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肌のためにはこれだけ必要!コエンザイムQ10で美肌を作る方法



美容 イメージ
 
コエンザイムQ10という成分をご存じでしょうか?
少し前に若返りの成分として大々的にブームになった時には、コエンザイムQ10を配合した化粧品やサプリメントなどが、たくさん店頭に並んでいた記憶のある人も多いことと思います。

まるで魔法のようにアンチエイジングに効果のある成分。
コエンザイムQ10配合の化粧品のポップやCM、雑誌記事などを見て、そんな風に素敵な期待で胸を膨らませた記憶が筆者にもあります。


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確かにコエンザイムQ10は肌や体に取り入れることで、優れたアンチエイジング効果を発揮しますが、それ以外にも健康維持など様々な効果のあるコエンザイムQ10は、実は魔法の美容成分でも何でもない、元々体内で生成されている誰もが持っている成分なのです。
そんなコエンザイムQ10の肌への必要量を、その効果とともにご説明していきたいと思います。

 

コエンザイムQ10の体内の生成量のピークは20歳前後

ヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチン、セラミドなど、人間の体は肌の潤いやハリを維持するために様々な成分を日々生成しています。

コエンザイムQ10もこれらの保湿成分同様に、日々体内で生成されている成分です。
しかしその量は20歳前後でピークを迎えた後は、40代には20代の約8割程度、80代になるとさらに約4割程度と、どんどん生成量が減少してしまいます。

肌はコエンザイムQ10が減少して抗酸化作用が落ちると、活性酸素が増幅し、シミやシワなどのあらゆる肌トラブルを起こしやすくなってしまいます。
親世代がそうだったように、年齢を重ねたら、肌トラブルは仕方無い。と諦める人もいるかもしれませんが、本当は誰だっていつまでも若々しくツヤのある肌でいたいものです。

コエンザイムQ10も、他の成分同様に化粧品で補うことができるものです。
今はプチプライスで入手しやすいコエンザイムQ10配合の化粧品も販売されているので、コエンザイムQ10が年齢とともに少しずつ減少していくということを知り、コエンザイムQ10が配合された化粧品を使用して、効果的にアンチエイジングのスキンケアを続けていくよう心がけましょう。

 

美肌のためにコエンザイムQ10が必要な理由

美肌の天敵、活性酸素を除去する高い抗酸化作用で有名なのは、ビタミンC誘導体やビタミンEです。ビタミンC誘導体やビタミンEは入手しやすく馴染みの深い成分で、しかもビタミンC誘導体は抗酸化作用だけでなく、肌本来の保湿成分であるコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなどの生成を助けることもできる、スキンケアの万能選手と言われるほどの成分です。
アンチエイジングなら、これらのビタミンだけで十分なのでは?と思われがちですが、これらの成分とは別に、コエンザイムQ10を取り入れることも必要なのです。

その理由は、コエンザイムQ10が、補酵素と言われる体のあらゆる場所の細胞に存在する成分で、新陳代謝や内臓を動かすエネルギーを作る、人間が生きていくのに無くてはならない大切な成分だということです。
いくら表面ばかり綺麗になろうとしても、肌の新陳代謝などの機能が上手く働かなければ、本当の美肌を手に入れることはできません。
コエンザイムQ10の量が減少してしまえば、他の美容成分を肌に補っても、なかなか思うようなスキンケアの効果が出にくくなるのはそのためと言われています。

ビタミンCやビタミンEと一緒に使用することで、さらに高い美肌効果を実感することもできるコエンザイムQ10なので、ダイレクトに角質層へ働きかけるスキンケアアイテムとして、毎日無理なく取り入れて行くことがお勧めです。

 

コエンザイムQ10で美肌になるための摂取量は?

美肌になるためにスキンケアで使用するコエンザイムQ10は、どれくらいの量が必要なのか気になることと思います。

実は海外のスキンケアではメジャーなコエンザイムQ10ですが、日本において化粧品に配合された歴史は浅く、正式に認可されたのは2004年で、現在でも化粧品に配合する濃度は上限0.3パーセントまでと、規制されています。
多いものでは数十パーセント配合されたものまである、ビタミンC誘導体やビタミンEと比べて、0.3パーセントと言うと、ごく僅かと思われるかもしれませんが、スキンケアアイテムとして配合するならごく少量でもその効果を発揮するのがコエンザイムQ10です。

また、食品として健康な人が必要なコエンザイムQ10の量は30mgから60mgと言われています。
肉類や青魚、卵やブロッコリーなど、コエンザイムQ10を比較的多く含んだ食材はありますが、元々の含有量が少ないことから、普段の食生活だけで1日に3mgから60mgのコエンザイムQ10を体内に取り入れることは現実的に難しいと言われています。

コエンザイムQ10のアンチエイジング効果は欲しいけれど、サプリメントまで飲むのは面倒な人でも、スキンケアアイテムとして角質層にコエンザイムQ10をダイレクトに補給することができれば、そのアンチエイジング効果は十分実感することができます。
コエンザイムQ10は脂溶性なので、主にクリームや乳液、美容オイルなどに配合されているものが多く、フェイスケアの化粧品以外にも、毎日気軽に使える価格帯のハンドクリームやボディークリームに配合されているものもあります。
ぜひ自分に合ったアイテムを見つけて、使い続けてみましょう。

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