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美肌を取り戻せ!肌のくすみを取るための6つの方法




 
シミやシワと違って、くすみは知らず知らずの間にできるだけでなく、意外とできてしまったことに気が付きにくいものです。
ある日いつものファンデーションが何となくしっくり馴染まず、日焼けしたのか、それとも光の加減か?と思っていたら、実はこれがくすみだったという経験がある人も多いのではないでしょうか。

そんな肌のくすみに気が付いたら、仕方ないと諦めないで、色々な方法で改善していきたいものです。


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くすみ改善に最も大切なのは、毎日知らず知らずの間に行ってしまっている、くすみを作る生活習慣を変えることです。
食べ物やスキンケア、エステや医療機関を受診するなど、様々な方法でくすみを改善する方法をご紹介していきたいと思います。

 

1.食べ物で改善

美肌を作るには、食生活をきちんとすることが大切なように、くすみ改善にも毎日の食生活を意識することが大切です。
朝昼晩の一日三食をきちんと取ることは勿論のこと、野菜もニンジンやほうれん草、小松菜などの青い葉物野菜を含む緑黄色野菜や、玉ねぎやキャベツ、大根など色の白い淡色野菜、果物、肉や魚、卵、乳製品、大豆製品などのタンパク質、ご飯やパンなどの炭水化物をバランスよく摂取していきましょう。

特にくすみが気になる肌は、肌の生まれ変わりのサイクルであるターンオーバーが苦手な場合が殆どです。肌のターンオーバーを促進するビタミンAやくすみの原因となるメラニン色素を除去する高い抗酸化作用のあるビタミンC、ビタミンEなどをしっかり摂取するように心がけましょう。

ビタミンAを多く含む食品には、にんじんやかぼちゃ、うなぎ、モロヘイヤや青紫蘇などがあります。
野菜から摂取できるビタミンAは、βカロチンと言われるもので、多量に摂取しても余剰分はくすみの原因となる活性酸素を除去する働きもするので積極的に取り入れていきましょう。

また、過剰な皮脂分泌が原因のくすみには、レバーや卵、海苔などビタミンB2を多く含む食品がお勧めです。ビタミンB2は皮脂分泌を正常な状態へ整える効果があるので、気になる人は卵や海苔など食べやすい食品を常備して、摂取していくと効果的です。

それ以外にも、ストレスや喫煙、加齢などの血流不良によるくすみには、血液サラサラ成分であるDHAを含む青魚や、玉ねぎ、にんにく、ねぎなど臭いの強い野菜をたっぷり取って、滞りがちな血流を改善していきましょう。

水や白湯を中心に、毎日水分をしっかり取ることも血流を滞らせないためには大切です。1日に必要な水分量は約3リットルと言われています。食事からも水分を補給することはできますが、水や白湯、麦茶などノンカフェインのお茶などを利用して、1.5リットルから2リットルの水分を意識して取ることも忘れないようにしましょう。

 

2.洗顔で改善

くすみが気になる人がやりがちなのが、洗顔やクレンジング時にゴシゴシ力を入れて顔を擦ってしまうことです。
気になるくすみを一日でも早く解消したいために、くすんでいる部分を念入りに擦りたい気持ちは分かりますが、肌に余分な負荷をかけることは、逆にくすみを悪化させることに繋がるので逆効果になります。

洗顔でくすみを解消するためには、まず正しい洗顔方法を知ることが大切です。
正しい洗顔方法とは、洗顔料を泡立てネットなどを利用してしっかり泡立てて、泡で肌を撫でるように優しく洗う方法です。

すすぎのお湯も熱いものや、直接シャワーを顔にかけるのは肌への負担となるので、人肌より少しぬるいと感じる温度のお湯で、そっと肌を押さえるようにして洗顔料を落とすことがポイントです。

しっかり洗顔料を落としたら、タオルドライの際も絶対に擦らないように気を付けましょう。TVで女優さんが顔を拭くみたいに、ポンポンとタオルで顔を押さえるようにして水気を切ると、肌への負担も少なく、くすみ改善に効果があります。

また、洗顔方法以外にも、使用している洗顔料やクレンジングが肌に合わない場合もくすみの原因になります。
クレンジングや洗顔料を使用しているのに、ニキビがなかなか治らない場合や、時々悪化するような場合は使用しているクレンジングや洗顔料が肌の負担になっている可能性があるので、敏感肌用のものに変えたり、無添加の固形石鹸にしてみるなど、一度洗顔料を見直してみるのもお勧めです。

 

3.化粧品やパックで改善

くすみを改善するためには、毎日のスキンケアが欠かせません。
しかしそれぞれのくすみの原因に合ったアイテムを選ばなければ、くすみを改善することは難しいものです。

乾燥や加齢が原因のくすみには、肌本来の保湿成分であるヒアルロン酸やコーラゲン、セラミドなどが配合された保湿力の高いスキンケアアイテムを使用することが必要ですし、過剰な皮脂分泌が気になるけれど、角質層は乾燥しているインナードライ肌が原因の場合は、保湿ケアにプラスして皮脂をコントロールする収斂化粧水などを取り入れるのも効果的です。

また、日焼けによるくすみには、メラニン色素の生成を抑制する、アルブチンやトラネキサム酸、コウジ酸などの美白成分が配合されたもので、できてしまったくすみを少しずつ改善していくこともお勧めです。

