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乾燥肌・敏感肌にセラミドをおすすめしたい理由



普通肌やオイリー肌の方でも、秋冬に限っては頬のあたりが何となくピリピリする日があるものです。
まして普段から肌の乾燥が気になるという方にとっては、秋冬シーズンはかなり辛い日々が続くのではないでしょうか。

 

セラミド

 

冷たく乾燥した外気に加え、エアコンの利いた室内の空気もまたお肌にとっては悩みの種になりかねません。
念入りに保湿ケアしているはずなのに、ふと気づいたら肌が粉を吹いたようになっていたり、カサカサざらざらになっていたり。このような肌の乾燥を防ぐには、どのようなケアが有効なのでしょう。


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セラミドの減少が招く乾燥

乾燥肌になる理由にはいろいろなものがありますが、その中でも大きな要因としてセラミドの減少を挙げることができます。

肌の角質層にはたくさんの細胞が連なっています。それらの細胞と細胞との間を満たし、結びつける役目をしているのはセラミド、コレステロール、遊離脂肪酸などで構成された細胞間脂質と呼ばれている物質。その中でもとりわけ注目したいのが「セラミド」という、細胞間脂質の主成分です。

 

セラミドは外からの様々な刺激から肌を守るバリア機能を助ける働きをしています。
それと同時に肌の内側にある水分が蒸発しないよう、蓋をする役割もしてくれます。つまりセラミドが十分にキープされた状態であれば、肌はみずみずしく、外からの刺激にも耐えられる状態が保持されるというわけです。

 

 

年齢とともに失われるセラミド

残念なことに、セラミドは年齢とともに減少していきます。
赤ちゃんの肌はぷるぷると潤ってキメが美しく整っていますが、これは紛れもないセラミドの賜物。
しかし、年齢を重ねてセラミドが減少した肌では、水分が失われることでシワができたり、バリア機能が弱くなることでシミが現れたりといったことが起こってしまいます。

 

ある研究によれば、50歳代の肌のセラミドは、20歳代の肌の約半分ほどの量になってしまっているのだとか。こうして見ると、エイジングケアのポイントはセラミドにあり!と言っても過言ではないのかもしれませんね。

ただし、セラミドが失われるのは何も年齢を重ねた肌だけで起こることではありません。
若い肌でも何らかの理由からセラミドが減少することは起こり得ますし、元からセラミドを作り出すチカラが弱いというケースもあります。それが乾燥肌や敏感肌という状態。
特にアトピー肌の方はセラミドを作るチカラが弱く、バリア機能がかなり低下した状態になっているということがわかっています。

 

 

セラミドの補給で肌にしっかり潤いを取り戻す!

それでは、肌のセラミドを増やしたり、現在のセラミドの量を低下させないためにはどうしたら良いのでしょうか?
もちろん食事によって内側から体質を改善するというのもひとつの方法でしょう。食事内容の改善だけでは足りないという方のために、セラミドのサプリメントも様々なメーカーから登場しています。
また、肌が乾燥しないようにと保湿力の高い化粧品シリーズをご利用になっている方もたくさんいらっしゃることでしょう。

 

ですが、もっと効率的で即効性があると考えられるのは、肌に直接セラミドを補うという方法。
乾燥肌・敏感肌向きの化粧品の中にはセラミドが配合されたものがありますので、そのようなシリーズの中からご自分の肌に合うものを探してみてください。
幸いセラミドは肌に元から存在している分、外から補ったセラミドも肌に馴染みやすく浸透しやすいと言われています。

 

乾燥肌の場合、乾燥敏感肌に進行してしまうというケースも少なくありません。
肌の状態を悪化させないためにも上手にセラミドを補給し、肌を乾燥させないケアを心がけましょう。

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この記事は当ブログのライター「望月杏子」が書きました。

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