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日本酒化粧水でまさかの肌荒れ?!その4つの原因と対処法




 
日本人が昔から親しんでいる日本酒で作られた化粧水は、日本人の肌になじむスキンケアアイテムです。でも、肌荒れが起きてしまったということもあるんです。原因と対処法を探ってみましょう。


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日本酒化粧水でも肌トラブルはあり得る

日本酒化粧水は、天然成分で作られていて、肌に良いものばかり入っていると思っている人は多いと思います。実際、昔から日本酒を扱う杜氏の人々の手はとても白くてきれいです。最近では、美白効果や保湿効果が高い化粧水として、いろいろな化粧水が出回っています。

でも、良いことばかりと思って使ってみたら、急に肌荒れしてしまったという人もいるのです。赤みやかゆみ、プツプツとした湿疹などが急にできてしまうこともあります。
肌に良いことをしたつもりなのに、こんなふうに肌トラブルに見舞われたらショックですよね。
では、どうして、肌に良いはずの日本酒化粧水で肌荒れが起きてしまうのでしょうか?

 

日本酒化粧水で肌荒れが起きる4つの原因

1.アルコールアレルギー

アルコールアレルギーは、アルコール過敏症とも呼ばれているもので、肌にかゆみや湿疹が出るものです。アルコールアレルギーの人は、ウェットティッシュや制汗剤でも反応が出てしまうことがあります。

お酒が飲めない人は、アルコールアレルギーである可能性がありますから、肌に塗る化粧水にも敏感に反応してしまうかもしれません。
普段からお酒に弱いという人は、日本酒化粧水を使う前にパッチテストを行い、事前に症状が出ないかどうか確認しておくことが大切です。

 

2.アルコール分の刺激

アルコールアレルギーではなくても、敏感肌の場合、日本酒のアルコール分が刺激になることがあります。ひんやりするだけなら問題ありませんが、ピリピリ、ひりひりする場合は使用を控えましょう。

 

3.アルコール焼け

日本酒化粧水をつけた後、紫外線に当たると、アルコール焼けになり、かぶれたり赤くはれたりすることがあります。普段は大丈夫な人でも体調によって発症することもあります。日光に長時間当たる時には日焼け止めを塗るなど、紫外線対策をしておきましょう。

 

4.栄養過多

日本酒はアミノ酸などの栄養が豊富です。天然の成分ですので、肌に良いものもあれば、人によっては刺激が強い場合もあります。これは、食べ物と同じで、人によって好き嫌いがあるように、安全な物であっても肌によっては受け付けない成分もあるということです。

 

肌トラブルへの対処法

どのくらいのアルコールが含まれているのかを知りたいところですが、メーカーの企業秘密事項であることも多く、一概にどのくらいの割合とは言えません。

たとえば、人気の日本酒化粧水では、1%未満のエタノールが配合されていると言われています。もともとの日本酒の度数が気になりますが、原料として、たとえアルコール度15%の純米酒が使われていても、化粧水を作る過程で薄められ、最終的にはわずかの度数にしかならないでしょう。肌に塗った時にひんやりする程度であれば、普通肌でしたら問題はない量だと思われます。

ただ、敏感肌の人、体調の悪い人などは、影響を受けて肌トラブルが発生することもあります。
頻繁に肌荒れが起きる人は、アルコールフリーの化粧水に切り替えたほうが安心かもしれません。

 

日本酒化粧水の選び方

日本酒化粧水を選ぶ際には、いくつかポイントがあります。

 

日本酒およびアルコールの量の目安

成分表示を見ても、アルコール度数ははっきり示されていませんが、注意深く読むと日本酒の量を推し量ることはできます。
「コメ発酵エキス」という表示が、成分表示の中で最初のほうに表示されているものは、日本酒の比率が高い化粧水ということになります。その反対に、成分表示に置いて、「コメ発酵エキス」が初めのほうになければ、それだけ量が少ないということになり、アルコールの量も少ないと考えられます。

 

塗った感触(テクスチュア)

また、テクスチュアがとろりとしているほうが、保湿効果があるように感じると思いますが、日本酒の場合、さらりとしていても浸透力があるので、肌の水分量はじつは多くなるということもあります。

 

美容成分の添加

ヒアルロン酸やグリセリンが添加されているものもありますが、その分、日本酒の濃度が薄くなっています。日本酒の効果をしっかり感じたいという人は、混ざっているものが少ないものを選びましょう。

 

自分の肌に合うものを使うことが大切!

今回は、肌に良いとされる日本酒化粧水で肌荒れしてしまうという問題について考えてみました。
日本酒は、日本人にとって身近な存在ですが、その一方でアルコールアレルギーの日本人の割合は高いと言われています。つまり、日本人だからと言って、誰でも日本酒が飲めるわけではなく、日本酒化粧水も合わない人がいるのです。

化粧品は何でもそうかもしれませんが、肌質や体調によって、ピッタリ合うものは変わっていきます。日本酒化粧水の美容効果はたいへん魅力ですが、お酒自体が合わない人もいるわけですから、肌トラブルが起きてしまったら無理をせず、化粧水の使用を控えましょう。

美肌のための化粧水ですから、無理をせず、使える時に使うというつもりで気楽に付き合えると良いですね。

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