> >

乾燥肌の多くは自称乾燥肌!肌が乾燥する原因は自分が作り出している



乾燥肌
乾燥肌、敏感肌、普通肌、脂性肌、混合肌など、肌の状態を表す言葉はいくつもあります。これらいくつもある肌の状態の中でも、乾燥肌の女性はとても多いものです。
無人島に何か一つ持って行くなら何にする?と聞かれて、間髪入れずに「保湿クリーム」と答えた人すらいるほどです。そんな辛い乾燥肌は生まれつきだから仕方ない、と諦めている人が多いと思いますが、乾燥肌の多くにはちゃんと原因があるものです。
乾燥肌を作る、肌が乾燥してしまう原因についてご説明していきます。

スポンサードリンク


 

 

毎日の間違いスキンケアが乾燥肌を作る

乾燥肌の人の中には、本当に生まれつき乾燥しやすい人と、そうでない人がいます。前者の場合はアトピーだったり、角質層が敏感で極度の敏感肌だったりする場合が多く、薬やスキンケアでの対処が必要な乾燥肌です。
しかし後者の場合、まさに自称「乾燥肌」。毎日何気なく行っている行動や習慣によって、乾燥肌が作られている場合が殆どです。

 
例えば、乾燥肌を改善するために日夜頑張っているスキンケアも、間違った方法で行えば肌の乾燥をより悪化させてしまいます。
まず肌の乾燥の原因となるのが、擦り過ぎのスキンケアです。洗顔時に洗顔フォームを十分に泡立てずに手のひらでごしごしと肌を擦ってしまったり、落ちにくいメイクを落とそうとクレンジングの際に力を入れて擦ってしまうのも乾燥肌の原因になります。

 
また、合成界面活性剤や防腐剤、シリコンなどが肌の刺激となり、使う度にピリピリ沁みたり、肌荒れしてしまうような、肌に合わない成分の化粧品を連用するのも、肌のバリア機能を壊して乾燥させる原因となります。
洗顔やクレンジングは、泡立てるタイプのものはしっかり泡立てて、そうでないタイプのものも、手のひらで絶対にゴシゴシ肌を擦ったりせず、優しくヒヨコの背中を撫でる要領で洗うことをお勧めします。
また、洗顔のすすぎにシャワーを直接顔にかけたり、熱いお湯で洗うのも肌を乾燥させてしまいます。
すすぎのお湯は人肌より少しぬるい温度のものを使用して、仕上げに水で引き締めるとより効果的です。
保湿やアンチエイジングで使用するスキンケアも、連用しても肌に負担を感じないものを選んで、肌のバリア機能を大切にし、肌の潤いを守りましょう。

 

 

オフィスの空調や外気も乾燥肌の原因に

クールビズやウォームビズで一昔前よりは改善された職場も多いですが、それでも毎日長時間過ごすオフィスの空調は、乾燥肌の原因になります。
卓上の加湿器を用意したり、こまめに水やお茶で水分補給するとともに、肌の水分を長時間保持できるヒアルロン酸配合の化粧品を使ったり、肌の潤いを逃がしにくい油分多めの保湿クリームを使用して、上手に肌の乾燥を防いでいきましょう。

 
また、外で過ごす時間が長い人も、紫外線を浴び続けることが肌を乾燥させる原因になります。
UVケアクリームやファンデーションを重ねて、汗をかいても日焼け対策が持続するようなベースメイクを心がけるとともに、アームカバーや帽子、UVカットスカーフなどを使用して、なるべく肌が紫外線に直接あたることが無いよう、工夫しましょう。
休憩時間にUVカットパウダーなどを重ね塗りすると、より効果的に肌の乾燥を防ぐことができます。
自分が続けやすい方法で、毎日の紫外線対策をして、肌の乾燥を防いでいきましょう。

 

 

偏った食生活や不規則な生活習慣も原因

スキンケアもUVケアも頑張っているけれど、何故か肌が乾燥するという人は、もしかすると毎日の食生活や生活習慣が乾燥の原因になっているかもしれません。
例えば、毎日三食食べる食事内容はどうでしょうか?忙しいからと言って、コンビニ食や外食が続いていたり、パスタとパンや、カップ麺とおにぎりなど、炭水化物ばかりを取って、野菜や肉、魚などのたんぱく質が不足しがちな場合も肌の乾燥の一因になります。

 
偏った食生活以外にも、自分にご褒美として好きな人も多いスイーツやチョコレートも、白砂糖の過剰摂取によって、乾燥や新陳代謝に必要なビタミン類を体外へ排出してしまうことに繋がります。食べるなら昼食後や午後3時にほんの少し楽しむようにして、毎日継続的にたくさんの量を食べることは止めましょう。

 
その代り、野菜を一日350g食べるように心がけ、食事には必ず肉や魚、卵、乳製品、大豆製品などのタンパク質を含む食品を、1品は加えるように心がけましょう。これらの食品を意識してバランスよく摂取していると、自ずと乾燥予防に効果のあるビタミンAや、新陳代謝を活発にするビタミンB群なども不足なく摂取できます。
肌はスキンケアだけでなく、毎日の食事で取りこんだビタミン類やタンパク質で作られ、血管を通して運ばれた栄養素で保湿や肌細胞の生まれ変わりのサイクルを整えるなどして、健康な状態を維持しています。

 
スキンケアやサプリメントに頼るだけでなく、しっかり毎日の食生活を見直していくことは乾燥した肌を改善するためにとても大切です。
また、食事だけでなく、毎日の生活習慣も肌の乾燥の原因になります。
夜更かしで睡眠不足が続いたり、日頃あまり運動しない生活を過ごしている場合は、何とか睡眠時間を確保するようにメリハリのある生活を始めるとともに、通勤や買い物の一部を徒歩や自転車に変えて、無理なく体を動かす習慣も取り入れていきましょう。
ストレスも肌を乾燥させる一因になるので、これらの日常的な運動がストレス発散に繋がるとより効果的ですし、喫煙の習慣のある人は禁煙することをお勧めします。

このエントリーをはてなブックマークに追加


スポンサードリンク
スポンサードリンク

Comments are closed.