> >

洗顔料の選び方&正しい洗顔方法で混合肌はぐっと改善する!



スキンケア
 
1日のメイク汚れや余分角質をためないために洗顔はとっても大事なお手入れの1つです。
そして、洗顔というと「肌の汚れや皮脂を落とす」ことを目的として考えている人が多いのではないでしょうか?

もちろん洗顔には肌の不要な汚れを落とすという目的もありますが、重要なのは肌を素の状態に戻してあげることと肌の状態を整えることなのです。


スポンサードリンク



 
例えば、人によって混合肌や乾燥肌、脂性肌など肌の状態は異なりますよね。
しかし肌の状態が異なっているにもかかわらず同じ洗顔料や洗顔方法では、肌の状態をベストなコンディションで保つことはできません。

とりわけ混合肌は、乾燥部分と脂性部分、普通肌の部分が混在しているため、洗顔料の選び方や洗顔方法には特に慎重になる必要があります。

 

洗顔の目的1:汚れを落とす

まずひとつ目は、肌に付着した汚れを落とすことが目的となります。
肌には自分が思っている以上にたくさんの不要物が付着しています。
特に、1日の終わりにはメイクや外気に含まれる塵、空気中のほこり、などがべったり。また、自分自身から分泌されている汗や皮脂、古くなった角質なども肌の不要物として毎日溜まり続けています。
そこで、そんな肌に溜まった不要な物質を洗顔によってスッキリと洗い流すことで、ニキビや毛穴の開きなどの肌トラブルを防ぎます。

 

洗顔の目的2:素肌の状態を改善する

そしてもう一つの大切な目的は、肌をベストな「素」の状態に戻してあげることで、崩れてしまった肌のコンディションを整え肌の状態を改善することです。

化粧水や乳液によるスキンケアを一生懸命頑張っているのになかなか肌の状態が改善しない場合は、洗顔によって肌のコンディションが整えられていないことが原因かもしれません。
自分の肌質や肌の状態に合わせた洗顔料の使用や洗顔方法を実践していなければ、顔を洗うたびに肌の環境が悪化していく危険があります。
また、肌のコンディションが整えられていないということは、化粧水や乳液の浸透率も悪くなってしまいます。

 

洗顔料の選び方を間違うと最悪の事態に?!

混合肌の人が洗顔料を選ぶときに大切なのは、脂っぽい部分に合わせた洗顔料を選ばないことです。
皮脂の分泌が多い部分はどうしても、ベタつきやテカリが気になって目立ちます。
しかし、そんな皮脂を落とすために洗浄力の高い洗顔料をえらぶのは絶対にNG!
洗浄力の強い洗顔料は、乾燥している部分にとっては症状をどんどん進行させてしまう大きな原因になってしまいます。

乾燥肌はただでさえ肌を保護している皮脂の分泌が少ない部分なのに、そこからさらに皮脂を奪ってしまう……。それがどんなに恐ろしいことか想像つきますよね。
皮脂によって保たれていた肌のバリア機能は完全に破壊され最悪の場合、敏感肌にまで症状が悪化してしまう可能性も。

また皮脂の分泌が多い部分も、皮脂の取りすぎによって症状が悪化します。
人間の肌は皮脂の分泌が少なくなり肌のバリア機能がゆらぐと、なんとか肌を保護しようとして皮脂腺を活発に刺激し始めます。そうするといつも以上にたくさんの皮脂が分泌されてしまいます。

つまり混合肌さんの洗顔料選びの基本は、洗浄力の強すぎないアイテムを選ぶこと。
乾燥している部分に合わせ、刺激の少ない洗浄力のマイルドな洗顔料を選ぶということです。

 

混合肌に適しているのは洗浄力の強すぎない固形石鹸

洗顔料というとフォームタイプ、固形石鹸が主流ですよね。
そして混合肌さんへのおすすめ洗顔料は、固形石鹸タイプです。
逆にフォームタイプの洗顔料はあまり適していません。

まず、フォームタイプのほとんどの洗顔料には、たっぷりの泡や洗浄力を高めるために必要な合成界面活性剤が配合されています。
合成界面活性剤は、強い洗浄力で肌の潤いをきれいさっぱり洗い流し、さらに肌を覆っている油分の幕(細胞間脂質など)を少しずつ破壊していきます。そんなことを繰り返していると、乾燥はあっという間に悪化してしまいます。

そして固形石鹸は、一般的に合成界面活性剤の使用料が洗顔フォームよりも少ないため、肌への刺激や負担を減らすことができます。
石鹸によっては界面活性愛を使用していない無添加のものも多く販売されています。
洗浄力もフォームタイプよりマイルドで、肌に保湿に必要な皮脂を残して余分なよごれや角質などをやさしくとりのぞいてくれます。

 

混合肌のための洗顔方法

混合肌の人は状態別に洗顔方法を工夫することで、肌の状態を安定させることができ、混合肌の改善につながります。

まず、初めに皮脂の分泌が多いTゾーンにたっぷり泡を付けてやさしく洗います。あくまでやさしくです。ゴシゴシ洗いは肌質に関係なく肌を傷つける原因になります。

そして乾燥が気にあるUゾーンや頬はたっぷりの泡でやさしく”さっ”と洗います。
乾燥している部分は絶対に洗いすぎないように注意しましょう。泡がついている状態で放置するのも乾燥が進行する原因になります。

このように自分の肌状態や洗顔料を見直し、洗顔方法を工夫することが混合肌の改善につながります。

このエントリーをはてなブックマークに追加


スポンサードリンク
スポンサードリンク

Comments are closed.