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敏感乾燥肌のハンドケアまとめ:手荒れ・痒み・手湿疹の原因と対策



手
 
敏感肌で手に湿疹ができたり、少しのかゆみで水膨れになったり、赤みを帯びてしまう人はいませんか?
私もその一人です。特に特定の部分だけ「手湿疹」が出ています。水泡が出てきて、そのあとにひどいかゆみが襲ってきます。かゆみがひどいときにはかきすぎて出血することもありますし、関節部分をかきすぎると「パックリ割れ」になってしまうことが少なくありません。
かゆみが治まると、皮膚が硬くなってめくれてきたり、ささくれになったり、という状態を繰り返しています。


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恐らく私と同じような症状をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
そこで、敏感肌で手荒れが酷くなりがちな場合のハンドケアについてご紹介することにします。

 

手に起こる湿疹・痒みの原因は?

1. 睡眠不足、ストレス

睡眠不足が続いたりストレスが溜まると、肌のバリア機能が失われ荒れやすくなりますが、手の荒れにも同じことが言えます。
睡眠中には「副腎皮質ホルモン」という、皮膚のバリア機能や炎症を抑えて体内の調子を整えてくれる働きをもつホルモンが分泌されます。ところが睡眠が不十分であったりストレスが溜まっていると、このホルモンの分泌が抑えられてしまいます。
手荒れがひどい場合には、ぜひストレスがないか、睡眠不足に陥っていないか生活を見直してみましょう。

最も効果的なのは、睡眠前に入浴をすることです。このときシャワーだけではなくバスタブに入るのが効果的。こすらなくても皮膚に表面の皮脂やほこりも落ちやすくなりますし、リラックスが促されることで副腎皮質ホルモンも分泌されやすくなるからです。
私自身も、夜しっかり入浴したときには手荒れも少なく、楽になることを実感しています。

 

2. 甘いものの食べ過ぎ、炭水化物の摂り過ぎ

甘いものを食べ過ぎたりグルテンを摂り過ぎることで、湿疹が出やすくなったり体内バランスが崩れたりする人もいます。こうした体質の人は、食事生活の見直しが必要になります。

 

冷え症

末梢神経の冷えがひどくなると、手指の血行が悪くなり、乾燥を引き起こしやすくなります。
できるだけ手を冷やさないようにすることはもちろん、手が冷えてきたら温かい食事や生姜などの体が温まるものを摂ったり、ハンドバスを行ったりして温めるようにしましょう。

 

手の湿疹を引き起こすこんなものにご注意を!

洗浄力の強い洗剤

油汚れに強い洗剤を使うと汚れ落ちが良くて、家事を行う側としてはすっきりとするのですが、その分手の必要な油分まで奪われてしまいます。また、こうした洗剤とお湯を使うと荒れていない部分の乾燥も引き起こして、手肌全体が砂漠のような状態になってしまします。

そのような洗剤をお使いの場合には、手にやさしいブランドの洗剤にシフトチェンジしましょう。
私は国産のよく落ちる洗剤から、ドイツ生まれの洗剤「フロッシュ」に変更しました。

また、汚れがひどくない場合は洗剤を使わないというのもひとつの方法。お湯+アクリルたわしで十分汚れは落ちます。
どうしても洗剤を使う必要がある場合にはゴム手袋をします。ゴム手袋が合わないときには、先に木綿の手袋をして、ゴム手袋をします。

 

シャンプーやボディソープ

刺激が強いというだけでなく、液体のシャンプー類の中には皮膚への粘着力がある商品もあります。
できるなら、石鹸に変えてみましょう。

 

絆創膏

水を含んだ絆創膏を貼りっぱなしにして、かゆくなったり、水泡ができた経験がありませんか?
絆創膏はこまめに張り替えてましょう。
また、絆創膏の粘着テープも刺激を起こし、赤く腫れることがあります。皮膚に触れる部分はできるだけ少なくなるようにカットして使います。

 

化粧品

化粧品を手で使うときには、使った後に手を洗うか、しっかりとふき取るようにします。

 

外用薬

手荒れ用のハンドクリームや外用薬以外は、指についた場合には洗うか、しっかりとふき取ります。

 

ほこり、土

ほこりや土は乾燥を招くとともに、皮膚の刺激を起こすことが少なくありません。特にほこりには過敏に反応するため、掃除の際にはゴム手袋をするか、しっかり手を洗うようにしましょう。

 

アクセサリー

肌の敏感な方は、残念なことにアクセサリーでもかぶれて赤くなることが多いです。
私の場合は、K18以上のものでないと刺激が起こるため、結婚指輪以外は身につけないようにしています。しかし、体調によってはこの結婚指輪でもかぶれることがあります。

 

鉄則!保湿はしっかりと

主婦は特に手を洗うことが多く、水に触れる機会も多いものですね。できれば、水仕事の前後にクリームやワセリンを塗りましょう。予防と保湿の両方の効果が期待できます。

 

ワセリン

ワセリンは石油由来ですが、人体に害のない部分だけを取り出して作られています。また長年使用されていることからも分かる通り、肌への安全性が高いことはもちろんですが、刺激を抑え、保湿してくれることが知られています。
ワセリンは病院で処方してもらうと、比較的安価で入手できます。
しっかりと保湿することで、傷や組織の修復を促すため、肌をきれいにしてくれるワセリン。私も手荒れが広範囲にわたったり、かゆみや痛みが悪化したときには必ず処方してもらいます。

 

ハンドクリーム

ハンドクリームには様々な種類のものがあるため、手荒れで悩んでいる人の中にはハンドクリームジプシーになっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
できるだけ香料や保存料のないものを選ぶようにして、刺激がないものを選びましょう。

私の一番のオススメは「ロコベース リペア」です。
尿素配合のものなども使ってみましたが、傷があるときにはかなりしみて痛みを感じることがあるため、刺激のないものに落ち着いていきました。次点は「アベンヌ 薬用クリーム」です。どちらも刺激や香りがないため、安心して使うことができます。

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