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エクオールを飲みすぎてしまった!副作用はある?



エクオール

 

スーパーイソフラボンという名前や、テレビで紹介されたことで一躍人気の成分となったエクオールは、更年期障害の緩和だけでなく、ダイエットや美肌、健康維持など様々な効果があることから、女性なら誰しも毎日の生活に取り入れていきたい成分の一つです。
しかも、日本人の半数は体内で作ることができない成分にも関わらず、今やサプリメントとしても様々な種類が販売されていることから、エクオール産生菌の有無に関係なく、誰でもエクオールを毎日摂取することが可能です。
そんな良いことずくめのエクオールですが、毎日摂取するにあたり、副作用も気になるところです。
エクオールのサプリメントを摂取する際の副作用の有無と正しい摂取方法についてご説明していきます。

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エクオールの副作用はごく僅か

エクオールは女性ホルモンの一種であるエストロゲンの分泌量を調整する働きをすると言われています。ホルモンに作用するとなると、重大な副作用があるのでは?と思われがちですが、実はエクオールの副作用は、膨満感など胃の不快症状など非常に稀でごく僅かと言われており、ほぼ副作用は無いようです。
また、一緒に摂取することでエクオールと相乗効果を発揮する大豆イソフラボンは、一日にサプリメントで摂取する上限が30mgと定められていますが、食品としてなら、常識的に大豆製品を摂取する範囲では特に意識しなくても大丈夫です。

 
エクオールは大豆イソフラボンがエクオール産生菌と言われる腸内細菌の代謝によって生成される成分ですし、大豆イソフラボンもエクオール同様、女性ホルモンと似た働きをする成分なので、エクオールのサプリメントと一緒に大豆イソフラボンを含む食品を摂取していくことはお勧めです。
ただし、大豆イソフラボンを含む食品を極端に過剰摂取したり、エクオールのサプリメントにも大豆イソフラボンが入っているのに、大豆イソフラボン配合のサプリメントを他にも重複して摂取するような場合は、大豆イソフラボンのサプリメントの上限である30mgを越えないよう、注意しましょう。

 

 

妊娠中・授乳中・婦人系疾患のある人は要注意

健康な女性には嬉しい効果がいっぱいのエクオールですが、妊娠中、授乳中は通常時に比べて女性ホルモンのバランスが激変するので、女性ホルモンに作用するエクオールの摂取は控えた方が良いようです。
また、婦人系疾患で通院中、経過観察中の人、更年期障害緩和のためのホルモン充填治療を行っている人も、エクオールを摂取する前に、かかりつけの医師や薬剤師に相談してから摂取を開始することをお勧めします。
婦人系疾患でなくても、現在薬を服用している場合も、念のため飲み合わせなど確認してから摂取すれば、副作用なくエクオールを取り入れることができるので、必ず自己判断せず、医師や薬剤師、または市販薬なら製造元へ確認の上、摂取を開始するようにしましょう。

 

 

正しい摂取方法で、効率よくエクオールを摂取する

健康で特に薬など服用していない人は、問題無くエクオールを摂取することができます。
しかしエクオールの優れた効果を活かすためには、いくつかのポイントがあります。
まず、サプリメントにはそれぞれの栄養素や成分が最も効率よく吸収されるタイミングがあります。
ビタミンやミネラルのサプリメントは、食後30分以内がベストですが、エクオールは空腹時に最も吸収率がアップする成分なので、朝食の30分前や、食間時など、なるべくお腹が空いて胃が空っぽの時間帯に摂取することがお勧めです。

 
また、エクオールの一日の摂取量は10mgとされていますが、サプリメントに配合されているエクオールが10mg以下でも、決して自己判断で余分に飲んだりしないことも大切です。
他にも、サプリメントの中には、体調に合わせて一時的に摂取するものもありますが、エクオールは基本的に摂取した分は1日から2日程度で体外に排出されてしまう成分です。
このことからもエストロゲンの分泌量を調整する効果のあるエクオールは、毎日継続して飲み続けてこそ、その効果が実感できるサプリメントと言えます。
忙しい毎日だと、どうしてもサプリメントを飲み忘れたりしまいがちですが、できれば外出用のバッグに小さなピルケースに1回分を入れて常備し、家でエクオールを飲み忘れても、出先できちんと飲むことができるよう準備しておくのもお勧めです。

 

 

エクオールをサプリで飲む場合の注意

同じく女性ホルモンを補う効果のある大豆ソフラボンと相性の良いエクオールですが、エクオール以外にも複数の女性ホルモンに効果のあるサプリメントを摂取する際には、必ず成分を確認し、成分が重複して過剰摂取になることの無いよう、確認することも大切です。
他にもサプリメントには、エクオール以外の添加物が配合されています。
配合成分にアレルギー反応が出る成分が無いか、自分の体に合った続けやすいものかどうかをしっかり確認してから購入するようにしましょう。
気になる人は一度、自分の体内でエクオールが生成できるかどうかの検査「ソイチェック」を受けて大豆製品の摂取を考えながら、エクオールのサプリメントを選ぶと、より効率よく安全にエクオールを毎日の生活に取り入れていくことができます。

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