他にもくすみ改善のスキンケアには、化粧水や美容液など毎日使用するアイテムだけでなく、スペシャルケアとして用いることの多いパックも効果的です。市販の美白効果のあるパックや、古い角質を取り除くパックもくすみ改善のケアに取り入れて行きましょう。

お勧め!手作りヨーグルトパック

手頃なところでは、冷蔵庫にあるヨーグルトを利用した手作りパックがお勧めです。

やり方はヨーグルトと小麦粉を大さじ1ずつ混ぜ合わせ、顔に塗るだけです。小麦粉を混ぜることでヨーグルトが垂れるのを防ぎ、毛穴の汚れを吸着します。
5分程放置したらぬるま湯や水で洗い流していつものスキンケアをしましょう。

ヨーグルトはお砂糖のはいっていないプレーンタイプのものなら何でも大丈夫です。
ヨーグルトパックを続けることで、ターンオーバーの苦手なくすみの気になる肌の古い角質を少しずつ除去し、肌の潤いをアップさせる効果が期待できます。
とても手頃で安価なので、気になる人は試してみましょう。

 

4.ピーリングで改善

くすみが気になる肌は、肌の生まれ変わりのサイクルであるターンオーバーが苦手で、古い角質が残りがちです。
そんな残ってしまった古い角質は、なかなかいつものクレンジングや洗顔だけで落とすのは難しいので、ピーリングをすることをお勧めします。

ピーリングと言うと、エステなどで行うイメージですが、市販のピーリング効果のある化粧品を使用すれば、誰でも自宅で簡単にピーリングを行うことができます。

お勧めピーリング化粧品

お勧めのピーリング化粧品としては、石鹸タイプのものや、洗顔料、ジェルタイプのものだと洗顔時にピーリングすることができるので、使いやすいです。

入手しやすいところでは、アロヴィヴィの角質ポロポロハトムギジェル(100g 1,200円税別)やペリカン角質御免洗顔石鹸(100g 800円税別)がお手頃でお勧めです。

また、クレンジングリサーチウォッシュクレンジング(120g 1,000円税別)は、フルーツ酸のピーリング効果でくすみを改善します。

ただし自分で行うピーリングは、やりすぎれば逆にくすみが悪化したり、肌トラブルの原因になってしまいます。
毎日続けると肌がヒリヒリする場合は、3日に1回や1週間に1回など、自分の肌に合った間隔で続けて行くことが大切です。

 

5.エステで改善

くすみを改善するスキンケアを頑張っているけれど、なかなか効果が実感できない場合や、じっくりスキンケアをする時間が無い場合は、エステを利用するのもいいかもしれません。

エステではピーリングや美白パックなど、プロが施術してくれるので、市販の化粧品よりも即効性があるのが特徴です。
くすみケアに欠かせないピーリングも、市販の化粧品でもお馴染みのフルーツ酸だけでなく、レーザーを使用したものやクリスタルやダイヤモンドなどの鉱物を使用したものなど、エステならではの方法も選択できます。

また、日焼けが原因のくすみも、市販の化粧品よりも配合濃度の高い美白成分を使用してもらえるので、より効率よくくすみ改善の効果が実感できるのも嬉しいところです。

エステを利用する場合は、施術料金がそれぞれの店舗によって異なるので、事前にチェックして、続けやすく自分に合った店舗を選びましょう。
また、肌が敏感でエステでの施術が合わないのではないかと心配な場合は、店舗によってはお試しコースや体験コースを設けているところがあるので、利用してみると安心です。

 

6.皮膚科に行く

痛みを伴うニキビや、火傷なら皮膚科を受診するけれど、くすみで受診するのは何だか気が引けると思っている人もいるのではないでしょうか?

確かにエステサロンと違い、医療機関である皮膚科をくすみで受診するのは、ちょっぴり敷居が高いものです。
しかし皮膚科を受診すれば、自宅でのスキンケアで試行錯誤しなくても、適切な治療を受けることができるというメリットがあります。

皮膚科でのくすみの治療には、ピーリングによる色素沈着の改善や、光を照射する治療によるターンオーバーの改善、イオン導入によって美白成分や美容成分を肌に浸透させる治療など、様々な治療を受けることができます。
特に「肌の漂白剤」こと最強の美白成分であるハイドロキノンは、市販の化粧品では配合量に上限が定められていますが、医療機関である皮膚科ならより高濃度で効果の高いものが処方されます。

また、ビタミンA誘導体の中でも最も効果の高いトレチノインは、市販の化粧品では販売されていないので、皮膚科を受診することで初めて処方される成分です。
これらの成分は薬として処方されるので、使用期間や使用方法、回数などを厳守する必要がありますが、その分市販の化粧品には無い、即効性が実感できるのが魅力です。

それ以外にも、トラサミンやビタミンC、ビタミンEなども薬として、医師の判断の元、一番自分のくすみに効果のあるものが処方されるので、安心してくすみケアを続けることができます。

スキンケアを続けてもなかなかくすみが改善しない人は勿論のこと、長年くすんだ肌を半ば諦めかけている人も、一度皮膚科を受診して適切なくすみの治療を受けてみることをお勧めします。

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