器がないお宅でも、洗濯物や濡らしたバスタオルを部屋に干しておくだけで一定の湿度を保つことができます。

 

セラミドの補給

次に、角質層のバリア機能自体の改善ですが、これにはセラミドの補給が一番です。
セラミドは角質層の細胞同士の間にある成分です。
水分を挟み込んで、ラメラ構造と呼ばれるサンドイッチの様な状態を造る性質がありますので、セラミドさえ十分にあれば、肌の水分量が低下することはないのです。
セラミド量は、生活の乱れなどによる肌のターンオーバーのペースダウン、加齢による代謝の衰えなどで低下してしまいます。
少々お値段はかかりますが、1-2%の本物のセラミドが配合された美容液でセラミドを角質に補ってあげましょう。

 

油分で蓋をする

さて、肌が乾燥しているという自覚のある方は、おそらく保湿様の化粧水や美容液などでお肌のケアをされていると思います。
そこで肝心なことですが、せっかくつけた化粧品も、やはり乾燥時には水分が蒸発してしまうのです。
お肌のお手入れの最後には、必ず乳液かオリーブオイルなどの油分でカバーしてあげる様にしてみて下さい。

 

ピーリング

最後にピーリングのお勧めです。
敏感肌の方の中には、刺激が強そうだからとピーリングに消極的な方がいらっしゃるのではないでしょうか。
ピーリングには、未熟な角質細胞を作り出すターンオーバーを一度リセットしてから、ターンオーバーを促す効果があります。
未熟な角質細胞とは、肌が乾燥してバリア機能が低下していることを察知した表皮が、角質層を強化しようと急いで角質細胞を作ろうとした結果出来てしまう、不完全な角質細胞のことで、十分なバリア機能を備えていません。
その結果更に肌が乾燥して、困った表皮が角質を急いでつくって、、、という悪いサイクルに陥ってしまうことがあるのです。

 
出来損ないの角質を落とし、正常なターンオーバーを促す為にピーリングが有効な場合があります。
ただし、敏感肌はデリケートですので、ピーリング剤の種類やPH値については、プロの施術者と十分に相談して慎重に決める様にしましょう。

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