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思わぬトラブルも?アセロラを飲む際に注意すべき点



便秘解消
 
アセロラは果物である上に、ドリンクや飴、ガムなどのお菓子でも多くみかけることから、とても安全で身近な食品というイメージです。
しかしお菓子やジュースで摂取している分には大丈夫でも、サプリメントや健康食品で摂取するとなると、いくつか気を付けなければならないことがあります。
そんなアセロラを飲む前に気になることについて、ご説明していきたいと思います。


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妊娠中にアセロラを飲んでも大丈夫?

妊娠中の女性の体はとてもデリケートですが、アセロラを摂取することは基本的には問題ないとされています。
むしろ、アセロラを摂取することで、ビタミンCを無理なく取り入れることができるので、免疫力をアップさせて、風邪などの感染症にかかりにくくなったり、ひいてしまった風邪を早く治すためのサポート的な役割も果たすことができます。

ただし、アセロラには葉酸が含まれています。
葉酸は妊娠初期の赤ちゃんの発育に欠かせない栄養素ですが、過剰摂取してしまうと、逆に赤ちゃんの発育に悪影響を及ぼす可能性もある成分です。

妊娠時の葉酸の摂取量の目安は480μgとされています。
サプリメントなどでアセロラを摂取する際は、必ずこの葉酸の量を越えないように注意することも大切ですし、複数のサプリメントを同時に摂取している場合も同様です。

また、アセロラはビタミンCの王様と言われているほど、豊富なビタミンCを含有しているので、妊娠中で粘膜が敏感になっている場合には、胃や腸の負担になる場合もあるかもしれません。
食事の後に摂取するよう心がけるなどして、なるべく胃腸への負担をかけないようにしながら上手に食生活に取り入れていきましょう。

また、妊娠中でも体調がすぐれなかったり、医師の治療を受けている人の場合は、サプリメントや健康食品を摂取する前に、必ず医師や薬剤師に確認してから始めることをお勧めします。

他にも、サプリメント自体に妊娠中の摂取を控えるように指示がある場合は、必ずその指示に従うことも大切です。

 

気をつけたい!薬との相互作用

アセロラはドリンクやサプリメントなど、スーパーやドラッグストアなどでも気軽に入手できる商品が多いことと、アセロラ自体が果物であることから、お薬と一緒に摂取することを気にしない人も多いことと思います。
しかしアセロラ配合のサプリメントやドリンクには、ビタミンCや葉酸、カリウムなどの成分がたっぷり含まれています。
これらの成分の中には、お薬と一緒に摂取することで相互作用を発揮するものもあるので注意が必要です。

例えば、貧血で処方される鉄剤と一緒にアセロラを取ると、鉄の吸収がアップします。
これは貧血の人にとっては嬉しい相互作用になりますが、アセロラは基本的に他のお薬の吸収率もアップさせる効果が高いので、薬によっては副作用が起こる可能性もあると言われています。特に女性ホルモンに働きかける薬と一緒に摂取すると、吸収率が大幅にアップしてしまい、吐き気や頭痛、しびれなどの副作用が起きる場合もあるので注意が必要です。

また、カリウムが含まれているので、腎臓疾患で治療を受けている人も注意が必要です。
市販薬や医療機関から処方されたお薬、漢方薬など様々なお薬を服用している人は多いですが、アセロラをサプリメントなどで摂取する際は必ず医師や薬剤師に一緒に摂取した際の相互作用について確認してから飲み始めることをお勧めします。

 

アセロラの効果が弱まってしまう食品の組合せは

お薬との相互作用だけでなく、食品同士でもお互いに作用しあって、その効果を高めたり、弱めたりすることがあります。
例えばアセロラはビタミンCやβカロチンなどのビタミン類を豊富に含んでいますが、一緒にコーヒーや紅茶、コーラなどカフェインが多い食品を摂取すると、せっかく取り入れたアセロラのビタミンを体外に排出してしまうことになります。

他にも白砂糖たっぷりの甘いお菓子や飲み物、過度の飲酒も、ビタミンCを体外に排出してしまったり、壊してしまうので、注意が必要です。
せっかく摂取したアセロラの栄養成分を無駄にしないためにも、アセロラを摂取するタイミングとこれらの食品を摂取するタイミングをずらしたり、日頃から摂取量を減らしていくことが効果的です。

コーヒーや紅茶は気分転換に欠かせないという人も多い飲み物ですが、一日中水代わりにガブガブ飲むのは止めて、食間に一日2~3杯を楽しむようにすれば、アセロラから摂取したビタミン類を排出してしまう心配もなく安心です。

仕事のストレス解消などで、スイーツやチョコレートが止められない人や、お酒が大好きな人も、なるべく摂取量を減らしたり、スイーツの代わりにドライフルーツや甘酒、豆乳、お酒の代わりにノンカフェインのハーブティーなどを上手に活用して代用していきましょう。

喫煙はビタミンCを破壊する

また、食品ではありませんが、喫煙もせっかく摂取したアセロラのビタミンCを破壊してしまいます。
喫煙の習慣のある人は、喫煙の習慣のない人と比べて、体内のビタミンCが約60パーセント程度しかないと言われています。
喫煙を続けるためにアセロラでビタミンCをしっかり補給するという考え方もいいですが、摂取したアセロラのビタミンCやβカロチンをしっかり美容や健康に活かすためには、できればタバコは禁煙することをお勧めします。

せっかくアセロラを食品で摂取するからには、アセロラの効果を存分に活かしていきたいものです。
アセロラの効果を弱めたり、排出してしまう食生活や生活習慣を止めて、アセロラの栄養をしっかり美容やダイエット、健康維持に役立てていきましょう。

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