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さらばテカテカ!脱・脂性肌のためのスキンケア方法まとめ



しわ・たるみ
 
テカリ、毛穴の開き、ニキビ……脂性肌(オイリー肌)にはもう懲り懲り!と悩む女子も多いのではないでしょうか。
今回は脂性肌から脱出するためのスキンケアをご紹介します!


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そもそも脂性肌とは?脂性肌にもタイプがあった!

脂性肌とは、皮脂の分泌が過剰になってしまっているお肌のことをいいます。
お顔全体が脂っぽくテカテカギトギトになってしまったりしていたら、脂性肌だといえるでしょう。

脂性肌の人は乾燥には無縁だと思いがちですが、実は乾燥しているタイプの脂性肌もあることがわかってきました。
油分で一見乾燥していないように見えたり感じたりするかもしれませんが、お肌の乾燥とは水分量が30%以下に低下していることをさします。
お肌の水分量が30%以下かつ皮脂分泌が過剰なタイプのお肌は、脂性乾燥肌(オイリードライ肌)という分類になります。
お肌の水分量が30%以上あり乾燥を伴わず皮脂分泌が過剰な「脂性肌」と、水分量が30%以下で乾燥を伴った皮脂分泌が過剰な「脂性乾燥肌」の2種類があるということです。

 

なぜ皮脂分泌が過剰になるの?

両方のタイプに共通する「過剰な皮脂分泌」を改善することが脂性肌を脱出するポイントになりそうです。
なぜ皮脂分泌が過剰になってしまうのでしょうか?
皮脂分泌をコントロールする男性ホルモン(テストステロン)や、ステロイド(アンドロゲン)が過剰に分泌されることによって、皮脂も多く分泌されていると考えられます。

このテストステロンやアンドロゲンの分泌が過剰になってしまう背景には、年齢や生活習慣が関係あるようです。
テストステロンやアンドロゲンは10代、30~40代くらいで分泌が盛んになります。
この年齢的な要因は避けがたいものがあります。
しかし、生活習慣なら改善することができるかもしれません。
睡眠不足や不規則な生活を続けているとホルモンバランスが乱れて、テストステロンやアンドロゲンが過剰分泌されてしまう可能性が高くなります。

他にも気をつけたいのが間違ったスキンケアが原因で皮脂分泌を過剰にしていることです。

 

油分の取り除きすぎにご注意!

脂性肌の人がやってしまいがちなスキンケア方法に「油分の取り除きすぎ」が挙げられます。
テカリが気になるから……といって、一日に何回も洗顔をしたり、あぶらとり紙で油分を拭きとっていませんか?
また、洗顔料もしっかり洗ってさっぱりしたいからと洗浄力の強いものを選んだりはしていないでしょうか?
毛穴が気になるから……と、はがすタイプのパックをよく使ったりはしていませんか?
これらのスキンケアは脂性肌をより悪化させる可能性があります。
油分を必要以上に取り除きすぎると、身体が油分が足りていないと感じてさらに油分を分泌させようとしてしまうのです。

また、はがすパックなどでダメージを受けたお肌は、バリア機能が低下してしまいます。
すると、お肌を守ろうとして皮脂の分泌が増えてしまうのです。
油分を取り除きすぎていたかも…と、心当たりのある方はすぐにやめましょう。

洗顔料は汚れだけ落とせるお肌に優しいものを選びましょう。
洗顔時に熱いお湯を使うのも皮脂を取り除きすぎてしまう要因になるので、水かぬるま湯を使って洗顔しましょう。
また、一日に何回も洗顔をする必要はありません。
朝と夜の2回程度にとどめ、朝の洗顔は洗顔料を使わずぬるま湯だけで洗顔するのがおすすめです。

脂浮きや化粧崩れが気になるときは、あぶらとり紙よりもティッシュペーパーを使いましょう。
ティッシュペーパーでかるく押さえるようにしてお顔の油分を取り除くだけで十分に余分な皮脂は取り除けます。

 

保湿をサボってはいけない

洗顔をしてもすぐにテカってくるから……と、洗顔後のスキンケアをしていない人は要注意です。
脂性乾燥肌の方はもちろん保湿が必要ですし、水分量が足りている脂性肌の方も洗顔後はぜひ保湿ケアをしていただきたいです。

洗顔後のお肌はバリア機能が少し低下している状態にあります。
先ほどもバリア機能と皮脂分泌の関係について少し触れましたが、洗顔後のお肌を保湿してあげることによってバリア機能を整え、過剰な皮脂分泌を防ぐことができるのです。
保湿ケアをしっかりと行うためにも、化粧水、乳液はぜひ使用してください。

脂性肌の方は化粧水は使用感がスーッとしたものを好みがちですが、このスーッとする感触はアルコールによるものが多いです。
アルコールはお肌の水分と一緒に蒸発していきますので、水分不足を招きかねません。
ノンアルコールタイプの化粧水で保湿するのがベストです。

また、テカリや化粧崩れが嫌だから乳液は使わないというのも間違いです。
化粧水で水分を補った後は蓋をしてあげなくてはいけません。
また、必要な油分を乳液で補うことにより、身体が油分は十分足りていると認識して皮脂分泌を押さえることも期待できます。
乳液の使用感が重たくてどうしても嫌だという方は、さっぱりしたタイプやジェルタイプなど脂性肌向けの乳液が販売されていますので試してみるのもよいかと思います。

 
いかがでしょうか、脂性肌には2つのタイプがあり、どちらも過剰な皮脂分泌が原因でした。
皮脂分泌を盛んにするアンドロゲンやテストステロンは生活習慣を変えることによって、分泌を減らせるかもしれません。
そして、油分を取り除きすぎず保湿を大切にしたスキンケアを心がけて脱・脂性肌を目指しましょう。

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